重力ピエロ、妖怪アパートの幽雅な日常1、を途中で止めておきながら
四畳半神話大系を購入。
専ら半身浴用に買う事が多いので文庫派。
で、四畳半~。
アニメを見て小津の妖怪的且つマスコットな容姿に胸をときめかせ
主人公の台詞のテンポに惚れて購入してみた。
これはいい!
アニメを先に見ているせいで少々急いて読み進めてしまう癖には困る事があるけれど
そこは巻き戻して読み返せばいい。
小津は見事に私の頭の中であの喋り出す緩い搾り出した生クリームが喋ってくれている。
内容、もそれは書籍であるのだから重要ではあるのだが
自分は何故か非常にテンポとその作家の「語彙」を重視してしまうのです。
するするさらさら文字文章が流れて韻を踏んでみたり、
時折声にしてみると、いつのも会話には顔を出さない単語ににやりとさせられる。
もっと深入りすると活版の文字の手触りだとか、装丁にも拘りたいのだけれど
最近は表紙にインパクトはあるものの、表紙それ自体をいっこの主張としていないものが多い気がする。
……これは私が書籍に求めるのが「心地好い且つ自然に現実逃避できる嗜好品」だからじゃろうか。
二見書房は憧れだったね~。貧乏高校生にはそうそう買えるものじゃなかったけど。
外出する時は松尾スズキを持ち歩きます。
エッセイなら「ぬるい地獄の歩き方」「大人失格」。外に出る事で痛感する自分の駄目ぶりからの逃避に(笑)
小説は「クワイエットルームへようこそ」。冒頭のうがいのシーンは読み飛ばします(笑)
芝居の本はハードカバーなのでお持ち帰りには不向きなのでおうち用。
と言うわけで四畳半~、お風呂の友としよう。
いちいち言い回しとボキャプラリーが好みなんてもんじゃない。
会話の間も心地好い。気付くとニヤリとしてしまう。のでお風呂の友「最」決定。
そういえば先日電車で隣に座った女子高生の読んでいた本。
よ、横書き!ト書き!もさることながらびっくりしたのは文字が色つきだったこと。
何ていうか時代なんだろうけど何より思ったんだ
それ、単純に読みにくくない?
と。
あ、それと紙がコート紙っぽかった。幾らするんだろうあの本。気になる。