先週末は単身赴任先にほど近い場所にあるロードバイク屋さんで、イベントがありました。

普段乗れない高価なモデルも試乗できる試乗会です!

 

そこで、前から興味あったMTBの試乗をしようと訪れました。

試乗させていただいたモデルは、TREK Supercaliberです。

あと、同じくTREKのMTBの形状をした電動スポーツバイクです。

 

まずは電動MTBから。

(モデル名は失念←調べろよw)

※すみません、調べましたPowerfly Hardtailです。

名前の通り、リアサスを持たない電動MTBです。

先にSupercaliberを試乗したのですが、記事的には先に電動を書きます。

 

Powerfly Hardtailに乗って、まずはアシストを「eco」モードにして、さほどアシストを貰わない設定に。

漕ぎ出し一発目でまず驚いたのが

・アシストがあるとはいえ、軽い漕ぎ出し

・クランクを回していると、確かに踏力以上に進む印象だがきっちりとスポーツしている感触。

この二点に驚きました。

そして、アシストを強くしていきます。「Tour」モードや、なんやったか名前忘れましたがもう一段アシストが効くヤツ、そして最後に最強モードの「Turbo」

非常に細かいアシスト量の段階設定みたいで、順繰り上げていくとモロに脚に来てわかる!という段付き感がなく、スムーズにアシスト量が強くなっていき、「Turbo」に至っては軽々とMAX速度に登りでも達しますw

これは相当脚が強い人相手でも、アシストを持たないロードバイク相手なら登りなら逆転するのではww

と思うほど、笑っちゃうほどグングン登る。

アシストを弱くすれば、感じるスポーツ度は高くなっていきますが感心したのが「Turbo」モードでも登りならそれなりにちゃんと運動してるって感じるくらいの絶妙さ。

絶対的に楽チンですけどね。

そして最も驚いたのが、お店の近くでは一番勾配がキツイところで舗装路を走る為のハイギアードな位置のまま、敢えてアシスト切ってみたんですよ。

アシスト切った時に驚き。

先に試乗したSupercaliberに及ばないのは当然ながら、コレまじで電動?ってくらいそんなに負担にならないんですよ。

ギアチェンジする必要もないくらい11Tのリアギアのまま登れますよ!マジで!

 

そして、舗装路の凸凹くらいならハードテイル車でもタイヤのエアボリュームで十分以上に乗り心地が別天地ですね~。

25cタイヤのロードバイクと比較するしか私には比較対象がないのが残念ですけどw

舗装路メインならハードテイルで十分ですね。

 

TREKの電動スポーツバイクに乗って思ったのが、足腰が弱くなってしまった高齢の方やスポーツ好きだけど怪我などで脚力が落ちちゃった…という様な人に最適なんじゃないかと感じました。

乗っていて負担にならず、乗ればスポーツができ、楽しい乗り物。

健康寿命が延びて良い日本が訪れるんじゃないだろうかと本気で思いました。

電池切れても普通に走れますからね!本当に凄い。

そしてディスクブレーキのタッチが素晴らしかった。

 

次に、実際には先に乗ってるのですけど以前から気になっていたTREKのSupercaliber

MTB自体に興味があり、以前から買うならハードテイルかなー。

でも安いと言ってもお金は使うワケだから、買うなら思い切って貯金してからフルサスだろうか…

でも実際に購入してちゃんと俺は使うんだろうか?

という感じで延々と思考の沼にハマってましたw

クルマでも、最初に覚えた遊びがクロスカントリーだったので、基本的にグラベルやガレ場を走る楽しさというのは、四輪と二輪で全く違いますがw

個人的に好きなんです。

 

まずは出発前にお店の方から「持ちあげてみてください」と言われ、手に持ってみると…

…軽い!!!!!!!!!!

何コレ凄い。

MTBってエントリーグレードなら14kgとか15kgなんじゃなかったっけ。

軽いモデルでも12kgとかだよな(アルミフレームかつハードテイルでも。詳しく知らないのでそういう認識)

Supercaliberの一番低いグレードであるSupercaliber9.7ですが、手に持った感触で申し訳ないですが10kg台ですよ、たぶん。

フルサスでこの軽さは異常w

ちょっとしたロードバイクより軽いやんけw

実際に乗ってみる。

 

魔法の絨毯の上に乗っているかの様な乗り味。

割と舗装の悪いところとかも狙って走りましたが、少ないストロークで最大限お仕事している感じでショックを感じずに前後サスがまるで生き物の様にストロークして非常に快適。

そして一番の驚きが前後サスで動くのにクランク回してる力が逃げずに伝わっているのか、グングン前に進みます。

ロスなんて無さそう。

誰だ、MTBを街中で乗るならサスのダイヤル回してサス殺して乗った方が良いって言ってた人はw

って考えちゃうほどガンガンに走ります。

乗った感じ、ハンドル形状がアレなんでクロスバイクみたいに走るなー!って感心したんですけど、いや違う。

ロードバイクに近しい感じでグングン進む。というのが近いかも。

コーナリングしながらクランクがんがん回しても力が逃げずに走れる感じですよ。

完全リジットのロードバイクと比較すりゃ多分それでも逃げはあるんでしょうけど、乗っていて感じるのは、そういう嫌な感触は皆無に等しいです(※あくまで素人丸出しの感想ですw)

SRAMのリア12段の一番高いところで登りも楽勝。まぁ勾配10%あるかなー?くらいのところなので、それはそうかも知れませんがw

太いタイヤも何のその。

マジで転がり出しからスッス進みますし楽しいの一言。

 

自転車とひとくくりに出来ないくらい、なんだか画期的な何かを感じますよ、コレ。

自転車に乗っていながら、まるで自転車じゃないみたいな乗り心地と乗り味。

軽快で楽しい。

路面が荒れていてもトラクション逃げない。

ブレーキのタッチも一段と頼もしい。

凄いなコレは。

本気で欲しくなりました。

ただ、一番安いモデルでも539000円もするんですよね…w

価格がネックですな~。

どうせ私が買ったら妻も欲しがるんで一家で二台揃えないといけないのが…

一緒に楽しめるのは最大のメリットなんですけどね。

でもお財布的には厳しいなw

 

それにしても、こんなに楽しい乗り物があったとは。

本格的なグラベル行かなくても、こいつは楽しいですよ。マジで。

これに乗ってポタリングとか…贅沢ですが、楽しいでしょうな~。

ついでに河川敷行って土手下るとかねw

やったらいけないんでしょうけど。

近場の林道とか調べてしまう今日この頃…。

グラベルも行ってみようかな~。

 

その前に貯金ですな!