私は28歳の女。


1月生まれ🌕の女。


生まれてきて物心着く頃から家族に疑問を感じて生きていた。


いつしかその疑問は


家族崩壊への確信へとかわっていった。




幼少期


我が家では毎日姑からの嫁いじめ・家族ぐるみでの


嫁いじめが頻発していた。


事あることに私の母はいじめられていた。


父は帰るなり「めし。」


と一言。


帰ったばかりの母へ吐き捨てる。


母が「今からつくるね」と言うと毎回返しは舌打ちだった。





私には兄が1人いる。


とても心優しい兄だ。


そんな兄の優しさを大きく感じたのは私が高校生の頃だった。


兄は寮に入っており家には私と両親のみだった。


ある日の夜


両親が大喧嘩をして怒鳴りあっていた。


怒鳴りあうというよりも


父が母を一方的に罵っていた。


耐えられなくなった私は携帯で兄にことの事情を説明しながら外の階段にいた。


「お前は俺から連絡があるまで家に戻るな」


そう言って電話をきりしばらく経った頃。


「もう帰っていいぞ」


その言葉を交わし帰宅した。


すると大喧嘩が嘘のように静まり返っていた。






後に聞いた話では


あの電話の一本目の後、兄が家に電話をして


両親を怒鳴り上げたらしい。


「女 を泣かせるなあ!」と。


今となっては思い出話だが


聞いた当時は涙が込み上げてきた。



ありがとよ


兄。





我が家はいつだって嘘まみれ。