グラベル用の重いタイヤを装着しているのに、思いのほか軽快に走るキングジデコ。

 

部品が来ないなどの偶然なる積み重ねで、チェーンリング42T(GRX800)

リアのスプロケ11-32T(アルテ)となってしまって、所有しているどのロードバイクよりも最も低いギア比が1.3超えてしまいまして、最も漢らしいギア比になっちまった…私は登りが苦手だというのに…w

というアッセンブルになっちまっているキングジデコですが、北摂の激坂区間は苦手なものの10%前後までの勾配ならなんとか登れるという、これまた思いのほか結構良い走りするやんか!

と嬉しい驚きなんですけど、そうなってくると欲が出てくるんですよ。

 

グラベル用のホイールとタイヤでこれだけ走るなら。

ロード用のホイールとタイヤで組めば、マジで純然たるロードバイクとそんなに遜色ない走りを披露するんじゃないだろうか。

 

そんな妄想を実現するべく、物色タイムが始まります。

ただ、理想のホイール…となると金額もシャレにならない。

昨今の値上げ攻勢も響いてなかなか手が出せない。

(今年は散財しすぎた…というのもあります。JAMISにキングジデコ買っちゃってますし)

じゃあ、ガイツーのセール期間で安いけど良いホイール狙うのはどうだ!?

と見てみたものの、12万円までで魅力的なホイールとなるとRacing Zero DBしか見当たらない。

リム版の17cとなったRacing ZEROを持ってます。

DB版のRacing ZEROも下手なホイール買うよりは間違いなく良い走りをするでしょう。

でも、リム版のバランスの良さを超えているのか?と考えた時、実際に乗ってみないとなんとも言えませんがきっと他のホイールと同様にリム版の方がトータルバランスで優れている…だとか、乗り味はリム版の方が良い。

ってことになりかねない。

Fulcrumのことだから、きっと優れたホイールだろうけど僅差の体感差で「リム版の方がやっぱ良いな…」とか感じちゃったら…って想像すると、12万円も払うなら…って考えちゃったんですよ。

 

そこで、手組みホイールを発注することにしました。

価格も抑えられますし、何よりBontrager Aeolus comp5のリムを使った手組ホイールは今乗っても気持ちよくて楽しいホイールなんですよ。良く走るんですよ。

BontragerのRSL系ホイールや、ROVALなどのホイールを体験した後でも全然楽しい良いホイールなんですよ。

 

その印象が強いんで、手組ホイールいっちゃいました。

 

R460あたりを使って価格も抑えながらそこそこ良いホイール…を狙ったんですけど、品物がないらしく。

じゃあ、R470で…ないらしく。

高くなるけどRR411はどうですか?と問い合わせると、在庫切れみたいです。

RR421なら在庫あります。と回答があったので、RR421で発注しました。

最初から狙っておけば良かったんですけど、図らずもRR421を使う事でリム強度はASTMカテゴリー2規格となりました。

これで、キングジデコに装着して多少のグラベル走行も安心w

妻のJAMISに装着するのも全然アリ。

むしろ、一通り試したり遊んだりした後は妻のJAMISにセットして普段から軽快に走るレネゲになるようにするのもアリですね。

 

 

相変わらずアメブロだけ画像が回転する謎ですけれど…

前輪は組めました。

CX-RAYで24本構成です。

ハブは品番忘れましたが、初めて使うハブです。

結構、ゴツかったです。

いま流行っているベアリングサイズを落として軽量化…って流れとは無縁のハブっぽいゴツさ。

なので、ひと昔前のハブみたいにベアリングの耐久性は期待できそうです。

その代わり、ハブ単体で持ってもちょっと重かったですけどねw

 

耐久性高い方が良いと思うので、これはこれでアリ。

ただ、初めて使うハブなので実際に使ってみてどうかですね。

 

後輪も同じRR421リムで、同じく初めて使うハブで組んでもらってCX-RAY28本構成で組んでいただきます。

 

ちなみにRR421リムは左右非対称の形状をしたリムです。

左右差をリムでも是正できるんで、どういう乗り味になるのか楽しみです。

 

ただ、ワケあってライド仲間である友人が落車しちゃって、ホイールがポテチになっちまったのでとりあえずは友人にコレを貸します。

友人のホイール目途が経ったら返してもらう予定ですが、ひょっとするとこのホイール気に入っちゃって友人がそのままお買い上げになるかもですねw