何故か充電した後、使ってもないのに僅か二週間でライドに出掛けたらDi2のバッテリーが切れたw
という件は先輩のアドバイスに従ってファームウェアアップデートを実行後、一週間近く経った現在。
バッテリーの残量は正常と言える状態を保っています。
このまま何事もなく解決したなー!で終わると良いんですけど。
それはそれとして、2021年で感心した事を書きたいなと思います。
いろいろ候補はあるのですが、どれかひとつ…となるとコレかな。
というのを書きたいと思います。
※リム内幅23Cはとても良かった。
これは乗れば乗る程、感じます。
Bontrager Aeolus RSL62にピレリ P-ZERO ROADの26Cを組んでいるのですが、正直使ってみるまでは21Cと23Cでそんなに変わるの?
と考えていたのが正直なところです。
乗ってみた印象としては、「軽い」
とにかく転がり抵抗が小さいと感じます。
しかし、グリップ力自体は低下しているどころか今まで経験してきた中で最もグリップします。
(使用チューブは、他ホイールと同じくBontrager light weight tubeです。)
ブレーキング時も、コーナリング時も、登坂時も、とてもグリップします。
なのに転がっている時の粘りというか抵抗感が小さい。
軽くスッと転がります。
タイヤプロフィールも改善されているのか、コーナリング性能も本当に高い。
これはフレームやフォーク、ホイール自体の性能と多岐に渡って影響を受けるとは言え、21Cのホイールはいくつか経験があるのですが(チョイ乗りも含めて)所有しているのはROVAL Rapide CL50 disc改(スポークをCX-RAYとCX-SPRINTを用いて逆異径組み。のむラボさんのブログ情報を参考にさせていただきました。)と、Bontrager Aeolus RSL37の二種類です。
21C同士では、CL50改<RSL37ですが乗った時の雰囲気というか…うまく言えないんですがグリップの仕方とか速さとかはRSL37の方が設計年次が新しいという事と、ホイール自体がとても軽い、そしてラチェットEXPによる効率の良さなど含めて一枚上手なんですが、動き方とかそういうのは「知ってる感じの上位互換」とでも言えばいいんでしょうか。
既知の感覚でもう一段階安心して踏める、飛ばせる。という感触なんですね。
それをさらに超えた感触を伝えてくるのがリム内幅23Cなのです。
うまく言えない(語彙力w)のがとても残念ですが、リム内幅が拡がることによって増したエアボリュームもあって、タイヤ自体がインピーダンスロスも抑えていると思えるほど感じます。
絶対的なハナシとして、28Cなどの太いタイヤを用いた時ほどの差異はもたらしてはないのかも知れませんが太いタイヤを装着して乗っている時と同様の安心感と信頼感も感じられます。
多少のギャップはタイヤだけでやり過ごすという雰囲気もあります。(あくまでクリンチャー仕様同士の比較です。)
私は素人なので感じた事しか言えませんが、これだけ転がり抵抗も減った感じを得られるという事は、各インプレッション記事や紹介記事で書かれていたように「ヒステリシスロス」も低減されているのが理由のひとつなのかな。
とも思えます。
リム内幅違いで、乗った感触はこんなにも違うのか。
というのが2021年で最も驚いた事のひとつです。
RSL62がリムハイト62㎜あるのに、リムハイト50㎜のホイールよりも断然横風に煽られずに真っ直ぐ走れるのも驚いた事のひとつです。
エアロホイールの空力性能に関しては、素直に設計年次の差というのは割と無視できない差としてあるなぁというのも正直な感想です。
そして、私のような体重もある人間は構成するスポーク本数は24本要るなw
というのも正直なところです。
BONRAGERのホイールはTREKユーザーの方以外があまり使用されていませんが、ぜひメーカーの垣根を超えて体験してみてほしいと思います。
空力性能に関しては、既にDT SWISSの新型ARC1100 DICUTに抜かれているみたいなんですけれど、リム幅23cがもたらすフィーリングや性能はBontrager Aeolus RSL51および62しか、まだ業界には存在していません。(ジャンル違いは除くw)
そういう意味では、体験してみる価値は十分にあるんじゃないかと個人的に思います。