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Open the skY

――見上げれば其処が蒼空















俺は知ってる。


その扉にはいつだって

鍵がかかってるんだ。


だからノックなんかしたって

なんの意味もないだろ。


その前で待ってれば

いつかその「扉」の鍵を

持ってる奴がやってきて

開けてくれる。


俺はソイツの陰に隠れて

くっついていけばいいのさ。

ああ楽チン。


それがなぜか

そんなことをなぜか


俺は当たり前の事だと

思っていたんだ。





















庶務雑務五号