【愛媛オレンジバイキングスの連勝記録は8連勝でストップ】
いや、いつ来ても良いものですね、郡山城.....(とセンチメンタルな油断をしていると.....)
と言う訳でやって参りました奈良県大和郡山市。ここはバンビシャス奈良の加藤代表の故郷でもあります。さて、大和郡山市の美味しいものでも頂きに参りましょうか。
今回は数ある大和郡山のグルメの中、美人バンビブースターさんから教えて頂いた、たこ焼き たこ美優さんにお邪魔致しました。
たこ焼き屋さんなので、女将さん(?)は年配の女性の方かなと思いきや、これまた美人な女将さんでビックリ!。
うーん、世の中美人な方には美人なお友達が集まるものなんですねぇ・・・・・。
「バンビシャス奈良を応援されているんですか?」
『この前、初めて会場に行ったんです。大逆転負けを喫してしまいましたが興奮しました!。』
「僕も今日、バスケ観戦に来たんです。」
『あっ、そうなんですか!。いいですよねーバンビシャス・・・・・』
「・・・・・実は反対側のチームの応援に・・・・・」
『それあきませんやん!』
仰る通りです。ホント申し訳ございません・・・・・(汗)。
たこ焼きはスタンダードな八個入りを頂きました。最近の関西の粉物って、やたら出汁入りなんですが、たこ美優さんのはシンプルな生地・タコ・ソースの昔懐かしい味。「そうそう、たこ焼きってこうだったよな〜」という味が本当に嬉しくて胸に染み込みました。
たこ美優さん、近くを通った時は必ずまた来たいと思います。
と、言う訳で到着しました金魚スクエア。僕にとってこの場所は2014〜2015シーズン以来となりました。
【GAME.1】
第一クォーター、バイクスもバンビシャスもソフトな入り方。バイクスは1ー3ー1ゾーン、バンビシャスはマンツーマン。但し、バンビシャスはボールマンへの寄りだけは早くする事を徹底しました。これが功を奏し、バイクスのオフェンスが単調、単発になってしまいました。ボールの出し所を探す、インサイドにボールが入らない、悪い時のバイクスバスケがそのまま出てしまいました。一方のバンビシャスはバイクスと比べてシューターが多いので、ピックからのズレやハンドオフからボールを左右に振るだけで簡単にアウトサイドを決めてきます。
第二クォーターに入ってもバイクスの単調なオフェンスは続き、バンビシャスは確実にインサイド・アウトで加点していきます。そして徐々にバイクスはインサイドにボールが入れられない外のパスをスティールされ、ターンオーバーを連発。特にバンビシャスのパスコースを読んだディフェンスに苦しめられ、このクォーター12点の差をつけられてしまいます。
後で述べますが、この序盤の拙攻で出来た12点の差が、バイクスの連勝記録を止めてしまう大きな要因となりました。
第三クォーター、このままでは埒が明かないバイクスはここで伝家の宝刀プレッシャーディフェンスでバンビシャスに圧力をかけます。この展開になると頼りになるのがこのジマ選手。こぼれ球、オフェンスリバウンド、コートを縦横無尽に駆け抜け、バイクスのボールポゼッションを長くキープします。しかし元々シューターの厚みは明らかにバンビシャスの方が一枚上手なので、確率の高いシュートで主導権を渡しません。しかもこの第三クォーターからウッド選手のフリースローが増えていきます。
そして第四クォーター、バイクスはピックアンドロールのインサイド攻撃を展開し加点していきます。一方のバンビシャスはキックアウトからのアウトサイド。しかしこのディフェンスリバウンドからバイクスにファストブレイクを決められて遂に逆転。そこから一進一退の攻防になりますが、それに決着をつけたのがまたもやジマ選手。値千金のスリーポイント、レイアップを決めて、追いすがるバンビシャスを突き放しオレンジバイキングスが勝利しました。
【GAME.2】
第一クォーター、立ち上がりからバンビシャスがシュート力を見せつけ、勢いづく展開となります。またバンビシャスはシュートだけではなく、本来バイクスが得意とするスティールを次々と奪い、バイクスは防戦一方となります。バイクスも佳彦選手やジマ選手のアウトサイドで応戦しますが、この日のバイクスはここぞという場面で手痛いターンオーバーが出てしまい波に乗れません。バンビシャスは昨日の反省から、とにかく選手全員がリングに向かう気持ちに満ち溢れていました。
第二クォーターになると今度はバンビシャスがポストのオカデ選手に鋭いパスを入れ、それを起点にインサイドを攻略します。一方のバイクスはインターセプトのファストブレイク。しかしこの二日間、バイクスのオフェンスはアシストがおぼつか無い単発攻撃の連続だったので、バンビシャスディフェンスは的を絞りやすかったのではなかったでしょうか。
見た目の点差以上に力の差を感じた前半でした。
今節最大のヤマ場であった第三クォーター、バイクスは昨日同様、前から当たるディフェンスを展開し、リズム良くシュートを決めます。しかしバンビシャスには『それはもう分かっているよ』という雰囲気が漂ってました。後半もオカデ選手のペリメーターが好調ですが、バイクスはジマ、ウイリアムス選手のスリーポイントで遂に逆転。しかしここでバンビシャス純平選手の3本連続のアウトサイドが決まり、決着は最終クォーターに持ち越しとなりました。
そして運命の第四クォーター、ここで一気に気を吐いたのがボイキン選手。ピックアンドロールからのジャンパー、そして流れを引き寄せる価千金のスリーポイント。こうなるとバンビシャスは一気呵成。ミスタースラッシャー、ウッド選手がフリースローの山を築き点数は一気に2桁に。
ここでバイクスはとにかくウッド選手の動きを止める為に残り2分から思い切ってファールゲームを仕掛けますが、ファールゲームは相手のフリースローが落ちるという前提で初めて成り立つもの。バンビシャスはフリースローを高確率で沈めそのまま逃げ切りました。
【四方山話】
何故バイクスの連勝が8で止まってしまったのか・・・・・。僕はGAME.1の前半の劣勢な結果が全てだったと思いました。今のバスケット、一節で連勝するのに、ただひたすら頑張っただけで取れる程甘くはありません。スカウティングは勿論の事、押したり引いたり、時には対戦相手の目を欺いたりしなければなりません。
思い返してみると連勝中のバイクスは、力でねじ伏せて完全勝利した試合など無く、きっと対戦相手は『気がつけば負けていた』という感覚では無かったでしょうか。
GAME.1の前半の劣勢を取り返す為に、2日間の早い段階でプレスディフェンスを使わざるを得なかったバイクス。それにより、バンビシャスにバイクスの虎の子の手の内を早々と見せてしまう結果となりました。もしあのディフェンスをGAME.2の第三クォーターに使う事が出来たなら・・・・・。
連勝中はとかくバスケットを変えづらいもの。この敗戦を機に、もう一度ゲームの入り方やチームの約束事を再確認して貰いたいと思います。特に連勝中は鳴りを潜めていた不用意なターンオーバーがこの節にまた再発した感が否めないので、今一度チームオフェンス・ディフェンスの精度を上げて、西の強豪チームに挑んで欲しいと思います。
バンビシャス奈良Home Game in 金魚スクエア
3月11日(土) ●バンビシャス奈良 74 − 81 愛媛オレンジバイキングス○
1Q 18−16
2Q 21−11
3Q 21−23
4Q 14−31

3月12日(土) ○バンビシャス奈良 109 − 99 愛媛オレンジバイキングス●
1Q 22−17
2Q 22−21
3Q 21−27
4Q 44−34



































































































































































