私の自宅は大阪市内です。
職場は京都市内です。
片道ざっくり46kmほど。
天気予報で午後から50~60%前後の降水確率の予報でした。
ここ最近の天気は読めないし、降っても通り雨的な振り方して帰宅するまでには大抵雨は止んでるので、まぁ気にせんと通勤すりゃいいっしょ。
くらいの軽い気持ちで自転車通勤。
朝は天気も良く気分爽快で良い通勤になりました。
昼から天気は一変。
厚く黒く重たい雨雲が空を覆いつくしています。
ゴロゴロゴロ…
雷まで発生…!?
まさか、大雨じゃないよ…な?
と思っていたら、大粒の雨が降り注ぐ。
道行く人はてんやわんや。
今営業まわりとか外出している人カワイソー…などと他人事の様に遠くぼんやりと考えながら、その日はお客様と定例会議中。
その刹那、雷が猛威をふるいだす。
短時間に10発くらいの勢いで雷落ちてましたよ。
誰も怪我していない事を祈ります。
割と近くでも数発落ちました。おっかねーw
…まてよ?
帰宅するまでの間に雨止むか?
雨が止んでも水たまりの嵐じゃねーのか?
などと考えつつも、定例会議中なのでそれ以上他の事を考える余裕もなく、仕事で淡々と時間が過ぎていく…
17時だったか18時頃だったか。
私のスマホに「大阪 大雨洪水警報」の知らせが届く…!?
マジか?
職場は安全とは言え、一晩置きっぱなしで電車で帰宅するのは嫌だなぁ…
と思いつつ、職場のある京都市内はさっさと雨も上がりまして、時々ぱらつく事はあっても水たまりを頑固に残すほどの雨ではなかった。
大阪市内で働く妻に確認のLINEを入れると、確かに大雨降ったし、今も時々降ってる(18時頃)
普段出来ないところに水溜まりも出来てるし、出来れば電車で帰ってこい。との返事。
うーむ…
水溜まりくらいは淀川河川敷の水はけの悪さを経験しているから何度か実際に走って大丈夫だったんだが…
そう考えながら情報収集していると、確かに大雨は数回短時間に降った(5分間とかそんな周期で)が、18時以降は雨が止んでる。
みたいな情報を得た為、いくら水はけが悪い淀川河川敷と言えど、気を付けて走れば問題ない程度の水溜まりがある程度じゃないだろうか?
などと甘い予想を立てながら、自転車で帰宅する事を選択。
京都市内はところどころ、小さい水溜りが残ってる程度でタイヤが水を巻き上げる程では無かった。
上鳥羽IC周辺から鴨川に入るんですが、舗装の悪いところもそんなに水溜りが無くて走りにくいってワケじゃなく、グラベルっぽい道区間も水溜りを覚悟してましたが想像していたよりも状態は良く、気を付けて走る分には全くノープロブレム。
土手上の舗装路に至っては水溜り?ナニそれ美味しいの?ってくらいクリーン。
ぼうぼうに茂った雑草の方が邪魔。アブねぇ。って感じでスイスイ走れます。
雨のおかげで人も少ないのでガンガンに踏めます(安全には気を付けて踏んでます)
あっという間に三河川合流のさくらであい館前。
夜の京都市内はともかく、鴨川沿いに出てからさくらであい館まで30分?もうちょい速いくらい?の時間しか経ってなかった。
しまった。
しっかりと計測しておけば良かったw
と後悔しつつも、いつもならさくらであい館前の交差点がちょっと明るいので、その道端で自転車止めて少し休憩したりするんですが、今回は順調なのでナシ。
二時間切れるかなぁ(推定)と楽し気な予測を元に、もうちょい頑張ってみる事に。
さくらであい館前を走り、いざ淀川河川敷へ。
相変わらず暗いw
今朝通った時にも感じましたが、夜の暗さも手伝ってさくらであい館から河川敷へ降りていく細い道が覆い茂った雑草でより一層狭く、不気味に感じるw
八幡市区間は予想に反して水溜りらしい水溜りは無かった。
ところどころ湿っている程度。
後は楽勝でかわせる程度の小さいモノ。
…これは…!
職場出発時間をきっちり見てなかったんで、どんぶり勘定でしかないけどむっちゃ良いペースやんけ!
そして人がとても少ない(こんな時でも河川敷使ってジョグや通勤している強者は少量存在しますw)ので、割と遠慮なく踏んでいける。
踏めるけど、むっちゃ注意して走っているのは悪しからずw
枚方の医科大学付属病院前まで30分かかるかかからないかくらいの良いペースで、淀川河川敷の最も真っ暗ゾーンを走破。
ここはいつ走っても、ほぼ犯罪に巻き込まれるとか野犬に追いかけられるとか無さそうなのは肌で感じているけれど、真っ暗だし周辺に何もなさすぎで不気味w
意識してなくても勝手に帰り道はペースが上がるというオマケ付きなのに、昨夜はノリノリだったのもあって本当に俺が自転車乗ってんの?と自分でも疑いたくなるほど良いペースでした。
医科大学前の、普段ならローディ達が羽根を休めている休憩ゾーンは暗くて恐ろしいので、そこを通り過ぎて土手上の歩道を走り、途中の明るい交差点のところで自転車を止めて休憩しているんですが、昨夜もそこで休憩しました。
ここまで水溜りらしい水溜りがなかった。
ひょっとしたら、快適なまま帰れるんじゃないだろうか?
なんて考えておりました。
それにしても、おもっくそ重いギアで負荷掛けながらおもっくそクランク回していたんで、まるでサウナ入った後みたいに全身汗まみれ。
腕も汗の玉が付着しているくらいで、派手な比喩でもなく、マジでサウナ入ってるみたいな汗のかきかた。
いいわー…
気持ち良いわー
帰宅後のお風呂が楽しみだ。
なんて思いながら淀川河川敷へ土手上から戻ったのですが…
枚方~大日~守口の区間はやっぱり鬼門でした。
水溜りってモンじゃねーぞw
池?
ってくらいの印象を持っちゃうくらい水溜まってるゾーンがあり、それが道幅全幅にあるので避けようもない。
歩くような速度まで落とさないと、後輪が巻き上げる水で背中に真一文字。
ていうか、これスプロケもチェーンもディレイラーもメンテしなあかんなぁ…というくらいの水。
速度が出せないw
安全上も飛ばすわけにいかない。
こんなところでメカトラおこしてしまったら…
チャリを手で押して帰る距離を考えてゾッとしました。
ここからまだ自宅までざっくりですが12kmは残ってるだろう?と思われる。
慎重に進みます。
ただ、ものごっつ水溜りと言っても、ずーーーーーっと続くワケじゃないので、少しでも踏めるところは踏みました。
水溜りゾーンがむしろ良い休憩になって結構踏めたと思います。
そんなこんなで自転車と自分の脚とかおケツあたりまで濡れ濡れになりながら、なんとか豊里大橋まで到着。
土手を登って市街地へ出た時の安堵感はハンパなかったw
出発時間があやふやだけど、21:00~21:10くらいに職場を出たと思います。
チャリを出して、ライトを取付けて…自販機で水を買ってボトルに移して…というタイムロスも見込むとそこにプラス5分くらい。
自宅へ到着した時間は、23:35でした。
水溜りで徐行していたロスなどを考えると、私にしては上出来でした。
それよりも、安全に事故も故障もなく帰ってこれたのが良かった。
昨日は疲れて空拭きだけして寝てしまったんで、Allez sprintのチェーンが錆錆びになってる可能性は否めないw
万が一、錆が浮くほどチェーンオイルも水溜りを巻き上げた水で抜けてしまっていたら、根気よくメンテする事にします。
ごめんよ、Allez sprint
しかし頼もしい相棒です。
これからもガンガン乗り倒します。
※特に水溜りを走り抜けた後の制動力は、さすがディスクブレーキwって思いました。
それでも、ブレーキ時に変な音が出るくらいにはディスクでも濡れていたのには驚きましたが。
ハブの確認もした方が良いかも知れない。