いやー…
長かった単身赴任が終わりました。
無事に、大阪へ帰任する事ができました。
引っ越しも完了して、大阪の自宅に居ます。
一週間の現場間休暇をいただきまして9連休を満喫しておりますw
この休暇中に私の担当範囲は竣工図作成が終わっているんですが、同僚の竣工図作成のお手伝いが若干あるので午前中と午後は開放感からついつい遊んだり用事を済ませたりしてしまいましてw
こんな時間にちょこちょこと図面描いてる次第でありますw
まぁ時限があるようでない仕事なので、伸び伸びとマイペースで作業しているのでこんな時間に作図していても精神的な圧迫感とかストレスは無いから不思議です。
健康の為を思えば早々に寝ている方が良いのは間違いないんですがねw
竣工→引き渡し後に約一か月ほど九州支店で竣工図作成含めて雑用などもこなしていました。
その際、今までコロナや突貫気味だった工程に押されて一時帰宅ができなかったので、おもくそ月3回帰れる権利を活かして毎週一時帰宅しておりましたw
なるべく引っ越しの際に面倒くさい荷物や衣類などをちょこちょこと新幹線使って運んでいたという側面もありますが、決定的な理由はマドンに乗りたいw
それが主な理由です。
こちらのブログでは報告が遅れましたが、無事に10月初旬に発注していたBontrager Aeolus RSL62が納輪されました。
SRAM REDの12速スプロケットが納品遅れて間に合わなかったので、Project ONEで購入したRSL37に附属してきたスプロケを外してRSL62に移植し、RSL62をメインにマドンは楽しんでいます。
見た目にもエアロロードらしくなって個人的にはカッコよくなったなw
と思っていますw
RSL37でも意外と変には見えませんでしたが、やっぱりマドンには50㎜以上のリムハイトを持つホイールの方が見た目にもしっくり来ると思いました。
ただ、RSL37を履いたマドンはエアロロードなのに軽量系オールラウンダーのように軽快に走るので、これはこれで稀有なバランスだなとRSL62の経験を通じて比較する事でそう思います。
RSL37の装着時の感想を箇条書きでまとめますと…
・一世代前のリムハイト50㎜のホイールに近しい空力はあるんじゃないかと思えるほどセミディープなのに巡航などが楽だった。
→この感想に繋がる要因のひとつとして、「横風に滅法強い」というのも一助あると今は感じています。
・OCLV800を採用しているマドンのフレームはやっぱり剛性が高い。RSL37も剛性が高い。
→楽なんですけれど、若干「踏み負けているかも」という感想が私の中で残っています。
・体重が重くて登りが苦手な私が、登りで脚が残せるという驚き。
→これは体験して欲しいです。体験しないと「は?何言ってんの( ゚Д゚)ハァ?」という印象を抱かれると思いますw
RSL37はリム内幅が21cなのでROVALで体験した印象と似たところがありますが、全方位にスープアップしたような扱いやすさがある上で、体感上は安定して走行している為か「あれ?思ったよりも速くない?」なんて思う時があるのですが、サイコン上の表示速度を見てびっくり…
という事もあるくらいサラッと速いです。
単純に信号待ちからの加速などは「軽さは正義」と言わんばかりに鋭い加速をします。
そこはRSL37がはっきりと優るところです。
とにかく、全方位に隙が無い良いホイールだと思います。
次にRSL62を装着した時の感想を箇条書きで書きます。
・RSL37からRSL62に変更した時にマドンを持ち上げると割とずっしりとした感触に変わりました。
→カタログ重量で前後輪合わせて約190gの差(RSL37:1325g、RSL62:1510g)なんですけどね。不思議です。
(使っているチューブもBontrager lightwait tubeで同じなんですけれどね)
・ただ、RSL62単体で持つととっても軽い。その軽さに驚き。
→見た目からは完全に裏切られる軽さ。
・RSL62ははっきりと剛性が高い。
→RSL37とのセットよりも、より「踏み負けているなw」という印象が強いです。
・踏み負けていると感じているにも関わらず速いのが不思議。
→巡航性能は鬼です。下りでの加速も鬼です。登りはリムハイトと重量を考えると凄いと思います。普通に良く走ります。
・コーナリングが速い。
→リムハイト高いホイールってどこかしら癖があるような印象を持ちますが、レーゼロより素直かつ速く曲がれるかもです。
直接同じフレームで比較しなきゃですけれど。
・ロードバイク用としては初のリム内幅23cは文字で読んで理解していても、実際に体験すると「なるほどな!」でした。
→ISO Speedを搭載しているのがマドンの特徴ですが、ISO Speedも効いているでしょうけれど…
そもそもそれ以前にタイヤとホイールセットで機械的にインピーダンスロスとヒステリシスロスを従来のホイールセットよりも、より有効に抑えているんだろうな…と思えるくらいに転がり抵抗が少ないです。
ハブの回転性能が…という以前に、転がり抵抗が少ないのです。
素人なんで、こういう体感が記事などで見聞きするインピーダンスロスとヒステリシスロスを抑えた低抵抗な走り。なんだろうなと感じます。
転がり抵抗が少ないにも関わらず、グリップはピレリ P-zeroのクリンチャータイヤを使用しているんですがこちらの方がより良い気がします。
・RSL62は今回のマドンに合わせ込んで開発したらしいというのをネット記事で見たのですが、こういう印象たちは正にそういう事なんだろうなと思えます。素人なんで上手く書けてなくてすみません。
→とにかく乗っていて高揚感がハンパなく、楽しく速く(貧脚ながら当社比という事でw)走れて最高です。
なんだか上手く表現できてない部分もあるような気がしますが、こればっかりは文章でどんなに丁寧に書いても陳腐になります。
それに長文になっちゃって(これでも長文だけどw)誰も読む気もしない記事になっちゃいますので、この辺で割愛します。
あと、わかりやすい例えとして…
いつもお世話になっている方たちとは違う、たま~にお会いする人から良く言われる事を書きますw
妻がドグマに乗って速い場合→「奥さん、速いですね!」
私がマドンに乗って速い場合→「最新のテクノロジーって凄いですね!」
…俺も俺なりに頑張ってるんですけど?w
登りが速い人には前者の評価に繋がりやすいんだと感じます。
平坦や下りが速い人間には後者の評価に繋がりやすいんだと感じますw
みてろよ!
俺も痩せたら…(タラレバはかっこわるいw
それはさておき、REDのスプロケ外したRSL37がもったいないじゃないですか。
以前から模索していたんですが、RSL37こそ妻にぴったりじゃないかと考えていたのです。
RSL37を経験すればするほど、そういう想いが強くなりました。
そこで、ラチェットEXP用のシマノ11速用フリーボディも発注していたんですね。
それとアルテグラの11-28Tは納品間に合いそうだという事で、アルテのスプロケも発注していたのです。
RSL62を装着してもらう時に、ついでにRSL37にシマノのディスクローターと(スラムのディスクローター発注を失念してしまっていたのですw)シマノ用フリーボディとスプロケをセットしてもらい、ホイールバッグに入れて持ち帰りました。
一度、妻のドグマにRSL37をセットしてみたんですが、上手くキャリパーのセンターが出せない。
微妙にシャリシャリ擦ってる。
という事でネットで調べてツールを購入。
使ったツールはこちらです。
160㎜ローター外径に合わせてある商品ですね。
140㎜ローターでも使用できますが、最もしっくりくるのは160㎜ローターです。
こちらのツールだと非常に楽チンにセンター出しができますw
私のような整備ど素人でもできるので間違いない商品ですw
無事にセンター出しながらRSL37をセットできました。
チャリ部屋の床を汚さないように、とりあえず下に敷いている古いヨガマットなどは無視して見てくださいw
この時、装着しているアルテ相当のグレードの手裏剣ディスクを初めて装着しておりますw
とにかく部品不足な世の中なので、このMTB用ディスクを予備で購入していたので今回のスムーズな装着に繋がりました。
それにしても、元々のシマノのロード用ディスクローターで横風に弱いってツイッターなどで話題に出てましたが、そんなに弱かったんでしょうか…。
単に我々が慣れていただけなんでしょうか。
この手裏剣ディスクで風強い日に走ってみたらわかりますね。
あと、シマノのローターは若干ですが熱に弱い気がします。
私の例でしか例を挙げれないので申し訳ないですが、体重あるので下りでは特に加速面では有利なんですねw(自虐的
平坦も体重重いので有利なんですね。(特に風が強い日)
なので、グループライドの時は実はひっそりと前を行く人に追いつきそうになるとブレーキをかけていたんです。
普通の人よりは頻繁にブレーキを強くではないですけれどかける機会が多いのは確かなんです。
すると、熱によりローターが反るのか若干パッドとローターが干渉する時の「シャンシャン」という音が鳴るんですよね。
非常に小さい音ですけれど。(良く聞かないとわからんくらいには小さい音です。)
しばらく非常に軽くあて効きさせてこの歪みを矯正します。簡単にそれで直る程度の反りではあります。
なんでこれを今頃書くかというと、マドンによる経験が大きいです。
マドン納車されて、RSL37でもRSL62でも同じ回数ずつくらい乗りました。
過去に何度かマドンに乗った感想を興奮気味に書いていますが、嘘偽りなくマジに速いです。マドン。
エモンダやアレスプで体験していた上記の「前を行く人に追いついちゃうからブレーキ」がマドンの場合はもっと頻繁に、かつ、強くブレーキ掛けないとマジで速度が殺しきれない。
なのでスラムのディスクローターの方がそういう負担は大きくかかっているにも関わらず、シマノのローターで経験したそういう音鳴りの経験がまったく無いのです。
ディスクローターに関しては、スラムの方が良いんじゃないだろうか?なんて素人なりに感じています。
また、ディスクロードの維持費として興味のある内容として、パッドやローターの減り具合はどうか。
シマノの場合は、個体差もあるでしょうけれどパッドもローターも平等に少しずつ減ります。
パッド2~3回交換につき、ローター一回交換くらいの割合でしょうか。
パッド2回交換につきローター一回かな。
スラムの場合、私はまだ乗ってる回数と走行距離が知れてるんではっきりと言い切れないんですが、パッドは減ります。
わかりやすいくらい減ります。
しかし、ローターがあまり減ってないように見えるんですね。
どちらが維持費が高いかは今後もっと乗り込んで検証していきたいと思います。
アレースプリントは、総走行距離が約3000kmほどで、既にパッド交換一回。フロントローターは一回交換しています。
リアローターはまだ使えそうという事でまだ交換には至っていません。
ブレーキディスクの話題で長くなってしまいました。すみません。
室内での写真なのであまり良い写真ではないですが、
ドグマにRSL37でリムが細身に見えてもマドンよりはミスマッチ感がありません。
ドグマはエアロロードであると同時にオールラウンダーのような印象を持っているからかも知れません。
ツールのおかげでディスクとキャリパーのセンター出しはスムーズに終える事ができました。
変速の方もばっちりです。
RSL37を装着した感想が今から楽しみです。
ちなみに、私個人の感想を簡単にまとめると…(Madone SLRへの装着例として)
RSL37は間違いなく万能。
だけど、軽すぎるような印象を持ってしまいました。
RSL62の方が私が期待する踏み応えだったり、速度の乗りだったりが感じられ非常に好ましかったです。
単身赴任先で乗っていたのがAeolus comp5改を装着したエモンダだったので、そちらのイメージが強かったのもあるかも知れません。
重量だけで言えば、Aeolus comp5改の方が重いのです。
Comp5改の方が特にリム重量が重いんですが、不思議と楽なんです。
速いのは間違いなくMadone+RSL62の方なんですが、このあたりに「剛性の差」が体感として現れるのかも知れません。
少しずつRSL62にも慣れてきて、踏み負けているという印象は日々小さくなっていってはいますが、嫌な疲れ方とかはしないのが不思議です。
うまく書けませんが、そういう体感や感想含めてそこがTREKの凄さなのかも知れません。