※MTBで走れる場所は貴重になっているので、ネット上で場所は晒せませんので詳細は省いて抽象的に書きます。

 

MTBを買って以来、初心者教室には一度おうかがいして練習した事があるだけで

仕事の都合やロードでのライド方面を重視して、なかなかMTBでのトレイルを実現できませんでしたが、とうとう初チャレンジしてきました!

 

某所までクルマにMTBを積んでいき、某所までMTBで自走してきまして…

そこからトレイル開始!

なんですけれど、その某所まで自走する時点で私は疲れてしまってましたw

とても近い最寄りの駐車場なんですけれど、そこから某所まで至る為に走る道がいきなり激坂。

舗装はされているんですけど、激坂。

暗峠と比較したら斜度は緩いんだろうけど、MTB初心者の脚を削るには十分な激坂。

 

割と延々と登って、その後割と延々と下って某所に至ります。

この「割と延々と下って」がポイントw

 

某所というかコースの入り口に着いた時に、暑さも手伝って疲れていたので休憩させていただきます(ありがたい)

呼吸が落ち着いたところで、いざスタート!

 

いきなり、未舗装路でさきほどの斜度かもうちょっときっつい斜度の登りが延々と続きます。

雨は降っていなかったとは言え、前々日くらいに雨降っていたみたいで路面の一部が粘土質で滑りやすい。

小石も手伝って斜度がきついからといって踏み込むとズルっといきます。

また、路面と平行に近くなるまで前傾姿勢取らないと後ろへひっくり返りそうになります。

 

この時に、スプロケの52Tなんて超ローギアはいつ使うんだ?

なんてMTBで時々走っている時に疑問を感じていたんですけど、正にこういう場面で使いますw

失礼しましたw

 

タイヤが路面を掴んで進む感触を意識しながら、クランクを回す足をシンクロさせて漕がないと進みません。

これがまたキツイんですけど、なんか楽しいんです。

 

それでも、いつまで続くんだろうか…というくらい延々と登って、ちょっと下って、また登って…を繰り返し…

 

なんか展望台みたいなところに到着。

ここで休憩。

 

ここから目的地までどれくらいなんですか?と質問すると

「現時点が道程の1/4程度ですよ」

と告げられて驚きw

 

ロードバイクで例えると、もう既に大阪市内から勝尾寺の途中まで登って公民館へ向かい、妙見山登って見山の郷に辿り着いたくらいには疲れていますw

無事に完走できるんだろうか…と、ちょっと不安になりつつ

不慣れなコンディションと道で走っているので、上手く体力消費を抑えながら走ろう!と前向きに考えて走行再開。

 

山の中はちょっと涼しくて助かりました。

水分消費を抑えながら、なんとかついていきます。

ギリギリですけどw

 

暗峠くらいあるだろう斜度の道が続きます。

これで初心者向けの緩いコースなの?wと疑問を抱きつつ、走ります。

やっぱこういうジャンルの人たちって半端ないなwなんて思いつつ、走ります。

 

斜度がキツイ上にギャップが大きい場所や、私の技術ではちょっと難しい石がゴロゴロあって車輪がとられる場所は、無理せず降車して手で押して登ってました。

それもまた、体力を奪います。

MTBに乗る技術は磨けないけど、単純に基礎練みたいにはなるなw

なんてぼんやりと考えながら、息を整えつつ登ります。

 

下りも、下れそうなところは乗車してドロッパーを一番下まで下げて下りますが、ギャップがあまりにも大きい場所や、嫌らしいところに木の根や石ころ、またはそれら両方があるところなど

無理して怪我しても結局迷惑かけるんで、いけなさそうなところは降車して手で押して下ります。

 

そうやって進みながら、延々と登って、下ってを繰り返します。

一体、どれだけの勾配を登って降りたのか。

もう覚えてないくらい登り降りします。

 

長い間登っていて、その後、長い下り道に差し掛かります。

なんか途中から一車分くらいしか幅ないですけど、舗装路になりますよ!?

草むらの中を駆け降りる感じでその細い舗装路を降りていくと…

なんと国道に出ました!!

やったゴールだ!!と喜んだの束の間。

 

どうもミスコースだったようですw

 

それでも、私のバテ具合もみて「このまま車道を走って目的地まで行きますか」という流れに。

早速、自動販売機で補給。

降りてきたところにあった自動販売機、神w

 

ミネラルを随分失っているだろうから、塩タブレットをかじりながら麦茶をゴクゴクと飲みます。

 

どうもお話しを聞くと、真っすぐ目的に向けて山を駆け抜けると、ゆっくり走っても二時間程度で目的地に着くそうです。

せっかくの機会だから、山の中は無数にコースがあるのでジグザグと走っていたようです…。

どうりで、聞いていた目的地までGooglemapで確認した距離の割には走ってる(しんどい)な…って不思議に思っていたんですよw

帰りも同じルートを走られるんですか!?と聞くと、日が高いうちに帰らないとそれこそ危険なので、帰りは真っすぐ駐車場まで戻れるルートで帰りますよ💛とおっしゃってくださって、精神的に随分と助かりました。

 

目的地でうどんなどを食べて補給した後、まっすぐ駐車場まで走り抜けます。

 

それでも、延々と下った道はそのまま延々と登る道になりますw

最初に通った延々と下った道が最後に登りとして登場した時は正直キツカッタです。

ここまで散々、暗峠くらいきつい斜度の未舗装路を登ってきたんで最後に登場したこの短い登りがラスボスです。

短い…と言っても、斜度は暗峠くらいキツクて…

獲得標高は清滝峠くらいはあったんじゃないでしょうか?

ガーミン使っても失くしたり壊してしまうリスクがあったんでログ取ってないのは残念ですけど、それくらい短い(斜度がキツイからw)けど長い(矛盾してますが登ってる本人は相当長く感じます)最後の登りを、登り切れずに最後は降車して手で押してなんとか登り切り、無事に帰る事ができました。

 

この間、落車をしています。

疲れてきた時こそ、集中力が弱くなるので気を付けないといけないのに、やっちゃいました。

路面の石ころにハンドル取られて、道の左側にある木の幹にハンドルの左端をヒットしてしまい、そのままきりもみ旋回状態になって飛んで落車。

運よく崖下まで落ちずに済んだのは僥倖でした。

また、落ちたところが落ち葉で腐葉土みたいになっていて、クッションになったのも僥倖でした。

怪我なく、バイクにもメカニカルなトラブルもなく済んでコースに復帰できたのは幸いでした。

 

また、落車は免れましたが潜れると思った道側ににゅっと伸びた幹をかわそうと頭を下げても

疲れているので下げきれずに頭部を幹にヒット。

結構な「ガツン!」という音と共に衝撃が伝わりましたが、MTB用のMips搭載ヘルメットのおかげか頭も首も、怪我せずに済みました。

ヘルメット表面には傷が入りましたが、中の発泡スチロールも割れておらず…

再び使えそうですが…頭を固定するクッション材を配置している薄いプラ部品があるじゃないですか。

あれが中心軸から割とズレていて、指で押しても戻らない。(握力だいぶなくなってたんで、後でもう一度やりますw)

まぁでも、これはもう使わない方が良いのかも知れません。

Mipsの機構が上手く機能して、衝撃を最大限緩和してくれたんですよ、きっと。

ちゃんとしたヘルメットを買っておいて良かったなと思うと同時に、走り終えた時に怪我なく終える事ができて良かった。

 

そして、そういう体験をしてもう走らないのか?

リスク大きい遊びだけど、もう辞めるか?

 

って話しですけど、怪我に関しては最大限気を付けないといけませんが

そういうリスクはあるものの、できるならもう一度走りたい。

初心者向けの緩いコースでこの厳しさだけど、初心者向けのコースで走り込む事で技術を身につけたい。

それと同時に体力もつけたいw

正直、怖いという気持ちがないと言えば嘘になりますけど、ロードバイクでは経験できない

クランクを回せば自転車は進む…んではなくて、ちゃんと考えて身体も使って重心なども普通に進めるだけでも移動などさせながら動かすこのスポーツがとても楽しい!と感じたのです。

 

本当に怪我だけは気を付けないといけませんけど。

 

とても楽しかったですね~。

むっちゃくちゃしんどいけれどw

 

これはコース終盤の最後のきっつくて長い下りが始まる前の緩い下りのところで、先輩が撮ってくれた一枚です。

それ以外の写真がない時点で、初心者向けと言われつつこのコースがきつかったwと受け取ってください。

本当にMTBをやっておられる方からしたら、ここは緩いんでしょうけれどw

 

関西でMTBやっておられる方なら間違いなく一度は走っているところです。

 

往復で40kmいくかなー?

くらいのコースでしたが、山の中の10kmはロードバイクの100kmに匹敵するんじゃないだろうか?

と思えるくらいにはきつかったですw

 

ヘルメット新調したら、また走りに行こうと思います。

とりあえず今日は全身筋肉痛が酷いんで、仕事もそこそこに帰宅しますw