健康診断まで断食と水を飲むのができない方面のプレッシャーがきつくて、大事なこちらを記事にするのを忘れていました…!w
昨日はとても風が強かったんですよね。
北摂を走られていた方なら強風を受けておられたと思います。
その時に感じた事を書きます。
Bontragerのホイールは横風に強い。
これは、現行のAeolus RSLシリーズでとても有名になりましたが、実は前々作である「Aeolus」の頃からBontrager(TREK)が取り組んでいる設計です。
風に対する抵抗力を抑える事や、高速巡航時に如何に抵抗を少なくしてより高い速度を実現するか。
こちらの方が新作発表時のプレスリリースや、カタログ上でのバリューが高いので多くを語られる機会が多かったのですが、横風に対する安定性やそれが起因するドライバビリティの方面が多くを語られる機会はなかったのが現実です。
全く語られなかった…というワケではないのですけれど。
前作であるAeolus xxxシリーズも同年型の他社製品と比較して横風に強かったというのが実際に使われている方たちの評価です。
私は、RSL37というホイールとRSL62というホイールを使っています。
RSL37はリムハイトが低い(セミディープ)し、横風に強いとは聞くけど正にその通りで横風に強いな!
真っ直ぐに走るという事はこういう事なんだ。
と納得していました。
確実にROVAL Rapide CL50 discよりも横風に対する影響がゼロに近いくらいなんともなかったので。
しかし、それはリムハイトが低いだけではなかったんですね。
RSL62も横風の影響がほとんどないんですよ!!
以前も風の強い日がなかったワケではないですが、昨日はとても風が強かったのです。
ほとんど先頭を走って風除け役していたのですが、横風が吹くと風が強すぎて一瞬呼吸ができなくなるほど(鼻の前の空気を持っていかれる…と表現すると伝わりやすいでしょうか。)風が強かったんですが、その時に一瞬だけフッとステアリングモーメントが非常に軽く発生するだけで、その後は真っ直ぐ走るのです。
横風が強く吹いて一瞬呼吸ができなくなるほどの風が吹くまでは、横風強いなぁ…くらいの認識程度しかなかったという体感が、その安定性の凄まじさを物語っていると思います。
とてもゆっくり走っておられるママチャリがフラフラと進路を乱されていたのを見て「そんなに横風強いんか、今。」と思ったくらいですから。
Bontrager Aeolus RSL62だけでなく、今回の新作であるRSLシリーズはメーカーが公表している「横風に対する強さと安定性」と、それがもたらす「抵抗の少なさ」はホンモノです!
一頭地飛び抜けているとも思います。
なので、RSL37を体験した時は(この時はここまで凄まじいモノだとまでは認識できてませんでしたが)今回のBontragerの新作ホイールはメーカーの垣根を超えて広く普及するんじゃないだろうか…と予言めいた事を以前の記事で書きましたが、ロードバイクに乗ってる人が気付き出したら、本当にそういう日がくるんじゃないだろうかとより確信をもって思えるようになりました。
特にリム内幅が23㎜を採用しているRSL51やRSL62はリム内幅21㎜のホイールよりもさらに転がり抵抗が減っていて、漕ぎ出しから「おっ!?」と思えるほど違います。
乗り続けてもその恩恵をひしひしと感じます。
疲れている時ほど感じますw
このトータルバランスを超えるホイールって、なかなかないんじゃないでしょうか。
ただ単に速いだけでなく、安心して乗れて速い。
基本とても薄着なサイクルウェアを着て、転倒したら普通の怪我では済まない速度域で走るロードバイク。
「速さ」も大切ですが、こういう性能も大切なんじゃないでしょうか。
しかも、単に安全性や安定性を売りにして速さを犠牲にしているのではなく、「速さ」を得る為に「安全性と安定性をも確保している」という設計が素晴らしいなと思いました。