とうとう今年で長い長い学生生活が終了する。
いろんなスポーツを始め、野球で落ち着いて、市では負け知らず、県では優勝と野球漬けの毎日。レギュラー争いをし、全力で泣き、全力で笑った小学校時代。
先輩の怖さを知り、やんちゃするのがかっこいいと思い、自分達が一番楽しんでると思いたくて、目立つようなことばかり。
そんな自分達を注意する大人達。全否定されているような気がしてなんにでも噛み付いた中学時代。卒業式の日は、ずっと一緒に遊んでいようなって約束しながらも、やっぱりバラバラになってしまうような気がしてたくさん泣いた。
入学初日から先輩達に理不尽なことばかりされて、たてついて部活どころではない毎日から始まった。 まだまだ子供なのはわかってはいたけど、一緒にされたくなくて、大人なフリをしてた。それでも野球は最後まで続けて、ボコボコにされて、燃え尽きた高校時代。
ここでみんな地元を離れて行き、それでも実感がなくて、みんなに見送られ、1人新幹線で泣いた。
誰も知り合いのいない土地へ来て、新しい友達なんていらねーと思い、ずっと1人でいた。それでも次第に友達ができ、たくさんお酒を飲んだ。旅行も行った。時には熱い話もした。
成人を超え、だんだん将来のことを考え、皆んながそれぞれの道に進んでいく実感が湧いた。そしてもうあと1ヶ月ほどで卒業してしまう大学。
先に社会人になった仲間達に早く追いつこう。
スタート地点は違えど、進むスピードも違えど、いつか追いついた時にまた一緒に飲もう。
たくさんの自慢話を持って。
俺はその時も自慢できるようなものは持ってないだろうけどな笑
別々の道に進み、距離が遠くなっていく決して交わらない道だと思っていたけど、それはきっと違う。
決して交わることのない線なんて、地球が丸い限り存在しない。
人生の道が線ならば、それは誰かとどこかでいつかは交わる。地球が丸い限り。
そう考えると、昔の友達と会ったりすることは必然なんだと思える気がする。
偶然ではなく、やっと会えたな。って感覚になる。
そしてそれはまた交わることはあると信じられる。
そう思えば人との出会いは大切で、それっきりの関係はないのではないかと思う。
これからの出会いと、これまでの出会い。
どちらも大切にしていきたい。
出会い方には拘らず。
平成も終わる
平成が終わる年に、新しいステージへ。
ありがとう。
次の時代を作るのは自分達だ。
よし、気張っていこう。
次の時代へ