最近、この方のYoutubeチャンネルも良く見ます。
競輪選手だった方で、ロードバイクに通じるところもあるんですけど、明らかにロードバイク向きではない側面もちょっとあったりして、いろんな意味で勉強になるのでちょくちょく見て勉強させていただいております。
元競輪選手だった事もあって速度域が相当違うと思いますw
その方がおっしゃるにはホイールバランスを取らないと、本来持ってる性能を発揮できてないと。
これに関してはずっと悩んでいたんですよね。
クルマに関しては確実にホイールバランスを取ります。
取らんかったらエグイ事になりますw
で、ロードバイクなんですけど今までバランス取らずに乗って違和感を感じた事がありません。
特にアルミリムを使うFulcrum Racing ZeroとBontrager Aeolus comp5リムを使った手組ホイールの経験上では。
それは実際に走る私の速度域が低いという事と、アルミリムはカーボンリムと比較してそれほどバランスが酷く無いという事実と、Bontragerに関しては詳しく知らないんですけど(TREK乗っていて失礼w)Fulcrum(やカンパ)ホイールはバルブと対になる反対側を重くなるように設計・製造して「完全にバランス取れているワケではないが、酷くならないように考慮されている」という事実があったからこそ、まぁ違和感なく乗れていたのかな?と思います。
で、なんでこういう事を今さら考える事になったのか…ですが…
Roval CL50 discを手に入れて、コロナの関係もあったら手に入れてから2か月近く乗れなかったんですけどw
まぁ色々やっと経験できたワケです。
体重が12kg減量できたという事実もあるんですけど、それ以上にBontrager Aeolus comp5で単身赴任先でのソロライドで淡々とディープリムホイールの練習ができた事で、50mmリムハイトのホイールに慣れた?とか、様々な要因があるにせよ…
久しぶりに大阪へ一時帰宅してCL50履いたアレスプで走った箇所ほとんどのところでストラバのPR(privaterecord)更新という快挙。
元が非常に遅かったwので大したアレにならないですが、事実として清滝峠を3分更新などCL50すげぇ!と思える経験をさせていただきました。
本当に進む。登る。快適。
でも、なんか条件揃った時に振れるっていうか「お?」と思う経験を時々します。
そんな頻繁じゃないですけど。
アルミリムホイールの時では経験しなかった動きです。
これが、ホイールバランスに起因するアレなんじゃないかと思ったワケです。
私はまだロードバイクに乗り出して、割と頻繁に乗る様になったのは昨年の一月末頃からです。
なので約一年と半年。
なので自分自身の中にモノサシが車ほど出来てないんです。
クルマでは、サーキット走り込んだり色々経験したので、全部わかるワケじゃないですがクルマに詳しくない人と比較すれば、変なジャダー(振動)やノイズが発生している場合は、「○○が原因じゃないかなー…」とかある程度予測できます。
プロじゃないんで百発百中じゃないですけど。
当たらずも遠からずでは的中します。
でも自転車のホイールバランスにとって、こういうごもっともなご意見も。
http://pass13.blog.fc2.com/blog-entry-311.html
のむラボさんという、大阪にある手組ホイールで物凄く有名なお方です。
非常に深い考察をされてまして、この方のブログを読むととても勉強になります。
なので時間のある時にがっつり読み込んで勉強させていただいております。
また機会があれば…一度お世話になってみたいなと考えております。
のむラボさんがブログのコメント返信欄で書かれている内容も至極ごもっともなんですよね。
んで、私がお世話になっている大阪のショップの元実業団選手だった凄い経験もされておられる方にも教えてもらいました。
今から10数年前くらいの、剛性とかバランスとかを考えられる以前の製品…というと語弊あるんですけどw
今ほど解析技術などが発達してない頃の製品の事を指して、実際に経験された事をおっしゃられました。
今から10数年前って言えばまだPS2の時代でぎりぎりPS3が出るか?って時代ですね。
その頃の携帯電話とかデジタル製品の性能=コンピューターの性能を考えたら…なるほど~…そういう時代か…ってちょっと感慨深いモノがあります。
クルマで言えばエンジンを制御するCPUが16ビットになって「すげぇwwwwいろんな制御がめんどくせぇwwwww」と言い出した時代ですね。
スピードリミッター単体で外すそういうチップも、シルビアとかインプレッサなら5000円とか簡単なチップで簡単に実現するのに、二代目アリストとかは統合制御入っていて、スピードリミッター殺すだけでも6万円wwwwとか、そういう時代ですわ。記憶違いじゃなければたぶん。
前置きが長くなりましたが、そういう剛性バランスとかもあまり…な時代の50mmディープリムホイールでダウンヒル時に、ホイールが共振しちゃってブレーキも効かなければハンドルも効かなくなってそのままズドーン!と山肌に突っ込んで大怪我された事があるそうです。
無事に怪我が治って良かったですよ…本当に。
なので、そういう経験をしてからは、そういう時代のホイールはバランス取りして共振特性が出ない様に対策して乗っておられたそうです。
なのでフランキーさんのご経験も、そういう時代の経験からくる発言じゃないかな?と思うところがあります。
んで、お世話になっているショップの元実業団選手の店員さんは、今から数年前くらいのホイールから
「特にバランス取りしなくても、そこまで恐ろしい共振が出たりしないだけの強度と剛性が発揮される様になったので個人で所有する機材にはバランス取りはしてないです。」
と、おっしゃっておられました。
ただ、カーボン製のリムは某社のリム(超有名どころ)では70gもの錘を付けてやっとバランス取れたってケースもあるらしいです。
有名どころでそうなんか…!!!
と話し聞いて驚きました。
中華製品とかどうなってるんでしょうね…?
それはさておき、以上の事から考えました。
※一度、バランス取りしたホイールを経験してみよう。
やってみなきゃ、自分の中でモノサシは生まれない。
元実業団選手の方が痛い経験をされた10数年前の某有名メーカーのホイールから進化したとは言え、今は昔と違って高度な設計をされているとは言え、目に見えてスポーク本数とか少なく難しい側面も持ち合わせています。
なので、「今だからこそ」バランス取ってみるのアリかもなぁ…って思った次第です。
まるっきり無駄に終わっても試す費用がとても安い。
1000円とかでできますからねw
自分でもやる方法はあるみたいで、一度プロのお仕事の経験を踏まえた上で、正しい経験をしてから自分でも施工してみようかなと思います。
自分でやれば数百円で何回かバランス取りできるんで非常にコスパ良いデス。
継続的にやろう!と思える経験をすれば…ですけれども。
それにしても、ロードバイクは奥が深い。