お久しぶりです!
超絶忙しい為に、なかなか更新ならずですけれども元気に生きてますw
それはさておき、岡山国際に実に7年ぶり?か8年ぶりくらいに走ってきました。
思えば、GDBに乗ってる時も途中から手放すまでの期間+メガーヌRSをまるまる乗ってた期間+ボクスターに乗りかえて約半年ちょいもの期間、サーキットに一切いけてなかった…
正に光陰矢の如し。
な感じで、自分としてもとても意外な事実に驚愕しております。
あんなに車好きな私がよく7年?か8年もサーキット我慢できてたなぁ~とw
まずは自分としては初となるミッドシップですし、自分自身が車に慣れないと…
という事もあり、半年間は大人しく乗りまして肩慣らし+ボクスターってどんな車?という事で、ボクスターに対するフィーリングなどからどんな車か学習しておりました。
いろんなブログ記事やサイトなどを見て、既にサーキット走っておられる方の感想などをつぶさに読んで、それらの体験談からも勉強しました。
どうも、ボクスターはポルシェラインナップの中で一番安い車だけどちゃんとポルシェらしく、サーキットをノーマルで走っても大丈夫な様子。
心配していた水温・油温もフルノーマルで大丈夫な様子。(これは凄い)
しかし、ブレーキ周りはちょっとやっておいた方が良いよなぁ…と思い、ブレーキパッドとブレーキフルードはサーキット用に変更しました。
パッドは色々出てるんですけれど、主に簡単に手に入るポルシェ用と言えば、プロμさんとかディクセルさんとか…あと何だったけな?w
ど忘れしましたが、いまいちピンと来ない。
プロμさんのパッドは性能良いんですけれど、本格サーキット仕様とかグレードが上がるにつれて、ローターもプロμさんのローターに変えないとイマイチだった記憶がありまして…
パッドだけプロμってのもなぁ…と、ちょっと抵抗感が。
ブレンボキャリパー純正系の車種に採用されている純正ローター。
大抵はローターもブレンボとかなんですけれど、要はそういったカーボン高含有鋳鉄ローター系と相性バツグンな、制動屋さんのパッドがどうしても使いたく、ショップさんとか自分自身でも色々調べてみると、メーカーHPにまだ掲載されてないけれど981用のパッドがあるとか!
という事で、早速発注し3週間待って制動屋さんのRM550というパッドを入れてもらいました。
組んでもらってる最中にいろいろ普段見れない下回りとか見ました。
純正でこのタコ足は萌えますなw
しかしやはりというか、スチール製なんですね。この焼き色からして。
ちょっと意外。
まぁSUSにすると割れなどの問題が発生しやすいんで、信頼性重視でスチール製にしたんだろうか。
ブレーキフルードは沸点がドライで350℃はあるレース用のスーパーDOT4を入れてもらいました。
で、走ってみた結果は…
タイム差が割とまばらに(2分台と1分50秒台と1分45秒台と1分40秒を切るナンバー付いてない911GT3Rというレーシングカーとかまでwww)複数台ずつ走ってる日でして、クリアラップが全然取れない!という走りにくい環境でした。
1団をパス(おいら遅い方なんで譲る方ですw)して、クリアラップ取れるかな!?→またケツにぴたーっと…→譲る→次こそはクリアラップだ!→譲る→くり…→譲る…(ry
という感じでずっと譲りっぱなしの人生でしたよ。
まぁ久しぶりだし、しょうがないよね。
私自身は2分切るのがやっと…という状況だったんですが、ダブルエントリーしていたお師匠さんが(とても信頼できる方(=JAF公式戦で日本一になった事がある凄い方)なので、参考タイムが欲しかったんで乗っていただきました)クリアなかなか取れない中、経験値を活かしてまわりに迷惑かけないようにしながら見事凄いタイム出してくださいました。
それが画像の1分52秒51のラップタイムです。
(ちなみに私もお師匠さんも最初からPSM(ポルシェスタビリティマネージメント)のスイッチはオフ)
私はクリアラップが取れなかったんですが(譲らなかった周が無かったw)記録としては1分58秒8なんですけれど、走りの内容的にはお師匠さんから見て「恐らくだけど1分55秒は出せてただろう走りはできてた」と言ってくださいました。
まぁ結果出てないからアレなんですけれどねw
ちなみに以前乗ってたGDBのF型と言われるインプレッサSTIは、純正タイヤがRE070という反則的なSタイヤに極近い性能を持つ超ハイグリップタイヤを履いてました。
そんな凄いタイヤを履いて、履きこなす性能高い純正サスペンションを持つGDB。
それのファステスト記録は1分50秒565(これもお師匠さんラップですがw)だったんです。
オープンカー、それもポルシェファミリーの中で一番安い2700ccの素ボクスター。
しかも走り系もラグジュアリー系も含めてオールノーオプションwという完全に「素」状態の珍しい個体。
そんなボクスターが、クリアなかなか取れない中で1分52秒ですよ!
凄いです…本当に。
タイヤはRE070よりグリップの劣る純正指定のPzeroで。
ボクスターに関しては所有してから感心しっぱなしです。
まず、普通に走っていても気持ちいい。
サーキットめいっぱい攻めても気持ちいい。
アンダーステアなんて皆無でしたよ。アンダーステア「感」すらなかった。
そして、それだけの走りをしているのに
タイヤが綺麗に減ってます。
そして、Wウィッシュボーンとかマルチリンクなサスペンションじゃないのに、マクファーソンストラットなのに、タイヤのショルダー部まで削れてない!!
なんでだろうw
不思議。
純正で付けれるキャンバー角なんて、サスペンションの機構的にほぼつかないんです。
機械的に無理なんですね。
そして、普通ストラットってサスがストロークし始めはサスペンションの機構上、ちょっとポジるんですよ。(曲がる方向に対して不利な側へタイヤが動くという意味です)
ポジってからネガるんで、普通は速く走れば走るほど、ショルダー部までいっちゃう事が多いんですが、これは驚異的。
(画像は1時間30分岡山国際を攻めた後のタイヤです。=お師匠さんが1分52秒を出した後です)
そしてほとんど減ってないです、タイヤに優しい車と言えるでしょう。
お師匠さんに車を渡す直前、お師匠さんはタイヤの摩耗状況を見て褒めてくださいました。
「radius君、スムーズに走れるようになったね。全然コジった跡がないやん!」
これは嬉しかったです。
記録は振るわなかったですが、本当に嬉しかった。
それにしても981ボクスター。
立派なスポーツカーです。本当に。
所有していた私自身がナメてましたw失礼しましたw
横置きパワートレインを流用している様なミッドシップの車両とまた少し違い、縦置きの911譲りのパワートレインをできるだけ低く設置されたシャシー。
そういう重心低い上に荷重変化の小さいパッケージングを巧みに活かすポルシェのエンジニアリング。(=サスペンションジオメトリー他)
こんな車、初めてですわ。
本当に感心しました。
大事に乗りたいと思います。
※ちなみに、クリアラップ取れて上手くいけばこのままで1分50秒を記録できるだろうとお師匠さんは手応えと記録から、そうおっしゃってました。
RE070履いてたインプレッサSTIとまったく変わらないのかw
凄い…