北海道出身の私が『波よ聞いてくれ』を読みながら酒を呑んでいる。
まだ一冊目だ。
内容はさておき、出てくる男にロクなやつがいない。
これは基本男は(私を含め)クズである事を踏まえた上で。
且つそのクズ達の大半はその内面に居る怪物たちを外に出さない様に日々努力している事を念頭に置いた上でだ。
まず一人目。
五十万をカノジョから騙し取って逃げた男。
もうね、人としてヤバい。
これは分かり易い例だ。
犯罪者っていうのはこういうことだと、最底辺のシンボルマークをまずここに置く。
二人目に会話を盗聴した上で公共の電波に流した男。
北海道の広大な大地を持ってしてやっと許されてる感じになっているけど、駄目ですアウトです。
何が大変ってこれをキッカケに関係性と物語が進行していってる事。
どこの会社にもいるよなー、「お前あの時の事忘れてないからな」ってなるやつ。
三人目。告ってる間にグループ内の他の女にも手出しちゃう男。
これに関しては一巻じゃ確定か未遂か分からんのだけど。
でもそもそもこの男、言葉が危うい。
惚れてる女にアピールしつつ「他にやりたい事ってないっすよね?」とか抜かしたり、相手の意見聞かずに自分の夢に組み込んで将来を語ってたりする。(※悪いピックアップはしてる)
一冊目で三人だ。
既に二巻目が我が手にあるのでどんどん読み進めていっていきたい所存である。
今後どんな男達が出てくるのだろうか、今後に期待である。
ちなみに漫画自体はめちゃくちゃ面白いので皆ほんと読んでほしいマジで。
来週はそんな北海道の私の友達のクズ達について語っていきたい。
ヤル気があれば。