仕事があるっていう事は幸せですが、忙しすぎるのはどうかと思う今日この頃…w

食うや食わんやで悩むよりは良いですけどね~、ほんと。

 

久しぶりにマジで仕事忘れて好きなことできる二連休でした。

しかも、金曜日は定時退社♪

 

金曜日の晩は、好きなことしまくったれ!とか思いつつ、ライト類など充電しながら疲れが出てしまって早々に寝落ちしてしまいましたけどねw

土曜日は以前からやってみたかったキングジデコで北摂を走る!

というのをやってきました。

大阪市内から十三抜けて阪急沿線を走って猪名川河川敷に出て、通称 中橋ローソンへ行って休憩。

そこから猪名川道の駅に向かい、道の駅横を登って里山街道へ行き、木器亭にいくというルートです。

木器亭以降は、なるべく下り基調で帰りたいので大坂峠を越えて帰ります。

ざっくり100kmの道のりです。

ただ、この日はやたらと車が多かったのでクリーンセンター前を登って帰りました(これで車の通りが多い道を少しパスできる)

なのでトータル105kmくらいで、獲得標高は680mくらいのコースです。

 

タイヤが重いグラベルロードなのに、店長の発注ミスで11-34T(GRX)スプロケじゃなくて11-32T(アルテグラ)が付いている=42÷32=1.3125で我が家のロードバイクの中で一番男前なギア比になっちゃっているというバイクで、登りが苦手な私が本当に走れるのか?

 

というのを確かめるのが今回の趣旨です。

 

 

今回のルートだと、そんなにきつい勾配はありません。

MAXでも10%いくかな?くらいでしょうか。だいたい7%前後の勾配だと思います。(きついところで)

緩斜面を多く走るルートです。

写真は里山街道を登って休憩できるバス停のところです。

主にローディが休んでいるところですw

ここをスルーして走り去られている方も多いですけど、私はここで一服するのが好きなのでぼんやり空を眺めながら休憩をよくしています。

ここまでのルートは、思いのほかキングジデコは良く登る!という感想ですね。

問題は、木器亭で定食食べたあとで登る大坂峠がどれくらいキツク感じるのか?ですねw

それにしても、よく走るフレームです。このバイク。

SCOPEのホイールもかなり良い印象。

どちらも新しく試しているのでどちらがどうとか切り離して評価なんてできませんが、どちらも良いんでしょうね。

踏み込んだ時にハイエンドモデルっぽい伸び方します。

それがまた気持ちいいです。

 

木器亭でカキフライが始まってました!

カキフライとホタテのフライ定食をいただきました。

むちゃくちゃおいしかったです。

この味でこのお値段は本当に安いと思います。

割とな回数訪れていますが、また来たいと思いますw

 

さて、おなかいっぱいになったところでお店の外に入れないお客さんが待っているので休憩はそこそこに出発です。

おなかいっぱいで、我が家の中で一番男前なギア比を持つグラベルロードで登りが苦手な私が大坂峠を登れるんだろうかw

最悪は、降りて押して歩いて登ればいっか。

短い峠ですしね。

そんなことを考えながら、走ると意外とマジで登る。

登れる。

踏んだ時の進み方っていうか、速度の伸び方がハイエンドモデルっぽい伸び方するんですよ。

なので楽なギア比ではないけれど、登れないギア比でもないって範囲内なら自然と普段より一枚か二枚くらい重いギアで踏んでいっている結果になっています。

それが踏んだ時の良い伸びといい相性で登れているのかな?と思います。

ただ、いつまでも乗り手が元気じゃないので(鍛えれば済む話なんですけどw)やはりエマージェンシー的に「もうちょい楽なギア」は欲しい気がします。

最初頼んでいた11-34Tのスプロケ、はよう入らんかなぁw

五月山とか登るなら、確実に11-34Tは最低限いる。

なんなら重いグラベルタイヤの影響は無視できないんで、そこまでの激坂はこのバイクでは経験ないけど(エモンダやアレスプでは激坂の登坂経験あり)その重さが足枷になる可能性は否めないので11-42TというGRXらしいスプロケは要るかもしれない。

 

でも、今回走ったコースくらいなら今の組み合わせで気持ちよく走れます。

意外と高い走行性能に驚きます。

そして、乗っていて普通に楽しい。

何が楽しいのか?なんて説明が語彙力ないのでできないんですけど、これがチネリの乗り味なんでしょうか。

車のラテン車に通じるものがあるような気がします。

 

大坂峠を登って反対側へ下ると、コスモスが見事に咲き誇ってました!

見学に来られている家族連れの方たちも多かったですよ!

 

北摂を100kmちょいグラベルロードで走ってみた(獲得標高680mくらいの走りやすいコース)

結果は、とっても楽しかったです。

ただ、疲れ方は普通のロードバイクで走るよりは疲れますw

それと、前回の泉佐野漁港まで行ったライドより今回の北摂の方が楽でした。

信号によるストップ&ゴーが少ないからです。

グラベル用のタイヤが重いので、ストップ&ゴーが繰り返されると素直に疲れるw

北摂の山の中を走るルートみたいに信号が滅多にないところで、延々と走れるルートになるとタイヤの重さがそのまま巡行を保ちやすい性能に繋がって、割と快適に走れます。

長所がそのまま短所にもなるけれど、短所がそのまま長所にもなるという文字にすると実に「そのまんまやんけw」状態ですが、こういうところをグラベルロードで走るのはとても楽しかったし、気持ちよかったです。

ちなみに、妻はドグマで参加。

なので私がずっと先頭走ってました。

風受けしますけど、妻のドグマがちょっとした登りやちょっとした再加速のタイミングで「ぴゅっ!」と加速されたら追いつく為にまぁまぁ脚削られるので、風受けは確かに疲れますけど自分のペースで走れる先頭の方が気持ちも楽でしたw

 

 

 

日曜日はマドンのブレーキ修理が終わった!

とのことで受け取ってシェイクダウンというか、問題ないかの確認も含めて短距離ライド。

土曜日に北摂をグラベルロードで走っているので、まぁまぁな疲労感残ってるってのもありますけれどねw

ついでに、スイスストップのディスクローターとブレーキパッドのシェイクダウンも兼ねています。

 

他のショップ仲間の人たちは北摂へ走りにいきました。

私と、マドンに乗る先輩は久しぶりに清滝峠に行こうとなりまして、清滝峠まで。

ぶっちゃけ、前回の走行はブレーキトラブルによりずっとブレーキ引きずって走ってたので、ビッグプーリーの体験もぶっちゃけ今回が初走行みたいなモンなんですけどねw

 

土曜日の疲れを引きずりながら、巡航速度は32km/h程度で抑えて走ります。

ファミマで補給と休憩とったら清滝峠へ。

なんか割と良い進み方するなぁ、これがビッグプーリーの効果か!

とか考えながら乗っている。しかし、昨日の疲れもあってその良いペースで走り続けるのは正直辛いw

まぁギア落とすか。

そう考えてギアを二回シフトダウン。

すると、eTAP AXSの選択しているギア段数をガーミンに表示する選択肢を選んでないんで気づかなかったですがいつもの「ピピッ!」とインナーローまで落ちたお知らせというかアラームが鳴らないんですよ。

あれ?と思ってそのままさらにシフトダウン。

まだ鳴らない。

マジか!?もう一度シフトダウン。

 

「ピピッ!」

 

インナーローまでギア二枚上で登っていたと思っていたギアはさらに二枚上だったw

これがビッグプーリーの効果か!

脚削られているけどなw

一度、インナーローの蜜の味を味わうと昨日の疲れを引きずっているおっさんは、登れるけど進まない。ってギアからちょっと重いけど進むギアに上げる事ができませんでしたw(完全に甘え

なのでタイムは振るわなかったですが思わぬビッグプーリーの効果を体験。

まだまだわからんけど。

でもこれが「ビッグプーリー使うと戻れなくなる」っていう片鱗かな。

なんて考えながら頂上まで。

 

清滝で帰るつもりだったんですけど、TOJ京田辺走って帰ることにしました。

清滝峠をダウンヒル。

ここでスイスストップのディスクローターとブレーキパッドの当たりつけも兼ねて操作します。

 

緩いアップダウン(というより主に登りですけどw)を走ってTOJ京田辺コースへ。

疲れた身体なのにマドンは走れる。

相変わらず良いフレーム。

ビッグプーリーの効果もあるんだろうけれど。

最近、トラブル続きでマドンから離れていたからどこからどこまでがフレームがもともと持っていた素性なのか、どこからがビッグプーリーの効果なのかというのは、はっきりとわからないけれど。

でも、運動不足な私がまだ乗って走れるというのは本当にありがたい。

 

なんて考えながらTOJ京田辺を走り進める。

 

KOM看板前を超えて、ダイナミック下り区間あるじゃないですか。

あそこで今まで聞いたことがないくらいのブレーキの異音祭りを経験しますw

下りでブレーキングすると(冷えるのが間に合わないんでしょうかね、TOJのあの辺直線短いですから)ブオオオオッ!と鳴ります。新品だから油汚れではないと思う。でも油分で汚れた時みたいな音がする。

正確にはもうちょい高めの音だけど。

そんでブレーキレバーをリリースすると「シャンシャリガンガン!」と擬音で表現するのが非常に難しい、ローターとパッドが干渉している(それも相当派手な)音がします。

走行中断した方がいいか!?と一瞬考えたんですけど、躊躇する間もなく次のコーナーが差し迫るのでブレーキング。

すると、派手な異音の割に正確な制動力とコントロール性を発揮するので「シマノの最初のディスクローターも熱による変形しやすかったよなぁ…あれは熱で歪んでもここまで異音は出さなかったけど、なんか懐かしいなw そのうち直るんちゃうか」とか考えながら走行を続けていると…

ダイナミック下り区間を終えて、緩い登りに差し掛かる頃に今までの異音祭りがまるで嘘みたいにぴた…っ!と止まるんですよ。

そこからは、スイスストップの癖なんでしょうか?

強くブレーキングするとフ…ォン!というなんか独特の鳴き方することはあっても、普通のディスクブレーキに戻ったんですよw

 

これは誰もが体験する体験ではない可能性がありますが、スイスストップのディスクブレーキは良い!という評判を聞いて買ったのにこの異音祭りで一気に萎えてしまって、良い性能の品物なのに嫌になって手放したりすると勿体ないと思ったのでしょーもない老婆心かもしれないけど、体験したことを書いておこうと思いました。

 

そんで結局、TOJコースを走り終えて脚が完全になくなった私は一緒に走ってくださっている先輩に迷惑をかけるのが心苦しいw

なので普通に事情を伝えて先に帰ってくださいと伝えてもサポートに回ってくださるような優しい人なので敢えて

「レーパンのパッドがズレてサドルとパッドで尻肉挟んで痛いんで、ケツ休めながら帰ります」

と伝えて先に帰っていただき、私はちょっとだけ時間差作って帰路につきました。

普通なら第二京阪下を走って花博道のところで歩道橋を渡って帰るんですけど、もう登りはケッコー!という体になっちゃったんで、第二京阪下から163号線通って帰ります。

163は路肩がほぼないんで大型車両とか走ってると非常に怖いんですけど、登りがあるよりはいいだろうw

と割り切って走行。

なんなら歩道が広い箇所は歩道をゆっくりと走らせてもらって、交通量が減ったり歩道が狭くなったりしたら車道をびゅーんと走る作戦で帰りました。

 

この時に驚いたのが速度が出せるんですよ。

何言ってんのこのひと。って思われる文章書いてますが、マジで巡航速度出せるんですよ。

5%くらいの登り勾配でも登れるかどうか?というほど疲れ切った身体なのに、平坦なら32km/h巡航くらい出せるんですよ。

これがビッグプーリーの効果なんでしょうか。

 

最近、マウンテンバイクとかグラベルロード乗る機会が多くてそれでも「マウンテンやグラベルの割に速いな!」と感心していましたが、マドン(それもトラブル抱えてないコンディションで)に久しぶりに乗って「なんて楽に速度が出せるバイクなんだ」と、とても感動したことを記しておきます。

 

 

清滝峠とTOJ京田辺のコースを一周走り終えて帰ってきた時のスイスストップのディスクローターの様子です。

いきなり高負荷なきつい下り勾配の道を走った…割には、悪くない当たり面は作れたんじゃないかなーと思いますw

写真ではあまり色合いが出てないんですけど、実物はパッドが触れる面は割とダークグレーメタリック的な色合いになっています。

ブレーキパッドが熱で被膜を作るタイプなんでしょうか?

コントロール性や利きなど含めてフィーリングは、スイスストップが一番好きかもですね~。

シマノも良いところがあって、好き。

スラムも良いところがあって、好き。

ディスクローターの耐熱性というか歪みの少なさ含めると、圧倒的にスラムが好きw

(なのでキングジデコにはメインコンポーネントはシマノGRXですが、ディスクローターはSRAM REDのディスクローター組んでます)

↑北摂のダウンヒルでガンガンにブレーキしても、異音とか音鳴り一切ないですよ!

この組み合わせも実はお気に入り。

 

妻のドグマには、シマノのコンポーネントメインですが、ディスクローターはカンパニョーロのエカルを組んでます。

この組み合わせも悪くないみたいです。

 

話を戻して…

というのが今までの私なんですが、まだ一回のライドでしか性能を味わってないので結論は出せませんが、スイスストップのは結構好みなフィーリングでした。

あとはメーカーが謳い文句にしている耐久性が本当にそのまんま出なくても、他社の二倍くらい発揮してくれたら維持費として考えた場合、スラムは圧倒的に超えてさらに言えばシマノよりもおもっくそ安い維持費となるのでスイスストップの圧勝となります。

なのでとりあえずあと2000km以上走ってスイスストップの真価を確かめていきたいと思います。

 

今回の休日はとても充実した二日間でした。