年明けにドグマのメンテで訪れた際に、衝動買いしてしまったJAMIS RENEGADE S5が納車されました~!
早速、近場のちょっとだけグラベル路面でシェイクダウン。
JAMIS RENEGADE S5は、クラリス組みのグレードです。
昨年まで…ってもう一昨年になるのか。
それまでは、上位グレードに採用されていたクロモリ鋼を使わずにS5はまた別のクロモリ鋼で構成されていましたが、2021モデルからだったか…2022モデル(すなわち去年モデル)からだったかまでは失念しましたが、マイナーチェンジでS5というグレードもS3とかと同じように、
SST Reynolds 520 double-butted chromoly main tubes
をメインフレームに採用するように変わりました!
その時に、こういう価格帯のモデルに多く見られるディスクブレーキモデルなのにクイックリリース!
ではなくて、きちんと12㎜スルーアクスル機構を備えるという嬉しさ。
それでいて完成車価格は13万円と、興味を持ってしまったらちょっと買ってみても良いかも…と思わせるだけの内容です。
また、この価格帯のモデルなのにSpecializedのライダーズファーストエンジニアリングと同じようなコンセプトで、各サイズ毎に適正なジオメトリーを採用して…コストアップに繋がるだろうに真面目なフレーム作りをしているのもJAMISの良いところ!です。
買ってから、ソレは知ったんですけどねw
グラベルロードとして使う事を前提に店員さんに相談すると、前輪が巻き上げる砂や枝などがフロントディレイラーに巻き込んで思わぬトラブルに繋がる事例が多いので、フロント一速化はできればした方が望ましい。
クラリスのキャリパーはワイヤー引き(機械式)ディスクなので、油圧式へ変えた方が安全面での安心感に繋がります。
STIを変更せずに、キャリパーまではワイヤー引きで、キャリパー本体が油圧式という社外品の製品もありますよ!
と、いろいろ教えていただきました。
安く揃えようとすると、キャリパー本体だけ油圧に変わる製品を装着して、フロント一速化にすると割と現実的な価格としてお値段を抑えて購入はできるが、結局チェーンリングとクランクは新たに必要。
そうなるとBBも要変更。
そのワイヤー引きだけど油圧キャリパーは25000円する。
結局、割とお値段が張る。(4万円くらい?)
そこまで手を加えても、リアディレイラーはクラリスのままなので8速のまま。
…これでフロントシングル化は、マジなグラベル登り勾配できっついんちゃうん…w
など、色々考えた結果、最初からGRX600(105グレード)で組みなおしてもらったほうが、イニシャルコストは掛かるけど安心も買えるし良いんじゃない?ってハナシになってGRX600で組み替えてもらっての納車となりました。
トータル23万円くらいになりましたが、フロントシングル化された同じレネゲードのグレードだとS2だったかな。
それになると30万円くらいするので(ホイールは違うけれど)在庫も無いので取り寄せになる。いつ納期になるかわかりません。
という事もあったし、割と良い落としどころだったんでは…と思います。
持ってみると、さすがズッシリとくる重さ。
しかし、純正の時よりは少し軽い気がする(1kg近くは軽くなったんでしょうか?知らんけどw)
グラベルロードと言っても、装着タイヤはセンターグループが大人し目のパターンが刻んであるだけでほぼスリックに近い構造のタイヤなので、舗装路も割と軽快に走る。
クロモリは初めてなんですけど(妻用のなのでサイズちっこいけどw)ギュっと詰まったような密実感ある乗り味で面白いです。
乗り心地はファットなサイズのタイヤの恩恵もあってしっとり滑らか。
ブレーキの効きは、MTBでも先に経験してますがグラベル用コンポのディスクブレーキもロード用よりカッチリ止まる。
そういう性能を狙ってるんでしょうね。走る路面と求められる性能から。
舗装路オンリーで走っていても、割と面白い。
そして、冒頭に戻りますが近場のグラベル路面があるところへ軽くサイクリング。
グラベル路面の方が本領発揮しますね~!
私のMTBと同じです。
舗装路よりも断然身軽。
軽快感が増す。
加速も不思議と伸びる。
クロモリの良さってコレか!
(舗装路用のクロモリロードで舗装路走ったらこんな感じに伸びる感触を味わえるのかな?と妄想しましたw)
グラベルロード用のドロップハンドルは、キャンバーが付いたシャコタンの車みたいにドロップ部がハの字形状になってます。
上と下でハンドルの間隔が違うんですね。
下の方が広い。
これ、正しくMTBのハンドル幅が広いのと同じ理由ですよ。
グラベル路面で下る時とか、むっちゃ操作しやすい。
GRXのSTIもこういう向きなのも、そういう理由か…!
と、いろいろ発見があってとても面白いです。
グラベル路面の登りも楽しいの一言です。
そして、短い距離でもロードバイクよりも身体使いますw
良いですわ~。
楽しいですわ~。
勢いでMadone SLRでもJAMISと同じとこ、走りましたw
すると、思いのほか走れる。
絶対的なグリップ力の差はタイヤの差であるけれどw
ただ、BONTRAGER AEOLUS RSL62がリム内幅23cで、そこにP-zero ROADの26cを嵌めているので実質31㎜くらいタイヤ幅があるおかげで、割と悪くない走行性能を発揮していたのに驚きw
結構、登れましたよw
妻からはやめときーwwwww
って言われましたけどw
確かに、あまりしない方が良さそうだw
ああいう路面でトラクションを失いにくかったのは、ISO SPEEDも効いていたのかも知れませんね。
むちゃくちゃ楽しかったです。
MTBと同じところをこのグラベルロードで走るのは無茶ですけど、でも選択肢は多いに拡がりました。
今度、妻とトレイルライドに行こうと思います。
そして…
すーぐきますよ。
すーーぐ届きますよw
と言われ続けて早3~4か月。
延びに延びた納期がやっとお店に到着。
Madone SLR用の10-33T 12速スプロケです。
そんなにスグには逝かないんですけれど、なんかコロナ禍で怪しいし…
買えるウチに1セット買っておくか…で発注。
今発注すると、一年先でも納品されるか怪しい状態だそうです。
発注しておいて良かった。
安い商品じゃないですけど、当初のお値段のまま買えました。
今後、値上がりした場合は1セットだけですけど私は少し得をした事になりますねw
チェーンリングは、最悪純正品に拘らなければ選択肢があるのでスプロケだけ注文しました。
チェーンリングはギア比見直そうかな…と悩んでいたので。
現在は52-36相当の48-35Tなんですけど、やっぱりギア比構成的には一緒でもホンモノの52-36の進み具合は得られない。
ギア比がクロス化して良い感じではあるけれどw
そこで、50-37Tを試してみたい…という気持ちがムクムクと出てきています。
今使っているチェーンが寿命を迎える頃に…となると、今から発注していても間に合わないのか?w
まぁいいや。
散財が続いているので、ちょっと数か月我慢して
次は50-37Tのチェーンリングを発注しようと思います。