正式に発表されましたね~!

最初見た時はギョッとしましたが、見慣れると普通にカッコイイ。

 

シートステイを下げた流行りの構成を持つエアロロードに見慣れた目で見ると斬新ですらあります。

そういう意味では、私が所有するGen 6世代のMadoneもエアロロードなのにシートステイが下がってないので今見てもある意味新鮮w(手前味噌)

 

新しくなったMadone SLR(Gen 7)は、ISO Speedを撤廃しました。

ISO Speedは実は賛否両論あったみたいでして、レース用機材として割り切った設計をしていたフシはありますが、ISO Speedを構成するベアリングなどが消耗品だったんですよ。

乗り方にもよりますが、走行距離3000~4000kmあたりでベアリングとワッシャーをセットで新品に交換してやると初期性能が保たれる設計だったんですね。

手間ではありますが、TREK的には「目指す性能を達成する為に必要だった。その代わりバンバン楽しんでね!」といわんばかりの部品代設定でした。

ベアリングひとつ120円ですよw(私が買った当時。今は少し値上がりしているのかも知れません。)

それが嫌という人もいらっしゃったみたいです。

また、それを知らずに乗っているとヘタったベアリングから出る音を「異音だ!」ととらえる方も…いらっしゃったんじゃないでしょうか。

 

私は幸運な事に、お世話になっているショップの店員さんが元実業団選手だった方で、乗る距離もハンパない方だったので早期にこれらトラブルを所有車で体験(その方もマドン乗りだったんです)

身をもって経験していたので、私が購入する時もそういうアドバイスをくださって部品代知れてるんで高くなる前に予備持っておいた方が良いと思いますよ~!とアドバイスいただきました。

納車の時に2セット、予備ベアリングとワッシャーを取り寄せてもらって大事に保管しています。

現在、走行距離が2480kmくらいだったっけな?

なので、まだベアリングにガタは出ていません。

もうちょっと走ったらそろそろガタが出だすんでしょうね。きっと。

 

RSL62を路面段差でうっかりリム打ちしてしまってクラック入っているので、補修用リムかホイールが届かない限りはマドンに乗れないので今は部屋に保管して乗れない状態ですw(9月末くらいに届く予定)

 

そんな関係もあってかなくてか?

ISO Speedを撤廃。

軽量化にも繋がるので、TREKも踏み切ったんでしょうね。

でも、ただ単に辞めるのではMadoneをMadoneたらしめていた特徴が失われてしまう。

 

そこで特徴的な「ISO Flow」という新機構を設けた。

 

空力性能の追求と共に、この孔がISO Speedほどではないにしろ衝撃吸収の役割も担っているみたいです。

Gen 6世代のISO Speedを最も堅く設定した時くらいには、衝撃を吸収するみたいです。

 

TREK公式HPで動画をちょっぴり見ましたけれど、煙が綺麗に後ろまで抜けている。

ライダーが乗った状態でどこまでコレが発揮されるかはわかりませんけど、従来の構造よりは綺麗に後輪リムまで空気が当たって整流される効果はあるんでしょう。

 

そうなると、今まではエアロホイールは前輪が最も効果的で後輪はライダー他で乱れた空気の流れを受けるので効果はあるが前輪程の効率は見込めないと言われてきました。

それが、今回のISO Flowによってある程度今まで以上に後輪に整流された空気が当たる事で、今までの概念以上に後輪による空力性能向上が見込めるならば…

TREKが新しくMadone SLR専用に開発したホイールをセットした場合、他のエアロロードでは得られない空力上のアドバンテージが生まれる可能性もあると!!

 

まったくもって素人の予想でしかないですが、そう考えるとロマンありますね!

 

しかも、ISO Speed撤廃によるシートポスト廻りの構造による軽量化と、フレームセット自体でも150gの軽量化

ハンドル周りも今までの2ピース構造から1ピース構造に割り切った事で150gの軽量化。

これらが功を奏してか、Di2に進化して話題をさらっているシマノ105Di2を積んだMadone SLR6が7.75kg台のようです!!

これは…むちゃくちゃ軽くなっていますよ。

Gen 6世代のOCLV800に進化して軽量化を果たした最終モデルで、フレームサイズ56で特別軽い塗装でもない私の選んだ塗装で、Bontrager Aeolus RSL37を組んだ状態で7.4kg(※注)だったので単純にコンポーネントの重量差を考慮すると…

 

※注

RSL37を普通に組んだのではなく、軽量ブチルチューブ組んだりして一本あたり55gの軽量化(=110g)をしてました。

なので私のはちょっと軽かったのです。

あと、どこ軽量化していたっけな…それくらいだったかな。買った当時は。

P1に付属してくるR3と普通のチューブはそれぞれエモンダに使ったり、パンクした時のスペアチューブとして携行しています。

 

Gen 7世代のMadone SLR9 eTAPの重量は期待が持てますね~!!…サイトに飛んで見てみる。

Bontrager Aeolus RSL51が標準アッセンブルになっているんですね。

RSL51組んだ状態で、公表重量がフレームサイズ56で7.36kg!!

これは軽い…

エモンダSLRとそう大して変わらないくらい軽いじゃないですか…

とか思って調べてみると…

 

RSL37をセットした状態で6.75kgか…

やっぱエモンダ軽いなw

 

Gen 6世代のOCLV800に進化したMadone SLRも、そうやって比較してみるとISO Speedが残っているのに軽くないですかw

あの頃のMadone SLRはxxx6が標準アッセンブルで公表重量を発表していたので、SLR9 eTAPでも確か7.74kgくらいでした。

私のは単純にホイール重量だけで約280g近く、チューブで110g軽量化していたので390gアドバンテージがある状態で7.4kgだったので、後は公式重量から誤差の範囲の寄せ集めによる実測重量だったと考えると合点がいきます。

というかTREKは相変わらず正確な重量で発表されているなと感心しました。

 

ロードバイクは重量は大事とはいえ、重量だけが問題になるワケでもない(矛盾)ので、この辺の重量差を大きく捉えるかどうかは乗る人の価値観によるところが大きいと思います。

個人的にはこれくらいの差だったら、軽量化を推進するなら無視できない数値ですけど

週一か走れても週2しか乗れないサンデーライダーで趣味として楽しむなら気にするほどでもないかな?

というのが正直なところです。

 

今のところ、性能以上に旧型のアドバンテージだなw

と思っているのは「デカロゴ」です。

私が乗るGen 6世代の方が「TREK」というロゴが大きいw

これは見慣れるまでは歳のせいもあってか「ちょっと派手だな」と気恥ずかしさあったんですけど、慣れると普通にカッコイイなと思えるようになってきましたので、新型のちょっと小さくなってしまった「TREK」ロゴを見ると…

全体のシルエット含めて新型は新型でカッコよさがあるんですが、イマイチ迫力に欠けるなぁと感じていたのはロゴの大きさの差だったんだwと気付きました。

そのうち、Gen 7世代でもデカロゴが出ることでしょう。

それにしても、ダウンチューブも地味に縦方向の寸法が少し縮んでいるんですかね?

最後のリムマドンも、同じ世代のモデルなのにディスクブレーキモデルよりダウンチューブのハイトは少し低かったですからね~。(これ知ってる人、案外少ないんです)

そのあたりは、他の部位との空力バランスと剛性バランスをとっていった結果として少しだけ先祖返りしているんでしょうか。

 

新しいMadoneが正式に発表されて、どこから見ても「TREKらしさ」が感じられるデザインで出た事は一人のファンとして、とっても嬉しい事でした。

また、新しい「Madone」が一目で見て「Madoneだ!」って認識できるというのも素晴らしいなと思いました。

 

現行のエモンダに続いて、今のTREKはデザインの成功が続いているんじゃないのかなー?なんて思います。

 

どちらも一目見て「TREKのバイクだ!」って遠くからでもわかりますからね。

そんで私がロードバイクに乗り始めた2018年頃は、TREKももちろん見かけましたがもっと他のメーカーのロードバイクを見かける機会の方が多かった印象を持っています。

それがいつの間にか、ここ最近は特にですけど2018年頃と比較してTREKのロードバイクを見かける機会がとても増えたと実感しています。

我々素人が乗っても乗りやすいのと、万が一があっても手厚い保証がきっちりと実行される事もあってじわじわと人気が出てきているのかな?なんて勝手に想像しておりますw