KingzydecoはメインコンポーネントをシマノGRX800(アルテグラ相当)で組んでます
フロントチェーンリング42T
リアスプロケット11-32T(アルテグラ)
という構成になっています。
スプロケがなんでロード用の11-32なの?って話は、単に店長の発注ミスですw
とりあえず、走れないよりはそれで乗ってみようかという事でアルテのスプロケを買いました。
平坦から緩斜面を走る場合は、ギアの繋がりが良くて結構いいフィーリングです。
ただ、登りになると登りが苦手な私は苦戦します。
42÷32なので、36÷28よりもちょっと男前なギア比。
それでも、キングジデコとSCOPEのホイールが性能良いのか結構登ってくれますけど、勾配10%超を延々と登るのはつらいですw
そういう構成でも、北摂の本当に厳しいところを除けばだいたい困らずに走れるし、良いトレーニングになるので楽しく乗っています。
そんな時に、他の人は純然たるロードバイクに乗っているので巡行についていくのに必死ですw
フロントが42Tしかないので、結構トップギアまで使っちゃいます。
マドンでもトップギアに入っちゃう時があるのですが、キングジデコほど延々とトップか二枚目のギアで踏んで踏んで踏みまくっていく…というシチュエーションは私が貧脚な事もあって滅多にないのが実情です
なので、トップ11Tや二枚目の12Tを延々踏んだのは初体験なので、その辺の印象を書きたいと思います。
マドンでトップ付近踏んでる時も「おや?」とは思ったんですが、マドンではあまり気にならなかったんです。
それが何故なのかはわかりませんが、キングジデコでは「やっぱり?」って感じました。
11Tとか12Tで踏んでいくと、独特な感触を伴います。
ごろごろごろごろ…とは違うな、ぐるぐるぐるぐる…って感じでしょうか。
なんて表現したらイイんだろう。
速度は出せますが、13Tとかで踏んでるより明らかに効率が良くないような気がします。
使えない事はないので使うんですけど、やっぱ効率が良くない気がします。
この辺がフロントシングルの弱点か…と、思います。
使えるギア比がやっぱりかなり下寄りなんですよ。
下りとかで踏んでいくなら、まぁまだマシなんですけど。
フロントシングル組む時は、チェーンリングを50T以上で組める「脚」や「身体」を作らないといけないなぁって思いました。
タイヤが重いグラベルロードでロード乗りの人たちの巡行についていこうとすんなよw
って話しはおいといてw
ロードバイクでもたぶん、同じです。
ガンガンに踏んでいけるようになって、トップ付近を使えるようになると同じ悩みを持つんじゃないでしょうか。
それでチェーンリングを52Tや53Tや、最近純正でもリリースされた54Tとか。
どんどん大きくなっていくんじゃないでしょうか。
他のモデルでも経験していけば、より確実にわかるんですけれど今のところはキングジデコでそれを体感しました。
マドンのチェーンリングも大きくしたいなって思って、価格を調べると8万円超えてますw
33000円時代に買っておくべきだった…。
わずかこの二年の間で値上がりしすぎですわw
AXS用のプロ支給サイズの52T以上の大きいチェーンリングクランクキット(専用のFD付)がリリースされた当時は12万円という価格でしたが、チェーンリングだけで8万円している今のタイミングだと恐ろしい値段に跳ね上がっているでしょうね。
仕事が忙しいからそのうち…なんて考えていたらこのざまですよw
あの時に衝動買いしておけば良かったなぁ。
今は52-36T相当の48-35Tを組んでます。
48は回しやすいんですけど、やっぱり軽いんですよね。
8万円も払って50-37Tに買い替えるなら、大きな出費を伴いますがビッグチェーンリングキット導入しようか。
どうしようかと悩んでいます。
キングジデコの方は、チェーンリング大きくしたくてもグラベル用の太いタイヤを納める為にチェーンステーが独特の湾曲形状を形成している為に、42T以上は通常セオリー通りに普通に組むとチェーンステーとチェーンリングが干渉します。
フロントダブルにすれば、チェーンリング大きくできるんですけど…
グラベル道を走るなら無用なトラブルを避ける為には、やっぱりFD無い方が良いんですよね。
走行中にフロントタイヤが巻き上げた小枝などがFDに噛みこんでしまって…というケースがあり得るからです。
そういうリスクを考えると、走る機会は少ないとはいえグラベルロードをグラベルロードらしく楽しむならチェーンリングは42Tが最大サイズなんですよね。
そこはもう割り切って乗っていくしかないかな…なんて、調べてあらためて思いました。
キングジデコ自体は、本日もちょっぴり乗りましたがやっぱり楽しいモデルです。
今後も大事にしていこうと思います。