先週末は久しぶりに二日、休みが取れました。

よって、土曜日はたまった用事を片付けつつ自転車屋さんへ。

 

アレスプのBB疑惑を見ていただきます。

フレームを横から踏んで撓ませ、BB付近で異音が出ているかチェック。

…出てないっぽい?

そこで、あちこち細かい増し締めなどをしていただき、SPD-SLのペダルのクリートを固定するところのスプリングが最弱だから、ここで音が鳴っている可能性が否めない、って事でここのスプリングも少しキツメに締めなおしていただいて様子見をする事に。

日曜日はいつものトレーニングライドに参加する予定なので、アレスプでTOJを走って音が鳴るかどうかを試してみる流れになりました。

 

その場で、カスタムホイールが組めないか私の妄想をお伝えしたところ

・おおっぴらに掲載されてないですけど(ネット上で記事などで、という意味で)リムを個別に買う事ができます。

・そこへ任意のスポークとハブを組むのも出来ます。良いんじゃないッスか!(と店員さんも楽しそう)

・しかし、多分ですけど完組買った方が圧倒的に安いです。

↑この最後の一言が重要。

 

とりあえず、リムのお値段調べていただきました。

店内に吊ってあったAeolus comp 5のリムだと思い込んでいたリムは、Aura5のリムでした。(これが重要)

結論から言うと、Bontragerに関してはリムのお値段が「ほぼ完組のホイールとして買うお値段と変わらないくらい高価」だという事が判明。

なのでAeolus comp 5のリムだと前後で98000円くらいします(うろ覚えなので違ったら失礼)

この時点で戦意喪失w

Aeolus comp 5より約7万円高価なAura5ならリムのお値段が長期在庫で値引きが多少有利でも…(お察し

 

これらの理由で、Aeolus comp 5のリムを使ったカスタムホイールの夢は潰えました。

でも、発想自体はとても良いですね!いい出物があったら声かけます。ってハナシ自体は超盛り上がりました。

 

その時にAeolus comp 5で気を付けないといけない点をいくつか聞きました。

また、組みたかったDTswissのスポークの長所/短所も。

まずはAeolus comp 5の二年とか三年使ってみた一緒にTOJを走っている先輩の感想も踏まえた注意点を。

・ノーマルハブがemonda SL5の純正ホイールなどにも使われている汎用ハブである。

→リアハブはセラミックベアリングに打ち替える事ができるがフロントハブは私が頼んだ当時は適合品がなく純正のスチールベアリングしかはまらなかった。

→フロントハブ(リアハブもそうかは未確認でした、すみません)はシールド構造じゃないので水が入る。ベアリング錆びます。

→一応純正で採用されているスポークはブレードタイプのスポークだけど、パワー掛けてヒルクライムなどしているとテンションが緩みやすいのでリムの振れがでやすい。

 

統括

ホイールのお値段は性能考えると安い。

ダウンヒル時も安心のアルミリムだから耐久性自体は高い。

なので、コストを抑える為に生じている弱点を、Radiさんの発想だとほぼ全て克服できる組み方だから化ける可能性はある。

ただし、そこまでお金掛けた際(完組買って全バラしてスポークから総入れ替え)の価格を考えたら…別の完組買った方がいいかもw

 

という結論めいた結末に。

二年近く使っている先輩がそろそろスポークも折れる頃かも…

って事で買い替えを考えている。

その中古ホイールを買うのはリムの寿命も近づいていてリスクもあるかも知れないけれど、2万以下で買えるか貰えるなら、スポークとハブを元々考えていた妄想通りに組みなおして使ってみる、というのはアリかも知れない。

なお、純正のブレードタイプのスポークは回転方向には空気抵抗は小さめになるけれど、DTSwissのエアロライトの様に楕円形状じゃないので横風などのヨー角がついた風に対してはさほど優位ではないので、コンペティションレースやレボリューションの様な丸スポークで断面積を構造的に有利な丸形状で揃えてやった方が、体重もある私の場合は良いバランスになるだろうとの事でした(元実業団の店員の方の予測)

そうやって組んでみるのも面白いかもですね。と、お話し自体は楽しく盛り上がりました。

しかし、夢は一つ潰れましたw

 

そこで浮かび上がるのが、ゾンダやレー3ですね。

やっぱあの辺の定番ホイールの価格と性能のバランスは優れてますね~。

 

次にDTSwissのスポークについて

エアロライトは元実業団選手だった店員さんも使った事があるそうです。

S-Worksのフレームでレースに出ていた事もある為。

エアロライトの欠点は、スポークが折れたりはまぁまぁしないらしいんですけど「伸びる」らしいんです。

なので、体重とパワー高めの人でテンションを上げ気味で組むと寿命は短いそうで、私の場合だといたずらにスポーク本数が少ないホイールじゃなく、スポーク本数多めの割合で組んで(例えは21本の2to1じゃなく24本で組む、など)なおかつスポークの重量も軽量化したいとなれば、寿命には目を瞑ってレボリューションを組む。

寿命もある程度考慮したいなら、コンペティションレースで組むと長く使えるでしょう。

という、とてもありがたいお話しを聞く事ができました。

やっぱりやった事がある人の話しは偉大です。

しかも、レボリューションだと一本あたり147円

コンペティションレースだと130円。

維持費も楽になりますw

また、スポーク自体の空気抵抗で考えると元実業団だった店員さんはきっぱりと「一本一本の形状で変わる世界もあると思いますが、ほぼ誤差の範囲で、一番効くのは本数です。全体の本数を減らすのが一番空力に有利だと思います」

私の場合、自分の軽量化が一番いろんな面でおいて大事なようだ…。

 

で、話しは変わって日曜日も走ってきました。

平坦走ってるとミシミシという音はなし。

おっ、と思ったのも束の間で清滝峠を登り出すと鳴る。

TOJのアップダウンがあるコースを走っていてもなる。

アウターでも鳴るし、インナーでも鳴る。

 

という事で走行会の後ドッグイン。

原因はBBでした。

アルミ製のフレームにアルミ製のBBなので、ちょっと角度が付いてズレてしまっていると。

なので一度抜いて再度圧入すると、とりあえず音鳴りはなくなる可能性はあります。

という説明だったので、そう何度も圧入するのはフレームにもストレスを掛けてしまいそうで恐ろしいので、お願いしました。

スギノ製の中央で嵌合するタイプのBBに、105クランクを発注しました。

105クランクはアレスプ純正と同じ52-36Tで発注。

ちなみにアレスプの純正で採用されているプラクシスワークスのアウター側のチェーンリングはいただけない。

一枚板なのでトルク掛けていると微妙に撓んでいるんですね。

なので変速点に来てもチェーンがアウターに掛からずに、チャラチャラいいながらインナーでグズグズしているw

それにちょっとイラっとしている場面も多かった。

特にTOJの様にアップダウンが激しくて…一気に加速して…という場面などでアウターに入らず失速して、ただでさえ私は登りが苦手なのに勢い付けてアウターで加速してダンシングで下りまで一気に…って場面で失速してより苦しくなる場面も多々あった。

なので、この際だからクランクも新調する事になりました。

ちなみに105のチェーンリングとクランクを使うemonda SL5では、同じくTOJなどで先輩方の速度になんとかついていこうと食らいつく様にライドしている場面でそんな感じで変速にもたつく瞬間がなかった。

 

これでアレスプも一段階、弱点を克服しつつ楽しいロードになるでしょう。

今から楽しみです。