社用車を貸与してもらっています。
それに2か月ちょい乗っています。
それと、休みはさほど取れてないんですが暇つぶしに試乗させてもらった車種含めて久しぶりに国産車に乗って思います。
ステアリングシャフトの剛性が少し足りないッスね。
久しぶりに国産車に乗って真っ先に感じたのがステア切った量に対してタイヤがどれくらい角度付いてるのか「わかり辛い」
ステアリングシャフトの剛性が少し足りないから、これ捻じれてますねシャフトが。
なので切った量に対してフロントタイヤの動きが比例しない。
普通に走っていても。
なるほどなぁ。
これ、気を付けていないとずっと乗り続ける事で「当たり前」になるから意識を持って運転していないとダメですね。
これも要因のひとつとして挙げられると思うのですが、最近やたらと運転下手な人多くないですか。
道が緩やかにカーブしているところを走っていると(片側二車線道路など)右側を走る車がやたらとこちらの車線内へ線を踏んで超えてタイヤ一本分くらいはみ出して走るアホ多くないですか。
これ、ステアリングシャフトの剛性が少し足りてないのも原因のひとつ。
※追記:わかりやすく説明を補足します。
ステアリングシャフトの剛性が少し足りないので、切り始めの動きが曖昧。
なので、本人は意識なく車が動き出す前にステアリングを切り足しちゃう。
切り足しちゃうのでクルマが思ってるよりも内側へ切り込んじゃう。
そういう一連の流れだと私は想像します。
そうやっちゃう人を擁護すると。
もうひとつが最近の車の完成度の低さと電子制御に頼った挙動で、車の基本を詰め切れてない証拠だと思います。
だからこんな運転になっちまっている要因の一つだと思います。
しかし、これは某上級国民と一緒で車のせいにばかりはできません。
そういう運転を良く見かける車種でもちゃんと運転できている人はできているので。
要は乗り手の意識の低さと運転技術の未熟さ。
運転免許制度も見直して、みんなの意識が高くなればこんなクソみたいな車が売れなくなって国産車ももっとまともになるでしょう。
今から思えば、評論家のみなさんが酷評したり偉そうな講釈でこけおろしていた90年代ころくらいの「良かった頃の国産車」の方が今乗ると経年数分ヘタってはいるのでぼろっちいフィーリングの車も増えてますが「まともでした」よ。
まだね。
今よりね。
電子制御に頼りっきりじゃなくて、車の基本で勝負していましたからね。
全部が全部じゃないけれども。
今よりはマシだったと思います。
だから古い車の相場が上がり続けているんですよ。
一部のマニアやまともな人は、そういう「まともな乗り味や操縦性」を求めて多少燃費悪かろうが、12年経過してからの変な罰金みたいな重課税が課せられようとも、古い車を求める。
私も今は次に買う車は恐らくですけれど、20年以上前の車です(具体的には空冷911)
今乗ってるマカンSは乗用車として維持できるなら手元に残しておいて増車したいなと考えています。
そして、車重2t近くある巨体を持つマカンSですが、社用車として借りている車重1.2tくらいの物理的には圧倒的に有利なはずの軽いクルマよりも、かなり高度なレベルでまともに走りますし、まるでスポーツカーか?
と考えちゃうほどステアリングを極わずかに切れば、そのわずかに切った分だけしっかりとフィーリングを伝えてきながら確実に動きます。
遅滞も不感帯もありません。
それでいて乗り心地も快適ですし、あまりにも出来て当たり前のことが当たり前にできているから乗っても「フツー」って感じちゃって刺激などを感じられないので気付かない人は気付かないでしょうけれど、高度なレベルでそれが実現出来ています。
それは以前乗っていた981ボクスターもそうですし、911もそうです。
矢沢永吉さんがフェラーリで近所のコンビニにタバコ買いに行ったりはしないけれど911はそれやっちゃうと。
また、ある評論家の方(私が信頼しているまともな事を書いている人)もおっしゃっています。
スポーツカーとして優れているだけでなく、スポーツカーである以前に乗用車としても非常に優れている。
まるで普通じゃない事を普通に感じるレベルまで昇華しているので、意識なく乗ると「普通」と感じるが、それは普遍性を持った普通じゃない普通である。
と。
実際に経験して思います。
本当にその通りだなと。
メルセデスやBMWなどの車も非常に良く出来ていますが、2012年以降のポルシェは現在に至るまで黄金期だと感じています。
メルセデスやBMWで出来ていない高度な次元で非常に良く車がまとまっていると思います。
だから…だと思うんですけれど、最近街中で見かけるの多くないですか?
ポルシェを見かける率、高くなっていると思います。