まぁ今も絶賛在宅勤務中なんですけどねw

はよう寝たいところですが、もうちょい頑張らないと…ですね。

 

在宅勤務なのもあって、ライド仲間の人が偶然本日有給とっているらしいので

一度、試してみたいとの申し入れがあったので、私の手持ちのROVAL(スペアの方)をお貸しする事になりました。

スポークをCX-RAYとCX-SPRINTに変更している本命の方は、お世話になっている先輩の代車にお貸ししているので、ROVAL RAPIDE CL50 discのノーマル設定(コンペティションレースと真鍮ニップル)のままのCL50 discをお貸ししました。

 

そんで、TREK EMONDA SLってノーマルスプロケが11-28Tなんだと思い込んでましたw

私が乗っている以前のモデル(2018)のEMONDA SL5も、妻が乗っていたALR5も、お世話になっている方の代車の現行ALR5も…

みんな11-28T設定のスプロケだったので、歴代エモンダは同じギア比のスプロケだと思ってました。

私が持っているスペアのROVALも11-28Tスプロケだったので、前後で違うブレーキローター径だけが問題なだけなので、先輩の代車にセットした時と同じようにディスクローターを前後同径の160㎜にすればいいだけだろうと思っていたら、現行EMONDA SL5のノーマルスプロケは11-30Tなんですね!!

 

なんで現行からギア比が変わってんだろう…。

あれだけ走るフレームだから、今までと同じく11-28Tで良いんちゃうん?

と思うのが正直なところ。

実際にライド仲間の別の方が乗っておられるSL7に乗せてもらった時に、向かい風の強い淀川河川敷の中で割とな巡航速度をあっさりと出せる伸びの良さとか体験してみてそう感じています。

返ってギア比が途中でちょっと飛ぶところがあるのが、疲れている時に「その中間が欲しくて」たまらん…までいかずとも、もうちょっと…みたいな欲求が逆に出てこないかな?

なんて考えながらオーナーの人と会話していると「正にソレを思った事があります。疲れた時にこそ思いますね。」とおっしゃっておられた。

 

リアディレイラーの調整せずとも、なんとなくちゃんと変速できる…かも知れないけど、調子悪くなったらイカンのでスプロケもEMONDA SL5に付いてた11-30TをROVALへ移植。

ディスクローターも、ウチのROVALは前160㎜で後140㎜なので、後ろのみEMONDA SL5についていたローターへ取り換え。

 

 

無事に装着完了。

今回は奇跡がおきました。

なんと!

普通はパッドクリアランス0.2㎜とかなんで、大抵はキャリパーのセンター出し作業をしないといけないんですが、あらゆる誤差が偶然の一致を生んだみたいで見た目にも無調整でパッドの両側クリアランスがイケてるようにしか見えない。

実際に前輪(今回は後輪もw)浮かせて空転させても無音。

試走してもらった。

 

異音などの違和感ゼロだそうです。

ホンマかな…

もう一度、試走してもらう。

今度はわざと体重や重心移動せずにタイヤグリップに頼り切ってコジり気味でわざと曲がってみてください。

その時に発生する変形で音が鳴らなかったら大丈夫だと思います。

と伝えて試走してもらう。

 

上手くソレができているのかは直接見てないからわかんないんですけど、「大丈夫です!」と言ってたので本当に大丈夫っぽい。

 

こんな偶然もあるんスね…。

センター出し調整せんで良いのは助かるけどw

 

まぁ今度の日曜日は雨っぽいので、恐らく予定しているライドは天候で中止だろう。

さらに次の週のライドまでに、落ち着いて数乗ったオーナーさんから「やっぱりちょっと…」という違和感を伝えてこられるかも知れない。

今はまだ想像よりも軽かったホイールに興奮気味な様子なので、そっちに注意がいってしまって気付けてないのかもしれない。

 

センター出しツール、すぐに取り出せるようにツールケース内に収納しておくとしよう。

 

とりあえず、喜んでもらえて良かったw

 

試走で気に入ってもらえたら、このスペアホイールを買ってもらいたいので貸しましたw

SL5の純正セットのままだったので、タイヤも後から買えない「BONTRAGER R1」がセットされていた。

久しぶりに見たよ、このタイヤ。

普通に20数km/hくらいで軽く流していて、注意して走っていても死角から飛び出してくるおばあちゃんとか子供とかいるじゃないですか。

あれを避けながらフルブレーキすると、簡単にケツ振りながら「ホンマに停まるんか!?」と驚くほどズルズルだった。

リムブレーキモデルの頃のエモンダでもソレですよ。

より制動力の高い現行のディスクモデルしかないモデルだったら、その時に感じる制動力とグリップ力の差はもっと顕著だろう。

…いや、2018年当時よりはR1も改善されているのかも知れないけどw

 

そのR1から、P-ZERO VELOにタイヤが変わるだけでも恐らく驚かれるほどのグリップ力の差だろう。きっと。

問題は、P-ZERO VELOを体験した後、ホイールを返してもらってノーマルに戻った時が危険でしょうね。

それは良く伝えておくか、もう距離走るようになられてきているのでタイヤの買い替えはした方が良いですよ…って今度伝えるか。

 

このホイール、この年度のROVALのハブが抱えている問題を解決済みの個体です。

某自転車屋さんのYoutubeでも見かけた、S-WORKS VENGEに付いてきたROVAL CLX64の前輪がノーマルでceramicspeed社のセラミックベアリングが入っているから、お買い得感の高いROVAL RAPIDE CL50 discの前輪とこ~~~んなに回転性能で差があります…よ…?

という動画で、店員さんが所有しているVENGEに付いてきたCLX64の前輪がベアリングがモロに終わってる様子で回転が非常に渋かった。

という衝撃動画がひっそりとあるんですけど、その動画で出演者の店長が「これはメーカーに保証してもらいましょう!」と言ってた。

 

この時、出演者の方たちはみなさん原因を知らなかったんだと思います。

私も、この動画を視た時は原因を知らなかった。

なので、もう、むっちゃくしゃ調べた。

独自に調べた。

原因がわかった。

クイックリリースで使われている・使うモデルがベースだった。この当時のROVAL

CLX32・CLX50・CLX64全て共通。

 

ポン当てエンド構造のまんまだったんですよ。

この当時のROVALのハブボディ。

なので、スルーアクスルで締めすぎるとポン当てエンドが動いてしまって(一応中にストッパーぽい突起はある。小さいけど。)

ベアリングをポン当てエンドが圧迫してしまって、回転が渋くなる。

そのまま使っていると、有り得ない距離でベアリングが終わる(事もある)

私は偶然、ソレを調べて知る事ができたのでお世話になっている店長も見つけてくれて、ワンオフでポン当てエンドが押してきても、ベアリングを圧迫しない部品を作ってもらって仕込んであります。

コレ知らずに渋い回転のまま、乗っておられる個体も見かける事があるので見かける度に話を聞いてくださる方ならお伝えしています。

中には聞いてくれない人もいらっしゃいますけどw

…まぁ、ソレはしょうがないですよね。

 

あと、CLXに採用されているリムと同じ構造を持つCLシリーズですが、実測重量もCLXと酷似しています。

正真正銘、CLXと同じリムでしょう。

この辺はすっごくお買い得ですよね。

ただ、まるっきり同じリムと言えない可能性はあります。

それは「精度」

同じ手法でリム生産しているけど、より精度が良い個体を→CLXに。

CLXに使うにはちょっとだけアレだけど、このままハネてしまって廃棄するには惜しい。

っていうリム達が→CLとして売られてるんじゃないだろうか?

と思うフシがあります。

よって、メインで使っているスポーク変更しているカスタムCL50も、このスペアCL50も、回転バランスは取っています。

スポークさえ、しっかりしたモノに変更すれば限りなくCLXに近いホイールになりますし、のむラボさんが書いてくださっているありがたい記事を参考に、まるっきりのむラボさんと同じように組めないにしても、同様の手法で左右差を無くす逆異径組みすればCLXの唯一とも言える弱点を克服しながらより走るホイールになるんですから、CL50は今見てもなかなかお買い得なホイールじゃないかな…

なんて思います。

スポーク変更に関しては、あの堅いCX-RAYやCX-SPRINTのヘッドを潰す加工ができるショップに限られてしまいますが、それをしても変にボッタくるお店じゃなければ半数がCX-SPRINTなので想像よりも安い。(2万円掛かったっけな?くらいです=スポークカスタム料)

つまり、約23万円も出せば…今売ってるハイエンドホイールとも割と互角に戦えるポテンシャルを持ったホイールにする事ができる。

…安ないッスか?w

 

それを、私は半額の10万円で売ろうと思っています。

なかなか買い手が付かないんですけど(私の周りは割とリム乗りがまだ多いのと、ディスク乗ってる人たちはBONTRAGERのホイールに行く人が多いのです…TREKコンセプトストアのお客さんばかりだから、それはしょうがないんですけどw)

距離も2000kmも使ってないと思うんですよね。

チューブはどこのチューブか忘れましたが、BONTRAGERのノーマルブチルチューブよりは少し軽い製品を入れてくれていたと思います。

タイヤはP-ZERO VELOの25c

今はもう売ってないモデルですが、このタイヤはライフが長いのであと3000~4000kmくらいなら使えるんじゃないかと思います。

このチューブとタイヤが付いた状態で10万円。

安いと思うんですけど、売れないですねぇ…。

 

この試乗してくださっている人が買わなかった場合、チャリ部屋も手狭になってきたので…

中古買取店に売りに行こうかなと思います。

そうなると買い叩かれるのが嫌なんスよねw

まぁそうなったらしょうがないんだけど。