この週末はいろいろありました。
GIANTのグラビエというグラベルクロスバイクを買った友人が、想像以上に自転車にハマりまして…
中古のロードバイクを探す!と言い出すんですよ。
大変喜ばしい事です。(沼へようこそ)
そこで、私がお世話になっているショップにサイズ50くらいの良い中古車が入ってないでしょうか?(友人が言っていた予算的に中古車しか厳しかった)と問い合わせすると…
なんと!!
驚く巡り合わせ。
幸運な事にサイズ50の2018 Emonda SLRが入ってきてます!とのこと。
なんか持ってるなー…友人は。
注文していたSRAM Eagle GX組み替えの為に、Procaliber 9.5をショップに持ち込むついでに現車を確認すると
Emonda SLR6の中古車両でした。
私が初めて買ったEmonda SL5と同じ年式(2018)
初めてEmonda SL5を買った当時の私は、ロードバイクを買う事自体が相当な思い切りが必要だった為にSLRとか高み過ぎて、かえって当時新車で売っていたモデルの方が詳しくないので調べたんですけれど…
Bontragerのxxxカーボンハンドルが標準(!)
機械式のフルアルテ!
ホイールは、当時のミドルグレードホイール
サドルなどは純正アッセンブルから変更されていました。
純正アッセンブルのホイールは前オーナーが別のホイールに変更されていた為に、TNiのアルミリムで組まれた手組ホイールへ変更された個体として売られておりました。
ホイールは好みが現れる部分なので、友人がこれに乗ってみて欲が出たら変更しなきゃなりませんが、このリムで組まれたホイールは前後で1300gを切る軽さなので…堅さを求めない限りはこのホイールでも良いのでは…という結構良いホイール付でお値段は書けませんがかなりの破格で譲っていただける事に。
ていうか、最終リムブレーキのEmonda SLRって今は底値なんスね…。
お値段聞いて切なくなりましたw
当時これが新車だった頃は、このアッセンブル内容で税込み約60万円!
xxxカーボンハンドルまでついてきて、そのお値段。
なんというバーゲンプライスだったんだw
と今更知るわたし。
2018ちょっと前あたり~2020年くらいまでが、近年のロードバイク界隈ではお買い得年でしたね。
思い返せば、Emonda SLR以外でもかなりお買い得なモデルが続々と出ていましたよね。
Specialized Vengeとか、バーゲン以外の何者でもなかったですよねw
と、回想はそこまでにしておいて…
走行による小傷はあるものの、全体的にビッカビカ。
前オーナーさんがいかに大事に乗ってきたかが伺える個体でした。
現車を前にした友人はむちゃくちゃ喜んでましたよw
中古で探してるねん~…
って電話で会話していた時に、まぁ予算的に厳しいかな…って言いつつ時々話題に出ていたEmonda SLR。
ディスクロードが無理ならリムブレーキでも構わない。
とにかく後悔したくないモデルを買いたいと友人は言ってました。
まさか、理想の中の一台が現実に買えるとはw
友人の幸運に乾杯ですね~。
凄い!
軽い!
むっちゃ進む~!!
と喜びつつ乗っていて、私たちは乗る事前にも友人に伝えていましたが
「あまりにハッスルしすぎると、脚が早々に売り切れて大変になるでw」
と伝えていたんですけれど、案の定…
清滝峠の前半終わったあたりで終了w
洗礼を早速受けておられましたw
その様子も含めて楽しそうでしたけれどw
一方私の方は、マウンテンバイクを預けて土曜日の夜は別の用事で出掛けます。
日曜日の朝。
妻がインストラクターを務めるヨガ教室に参加すべく、ダホンで出掛けるんですけれど…
忙しさにかまけて、XT(Deore系の11速)スプロケを発注したけど入荷がいつになるかわからない。
そのせいで、キングジデコで割と走りこんでそのスプロケへの熱意がちょっと落ち着いた時期に入荷がありまして、現状間に合わせで取り付けているR8000系の11-32Tスプロケでも結構走れるので、まぁまたいつか取り付けたらいっか。
…
この流れでつい最近、「あ、持ってるやんかw」と再認識するまで失念していた11-42Tスプロケを、思い出しているうちに取りつけておかねばw
という事で、ダホンで出掛ける前にいそいそとスプロケを交換。
画像が何故か回転してしまっていますけれどw
チェーンリング42Tのシングルなので、これで1:1まで実現。
今までは42/32で最も軽いギア比でも1.3…を超えていたので、グラベルロードなのに我が家のロードバイクの中で、最も男前なギア比だったキングジデコなんですが、これで走破できるエリアがグッと拡がりましたね。
今後はキングジデコでも北摂他、エリアを問わず走りに行けますね。
マドンの調子が悪いとか、メンテの時にエモンダで行くかキングジデコで行くか…
行先の勾配斜度によって使い分けていましたが、キングジデコの出番が今後は更に増えるでしょう。たぶん。
輪行となると、リムブレーキのエモンダがやっぱり安心かつ便利なんですよねー。
話しが逸れました。
さて、ブラックフライデーでSRAMのグループセットが安い!
と教えていただいて、発注したものの注文したパーツで約8万円。
クランクセットと、リアディレイラー、シフトレバー、チェーンで8万円。
あれw
安くなってないやん?
と不安になったんですが、店長から「最後のカーボンクランクでしたわ!ラッキーでしたね」と聞いて
逆に(´・ω`・)エッ?
となる私。
そう、Eagle GXのカーボンクランクは今の確かな国内の正規価格を知らないんですけど、ネットで見る限り77000円っぽい。
いくらブラックフライデーで割引が凄い!と言っても、クランクセットだけで約8万円してんのに、他のパーツも点けてそのお値段で買える!?
と不安になったんです。
その後、他のパーツの現在の正規価格を調べてみると…約3割引だった場合、それは成り立つと予想がついて安心していましたが、実際に入手するまではちょっと怖いな…(SRAMは高いというイメージ)
前置きが長くなりましたがw
結果は…
Eagle GXのカーボンクラックセットでした!
とても嬉しい。
むちゃくちゃ軽いですよ。
Eagle GXと言えば、シマノでいう「105」グレードなんですが軽さに定評のあるDUBクランクだけあって、105グレードですが手で持っても非常に軽い。
32Tチェーンリング、175㎜のクランクセットですが実測で565g(ネットでは555gらしい)ととても軽い。
そして、REDクランク使っているのもあって認識しやすいんですけど、やっぱりカーボンクランクは細かな振動の減衰にも長けています。
MTB用のエアボリュームのあるタイヤだからちゃうんw
と思われる方もいらっしゃると思いますけど、やっぱ違うんすよね…。
これはフィールド行くのが楽しみです。
また、このMTBの経歴を簡単に書くと
・元々はDeore M6100がメインで組まれているアッセンブルだった(ティアグラ相当のグループセット)
・変速自体は悪くないんだけど、やっぱり変速が頼りない場面がある(トルク抜いたら問題はありません)
→Deore XT M8100(アルテグラ相当)の機械式リアディレイラーのお値段を聞くと、その当時はなんと12600円!
安くない!?アルテ相当でしょ!?
って事で発注、交換。M6100リアディレイラーは予備パーツとして保管。MTBなのでいつ逝ってもおかしくないんでw
→M8100リアディレイラー、M6100スプロケの時の操作感
確実に変わる。
でも、なんとなく変速がロードバイクのアルテグラよりは気持ちよくはない。
でも確実に変わるからヨシ!という感じでした。(これに関しては後述)
・手組ホイールの後輪を発注。
店長のイージーミスにより、シマノHGフリーボディしかないハブで組んでしまうw
店長のミスなので、ハブ変えて組み替えてもらっても良いんですが、シマノHGフリーハブに使えるSRAM Eagle NXの11-50Tという12速スプロケの存在を知り、そのスプロケを発注して装着して使う。
→変速は、まぁ問題なくできる。
→ただし、なんか変速が苦手なギアがある(下から3~5枚目付近)
しかし、これは慣れの問題だろうと思いそのまま使ってました。
が、やっぱり気になる。
仕事で忙しくて、それっきりフィールドには行けてないけれど、この感じでフィールドに行って厳しいところを走っている時に変速にまごついたら…?
まぁ足ついてまた走れば良いだけですが、少ない機会で走りに行くので、その少ない機会をめいっぱい楽しみたいよね…と、思わなくもない。
って時に、冗談で店長にSRAMのグループセットについて質問するとブラックフライデーでかなり割引販売しているのを聞く。
今に至る。という流れなんです。
店長に預けに行く前に、淀川河川敷の簡易なグラベル路面も走ってみたりして、M8100リアディレイラーとEagle NXスプロケの具合も確かめて再認識してから店長に預けました。
以前と以降でどうフィーリングが変わるか。
そんなに試せない(費用的にもw)貴重な機会なのと、ちょっと時間的に余裕があったんで確かめました。
そして、納車されまして友人のEmonda SLR納車にお付き合いしたついでに友人を送っていく流れで第二京阪下などをSRAM Eagle GXに組み替えたProcaliber 9.5で走ってきました。
舗装路ばかりなので、完全なインプレッションはフィールドに行ってからとなります。
そして、イチ素人の感想なので参考程度に留めてください。
・まず驚いたのが滑らか。
変速はシフトレバーのカチッ、カチッとした節度感含めて後ろ側でもカチッカチッと変わるんですけど、なんか滑らか。
これはRED eTAP AXSやFORCE eTAP AXSでも感じられるフィーリングなので、SRAMに通じるフィーリングなのかも知れません。
・確実に変わる。
MTBのグループセットに関しては、キメラ構成でも変速ができる。
というネット記事を散見できますが、やっぱりメーカーは統一した方が確実ですね。
同じ12速同士でも、微妙に…ギアピッチなどが違うんでしょうね、きっと。
Deore同士の組み合わせの時のシマノは、変速確実でしたもの。
今回も同じくSRAM同士の組み合わせに統一した事で、トップギアからローギアまで淀みなく問題なく確実に変速が決まるようになりました。
そして、今回驚いたのが「変速が滑らか」という事実。
Deoreは、確実に変速が行われるもののロード用グループセットと違ってどこか…なんとなく…フリクションというか、なんかちょっと違うなー…というのを感じていたんですよ。
恐らくですけど、チェーン落ちリスクを抑える為、Deoreはリアディレイラーのバネが強いんだと思います。
それでスプロケにチェーンを押し付けている分、フリクションがあるんでしょう。
それはR8000やR9100以降の、シャドーデザインを取り入れてリアディレイラーのバネがシングル化されたロード用グループセットも若干感じます。
Eagleのリアディレイラーはまだ詳細を観察できてませんが、それが緩く感じるという事は以前のシマノ製グループセットも持っていたリアディレイラーのバネが二つあって、緩いテンションでもバネが二つそれぞれの仕事を受け持つ事で、チェーン落ちも防ぎつつテンションを抑える事ができてるんじゃないだろうか?
この記事を書いてる本日、早速半徹で帰宅できないんで帰宅できた時に再確認となりますがw
Eagleはそういう構成になってんじゃないか?って思いました。
ブラックフライデーで安く買えたのでなおさらなんですけれど、今回のお買い得感はとても高かったです。
今年中にフィールドに行くのは厳しいかもですけれど、来年フィールドに行くのが今から楽しみです。