洗練度

991>>997>996>993>964>>930>ナロー

 

911らしさ(RRらしさ)※ある意味、洗練度とも密接に関係はするw

ナロー>>930>>964>>993>996・997>>991

(しかし最新世代の991であってもRRらしさは最終的には失われていない。

 ただし、991以降はかなりイージーな運転も許容する。

 RR&ショートホイールベース特有のピッチングやトリッキーさはかなり影を潜めたとは言える。)

 

スパルタンさ

ナロー>930(クーラー実装。ただし欠陥あり)>>964(パワステ実装エアコン実装)>>993>996≧997>991

※補足

993世代でメンテフリー構想を取り込む。すなわちラッシュアジャスターの導入など。

ただし、実際にはオイル漏れ関係の空冷特有のメンテ事情は残される。

また特殊なツインプラグ構造の為、プラグ点火制御装置のところに駆動ベルトが設けられているのだが、そこも

993特有のメンテ必要箇所となっている。

・996にて水冷化。水冷化に伴い、メンテフリー度は高まる一方でOHが実質出来ない(事もないが専用治具など

ハードルがかなり高い)構造により、エンジンOH要になった際は空冷モデルよりも実費が必要となる。

改善目的でMCした後期モデルで997前期モデルにも通じる共通の問題としてインターミディエイトシャフトの

リコールが発生する。リコール(サービスキャンペーン)の案内と実施しているかどうかが中古で手に入れる際の

最も気を付けないといけない点である。

997後期以降のDFIユニットにより、数々の問題をクリア。

正にメンテフリーに近づいたと言えるが直噴ヘッドユニット特有の問題点として、オイル交換サイクルはメーカー

推奨の15000km毎は避けた方が良いというのが一般的なユーザー間での認識。

私もDFIユニットの2700ccモデル(ボクスター)に乗ってますが、だいたい3000kmちょいくらいで交換してます。

 

速さ(改造含めるとややこしくなるので、ノーマル前提として)

基本的に新しいモデルほど速い。

楽しさに関しては乗る人の価値観によって大きく左右されるので割愛。

わかりやすく指標化しやすい最近の水冷モデルで比較すると、一世代前のGT3モデルの速さにほぼ匹敵にするのが

次世代のカレラSモデル。

信じ難いかも知れませんが、本当にそうなんです。

例えば

996GT3≧997カレラS

997GT3≧991カレラS

という具合にモデルチェンジする度にスポーツカーとして一見不利に見えるボディの肥大化と車両重量の微増

そしてますます要求度が高まる環境性能や安全性能など、速さと相反する要素を大きく含みながら

モデルチェンジする度にしっかりと進化させてくるあたり、さすがと言えると思います。

間違いなくサーキットを代表とする「速さ」に関しては、最新にして最良と言えます。

 

しかし味わいや楽しさという意味では、私も実際に経験するまで(程度の良い個体という意味も含めて)誤解して

ましたが、先祖返りするユーザーさんが多いのも納得しました。

古いモデルもその時代その時代で真剣に作られているので、今乗っても走れる。

そして低い速度でも楽しい。官能性があると言える乗り味に驚きました。

 

ただ、新しい方のモデルでも深い「癒し」的な乗り味もあったりして…

自分に合ったモデルとは何か?という探し方もできたりして、911という車は非常に楽しい・深いと言えます。

今も、これまで長い歴史と台数を持つ販売してきたモデルのうち、実に7割が今も元気に路上を走っていると

言われてます。

それも実際に触れて納得です。

 

私はボクスターですが、ボクスターも911と違った乗り味や楽しみ・味わいがあって良い出会いになったな

と自分自身喜んでいます。

最後の六気筒になった981という型式のボクスター・ケイマンのモデルも、恐らくですけど後世に名を残す

と思います。

 

そして、私自身そのうち手に入れたい「911」は、何が良いのか。

上記の私が個人的に感じてる内容から、993か991かな…なんて今は思ってます。

実際には買えるタイミングと、私自身の年齢やその時の環境によっても変わると思いますがw