いろいろあって、やっとドグマへ組んだSRAMのシェイクダウン走行に行く事ができました。
ライド仲間の方と三人で、近場をグルっと走ってきました。
(実はこの時、私は風邪からの病み上がりだったんですw)
おっ!?
写真が回転しないぞ!?w
もう暑すぎて身の危険しか感じないのと、私が風邪ひいた病み上がりだったので無理せずに50kmほどで帰宅しましたw
なので近場を走っただけです。
おっ!
今回はマジに写真回転しないぞw
組んでもらったショップの帰り道に私が感じたように、Force AXSのリアディレイラーでも変速に何ら問題がない…どころか、Forceでええやんか?って思えるほどの精度と変速速度で変速してくれます。
これは、私が使っていたRED AXSのプーリーとゲージに入れ替えている効果もあるかと思います。
それと、最も効果的なスプロケットとチェーンも新品w効果ですね。
今回の写真は本当に回転しないなぁw
…それはともかく。
女性はスペックや思い込みではなく、直感的に評価をする事があるのですけれど
今回も妻は鋭い指摘してきました。
「ハンドルが若干重くなって、以前より慣れが要る」
これには驚きました。
さすがやなと。
実は、シフトレバーに関してはSRAMは完全なる無線電動を実現している機能とレイアウトの関係で、そこにボタン電池をセットしています。
他にも何かあるんでしょうねw
シマノDi2と比べて、SRAM eTAP AXSの方がシフトレバー単体で重量比較をした時にひとつあたり50g重いんですよ。
ふたつで100g差ですね。
それを敏感に感知したようです。
最近、暑い中乗るのが嫌で二か月に一回くらいの割合でしかロードに乗らなかったので久しぶりに乗った。って割には敏感ですw
まぁ久しぶりに乗ったから前傾強い姿勢から、そういう風に感じたというアレもあるかもですけれど。
今回のSRAMへ組み替えで、妻が感じたネガティブなところはそこだけでした。
機材に興味が薄くて、表現が上手くない妻に端的に言って今回のSRAMは何点?
と、帰路で聞いてみたところ
妻「以前のシマノが1としたら、今回のSRAMは10」
聞いたこちらが驚くほどの回答でした。
なんでそこまで極端やねん…?と思って「なんで?」と聞くと
妻「Di2は、変速速いんやけどなんかガツンガツン来るねん。」
妻「時々、押した以上に変速して困る事もあった」
妻「それと比較すると、今回のはスムーズに押した数だけしか変速しないから
とってもわかりやすいのと、滑らか。こっちの方が好き」
妻「あと、気のせいかも知れないけれど、足が楽になったんと静かになった」
私もたまに勝手に借りて乗った事があるので、私の感想と妻の感想を交えて要約すると…
①Di2は、変速速いんやけどなんかガツンガツン来るねん。について
→特にリア変速ですが、変速速いんですけど「ジャンプする」時があるんですね。
それの事を言ってるんだと思います。
慣れたらシマイで、ジャンプしても下がり過ぎたんならシフトアップして戻せば良いだけ、逆の場合なら落とせばいいだけで
もっと慣れたら一速ずつ変速も問題なくできるんですけどね。
疲れてきて注意力が散漫になった時にコレくると疲れる…ってのはあるのかもしれない。
私みたいに興味ある人間がずっと使っていたら、そういうジャンプ起こさないように操作する癖がついていって解決する問題ではあると思うんですけど、そこは妻の感想…という事で。
②今回のはスムーズに押した数だけ…について。
これはSRAMの美点だと思います。
変速をカチッ!と終了するまでのタイムラグを比較する人や、比較する動画を出している人が割といらっしゃいますけど、変速を評価するのってそこだけ?w
とは、私自身動画などを見ていて疑問しかなかったです。
どんなに疲れている時でも、荒れた路面で長いダウンヒルをしていて緊張している時などで「確実に、操作した分しか変速しない」事が絶大なる安心感につながる事実があるというのは、誤解を招きそうで恐ろしいですが素人の正直な感想として書いておきます。
また、RDのフルードダンパーが配置されている関係もあるのかチェーン落ちがSRAMでは一回もありません。
TwitterなどでSRAMのグループセットでもチェーン落ちしている画像を見かける事がありますが、あれって逆にどうしたらそうなったんか聞きたいw
くらいです。
恐らく、ディレイラーのセットアップ時に変速速度を重視するがあまりに大事なところの詰めが甘いんじゃねーのかな?って予想しています。
それとも、私がお世話になっている店長のセッティングが神すぎるのか?
偶然の重なりか?w
私だけでなく、今後は妻も実際に使っていくので試行数が増えてこの辺の事実をより確実に確かめていくことができると考えています。
③足が楽になったんと、静かになった…について
これに関してはわかりませんw
足が楽になったんは、アルミクランクとカーボンクランクの差かな…?と思わなくもないですが、50kmの走行距離くらいでそんな差ある?というのが私の正直な感想。
これに関してはまぁ、おいおい再確認していく事にして。
静かになった。
というのもわからんス。
巡航時じゃなくて、変速の時の事を言ってるんですかね?
今回は主に平坦路だったんで、次回はヒルクライム含めて走った時により真価を発揮するだろうと思います。
何故かというと、ロー側のギア選択が拡がってるからですね。
疲れてきた時こそ、役に立つと思いますw
これは身をもって私自身が体験しているのでw
チェーンリングが48-35T
スプロケが10-33Tという構成は一緒です。
この最も低い組み合わせの時ですけれど、勾配にもよりますけれど一般的にロードで走るところで出会う激坂って15~19%程度の勾配なんですよ。
それも19%なんて勾配あったって、コーナーの内側などの一瞬なんですよね。
延々と続くきつい勾配でも15~16%程度だったりします。
(勾配きついところを狙って走りに行けばその限りではないですけれど)
その15~16%くらいの勾配でも、足の重さとクランクを回す勢いを利用して休みながら登れるんですよw
それくらいギア比が低いんですよ(35÷33=1.060606…)
普通は、34÷28=1.2142857…くらいです。
今は11-30とか11-32とかロー側が大きいギアを備えたスプロケ装着率があがっているのでその限りではないですけれど、我々がロードバイクを始めた頃のスタンダードなギア比として、34÷28=1.214…なんですよね。多い採用例が。
それで慣らされている妻。
体重の軽さもあって、35÷33という最も低いギア比の出番は少ないのかも知れませんが、それでもあるのとないのとでは大違いなんですよね。
低すぎるギアは慣れてないと「楽だけどスピードが出ないw」となるんですけど、これも慣れたらシマイで、むしろひとつ高めのギアでトルクを掛けていった方がこういったフレームのロードバイクの場合は速いケースが多いんですけど、やっぱり身体への負担は大きいです。
なので、身体への負担を小さくする為にギアを落としてケイデンス高めで登っていく…というのも、妻には体験していただきたいw
など、いろいろ思うところがあって妻のドグマにSRAMを組みました。
それにしても、何ら偏見すらないから余計にでしょうけれど
実際に使ってみた結果、SRAMの方が好き!と言ってくれたのは嬉しかったです。
シマノの10倍良いのか…は、わかりませんけれどw