良く言われる事ですけど、ディープリムは見た目カッコいい。

カッコいいからって素人が買ってもその性能を発揮できてない。

巡航40km/h以上出せる人じゃないとディープリムのデメリットばかりで使う意味がない。

 

的な理論というか、ツイッターなどで良く見かける「助言」というか。

まぁ見かけるじゃないですか。

 

これ、正論。

正論だと思います。

 

正論だと思うんですけど、個人的には理屈に合わない体験もしているんですよ。

私なんて、上記の理論で評価するならクソど素人ですよ。

先日の向かい風強い中、淀川河川敷の4kmくらいのセグメントでグラベルロードで平均34.8km/h出すのがやっとのクソ雑魚貧脚ですよ。

そのあと、ハッスルしすぎたのが原因でバテてますしw(

 

そんな私が、マドンにRSL62というおよそヒルクライムに向いてない組み合わせにしてから、ヒルクライム区間含めて走った事があるエリアにおいてPR更新が続いています。

発注したタイミングの妙で、私がマドン発注した時はRSL系のホイール欲しくてもRSL37しか発注できなかったんですよね。

なのでproject oneでRSL37を選んで納車してもらいました。

将来的にリムハイト高い製品が出るだろう。

その時に妻のロードにRSL37使うと、体重の軽い妻には良いホイールなんじゃないだろうか。

使いまわしもきくし、何にせよRSL系ホイールの体験をしてみたい!

そういう想いでRSL62がリリース→発注→納品されるまでの約半年間は、マドンにRSL37の組み合わせで清滝峠やTOJ京田辺、北摂などを走っていました。

どのエリアのPRも今はRSL62を装着したマドンでRSL37装着していた時のタイムを超えています。

 

さきほどの理論からすると矛盾しています。

 

私は「素人だからこそ」気持ちがアガる装備の方がタイムが伸びるって事もあるんじゃないかなー

って思うのと、体型や体格、その人の筋力や癖などの個人差によっても「向いてるホイールと向いてないホイール」に違いはあるんじゃないかなと思うところがあります。

 

そして、何より巡航40km/hを延々と出せなくても、向かい風も吹くし色々な条件の元走ります。

そんなの考えたら、ディープリムのメリットが「皆無」って事はないだろと思わないでもないですw

 

そもそも、先日の嵐山まで行った向かい風のきっつい河川敷メインのライドの時に、先ほどの理論が「まったく正しく、破綻してない」のであれば、キングジデコに装着していた手組ホイールほど軽い製品ならば、SCOPE R4.AにPirelli cinturato gravel classic Hの35cを付けた状態と比べて「どこ走っても手組ホイールが素人にとってそれを上回る結果を生み出さない」って事になりますけど、現実はそうじゃないw

どちら使っても素晴らしいホイールで、楽しい走りを堪能できますけど

結果重視で言えばそうじゃないですよね。

でも、結果重視で考え出すと「つまらない」

だって趣味だもの。

 

なまじっかレース機材だからそういう理屈や助言も出てきますけど、同じように乗る乗り物としてバイク(自動二輪の方)や四輪の方へ目を向けて考えてみたらどうですか。

性能つかいこなせてないんだから、お金と性能の無駄。

だから(例えば)シルビアとかロードスターとかスープラとか乗るなよ。

 

って、シルビアとかロードスターとかスープラとかGT-RとかRX-7に乗って、レースしたりサーキット行ってきっちりとプロの手ほどきを受けて正当なドライビングテクニックを磨いたりしてない「素人さん」に熱弁語れます?

アドバイスできます?

 

まぁちょっと例えが極端だったかも知れませんけど、私が感じるのはそういう事です。

誰が何に乗っても良いじゃない。

それで危険な落車とかに繋がりそうな危ない乗り方しているような人なら別ですけど。

そうじゃなく、何年間か無事故で怪我なく乗れてる人なら「別に何に乗っても、何を使っても良いんじゃなのかな」って思います。

 

理路整然と自分の趣味や生活を「無駄のない選択肢」で埋めていくとクソつまらない人生ですよ。

自宅に置き換えたら「そんな年収で一戸建てを新築とかアホみたいな夢みんな」とか、まだ自宅を所有もしてないのに高級車乗り回すとかアホちゃうんw(まぁこれは半分正解ですけど、その人の人生が、気持ちが豊かになって他人に一切迷惑かけてないなら他人がとやかく言うのはお門違いだと個人的に思います)例えは極端ですけど…

言ってる事はそう大して違わないとも感じます。