最近ほんとうに色々思います。
鶏が先か卵が先か…という例えがぴったりなのかわかりませんが。
もっと例えると
・学問の為に学問をするw
・打合せの為に打合せをするw
両方ともやってる行為が違うだけで同じような意味合いで例えてますが、かみ砕いて説明すると
勉強は、目的を達成する為に学ぶもので、今のお受験wみたいな試験に合格する為に勉強したりするのは、「手段が目的」にすり替わっちゃってしまっています。
なので、最近の人はとても優秀な学校を卒業していても「なんで?w」と疑問を持ってしまうほど単純な内容で遠回りをしてしまっていたり、間違いをおこしているのにそれに気付かずに愚かな行為をさも自分は正しい上に当然!と言った顔をしてやってしまう・できてしまう人が多くなってしまっていると思います。
たまにブログで愚痴ってしまってますが、私が携わる技術系のお仕事でもここ10年近くは酷い有様で立場で仕事をして本来の仕事の目的や目標を達成させる(品質の向上など)のではなく、とりあえず他人にやらせる。
自分は手を動かさない。
これを繰り返すから仕事を覚えないので、段取り8分と言われている職種で大事な前段取りができない。
指示された業者さんや作業員さん達は困惑します。
これでは仕事ができない、どうするのだと。
すると、立場で仕事する人間は「いいから言う通りにしろ。できないんならできるように作業しろ。」というw
こんな人間が増えてきました。
趣味の世界でも同じです。
まぁ仕事をする公の場でもこれだけ変な人が増えてるんですから、趣味の世界でも頭のおかしい人が現れても何ら不思議ではありませんが。
私は基本的にDIYで作業できる人は尊敬します。
自分に出来ない事を出来る人たちなので。
そして、コストを掛けて必要な工具なども揃えてそれを実行する心意気に敬意を表します。
ただ、たまに居るんですよ。
なんで?wと目を疑う様な事をしている人が居るので。
そもそも、私自身あまり整備とかメンテを自分でしなくなりましたけど「全くできない」とは一度も発言してないし、「今後も必要に迫られても一切しない」とも言ってません。
必要がなければ、自ら進んで実行しないだけでサーキット走ったりしている以上は何らかのトラブル(主に消耗が起因する軽作業)が発生するリスクなんて普通に乗っているよりも高確率で起こり得ます。
なので今も必要があればブレーキパッドの交換やフルードの注ぎ足しやホイール交換w程度なら自分でやろうと思えばやりますし、工具もスペアも積んでます。
まぁタイヤとホイールは今乗ってるボクスターじゃ積めないんで、そこはパンク修理材とかの出番になるのですけれど。
自ら進んでやらないのは、私自身の職業柄とても忙しい事と、業界自体が先ほど書いた様に仕事をしない・できない人が増えて、一緒に仕事している業者さんや技術者さん達への負担をできる限り減らす為(=そうする事で品質の向上も見込める。)に余計に私が若かった頃よりもさらに自分自身の時間を削られる事が増えてきたからです。
なので、偉そうにやりもしない確率が高い軽作業なども含めて「私はやりません」と言った事を真に受けて(そんなんでサーキットから毎回無事に帰ってこれるワケないやんけwwwと思うんですが、頭のおかしい人はそうは考えない様です。自分の都合のいいようにしか解釈しないので)私がなーーーーーんにも作業できない人間だと決めつけて時々侮辱的な内容で記事を書いてます。
まぁそれはそれでイイんですけど、何がアカンってこの人の記事内容が本末転倒な内容が多いんですよ。
ソレ読んで真に受けてアカン事をさも正しい事の様に覚えてしまう人がいないか、それが心配です。
それこそが老婆心でどうでも良い事なのかもしれませんけれど。
ロングツーリングを自ら企画していて、出掛ける前にタイヤが偏摩耗している事に気付いた。
ソレに気付いたから「気を付けて走っていた」
「気を付けて走っていたから、バーストなどもおこさず、出先で予定を変更してロングツーリングは「中止」とし、問題のある偏摩耗したタイヤを前後入れ替えて事なきを得た」
「そんな作業をしている時にフト、プロドライバーは一切自分で作業しないと言っていた浅はかな人間を思い出した」
お気づきだろうか。
自ら進んでメンテ作業などをしない、DIYが得意とは言えない私ですらこんなミス犯さないですw
そもそも「ロングツーリング」という目的があるって事は「楽しみな趣味の時間」ですよね。
妻とか友人たちと過ごすなら、さらにとても大事な時間です。
そんな大切な時間をタイヤの偏摩耗が原因で、気を付けて走っていても「これ以上走ると危険だと判断」せざるを得ないほど摩耗がさらに進み、「ロングツーリングの途中で切り上げて帰宅」してるんですよw
そうならない為にするのがメンテなり、整備なんじゃないでしょうか。
大事なのは、出先で前後異径のホイールを納める為に、偏摩耗の進んだインチ数の大きい後輪を偏摩耗の進んでないインチ数の小さい前輪と入れ替える為に車高まで弄ってとりあえず走れる様にする作業が出来る・出来ないって事が大事じゃないんですよw
大事なのは「楽しいロングツーリング」を台無しにしない為に、出先で余計な作業をする為に消費する時間などを発生させない為に事前に整備・点検しておくのが大事なんじゃないでしょうかw
楽しみにしていた妻や友人が居たとしたら表向きは「しょうがないよ、大事に至らなくて良かったね」と言っていても内心はガッカリでしょう。
「普段から自分の時間使って整備しているんだから、こんな時くらいこんな初歩的な原因で予定が台無しにならない様にメンテしておいてよ」と。
車にも余計な負担、通常状態よりはかけてますよw
車高調組んでるんでしょ?w
設定車高よりむりやり上に上げて走っていたらショックに余計な負担かけてますよw
あ、こんな単純な常識くらい知ってるか。
そして、そもそもなんですけど前輪側が減りやすいFF車両でもきっちりと走れる人が走ると「四輪ほぼ均等に減ります」
思い切りタイムアタックみたいな走りばかりすれば、やはり前輪側から減るとは言え、それでもコジって乗ってる人と比較して減り方は均等に近い状態になります。
何故か?
四輪フルに使って走ってる方が早い上に車への負担も、変に偏った負担とならずに耐久性そのものもあがるからです。
四輪ついてるのにどちらか二輪ばかり目立って減るのは、走りの基本ができてない証拠です。
私のお師匠さんでとあるJAF公式戦で日本一に輝き、雑誌でも特集記事を組まれた事のある偉大なお方がいらっしゃるんですが、その人の走りが正にそうです。
四輪綺麗に使われます。
なので雨が降ろうが雪が降ろうが路面温度が低かろうが、逆に路面温度が高くて不利な状況だろうが綺麗に走って綺麗に結果を残されます。何に乗っても。
そして、乗ってる本人のドライビングスキルに問題が無いのであれば車側の問題で、基本のキですw
アライメントやジオメトリー、コーナーウェイト含めてちゃんと整備できてんの?wってハナシですよ。
自慢の整備の問題ですよ、と。
大好きで大事な愛車でしょう。もっと大事にしてあげてください。
そして、そんな基本的なトコロが出来てない状態で他人を巻き込む可能性を含めた状態(バーストの危険など)で公道を走らないでください。
これ(タイヤを四輪綺麗に使う走り)はFR、AWD、FF、MRなどの駆動方式やエンジン搭載位置などはあまり関係しません。
それでも確かに後輪側から熱ダレするなどの特徴の違いはありますが、今はそこまで話題を拡げると伝えたい本質がボケるのでまたの機会にします。
私が声を大にして言いたい事は、何のために整備してるの?w
俺はこれだけ出来るから凄い!知ってるから凄い!という自慢したいが為なんでしょうか?
手段が目的になってませんか?
私自身もこういった事にならないように気を付けて生活したいと思います。