1950年代に北欧の知的障がい者の子を持つ親たちの運動で生まれた、「ノーマライゼーション」という理念があります。
ノーマライゼーションとは「障がい者をノーマルにしようとするのではなく、環境さえ整えば、障がいがあってもノーマルに生活できる」という考え方です。
障がい者が当たり前に働くことも、大切なノーマライゼーションの1つです。
ATMARIMAEプロジェクト (厚生労働省委託事業)では、障がい者の就労支援をサポートする総合ポータルサイトを始めとしたサポートを行い発信しています。
現在、ラクーパ奈良では1名の知的障がいをお持ちの方をスタッフとして迎え、仕事での貴重な役割であり、他のスタッフと共に成長しあえる存在になっています。もっと多くの社会でこうしたサポートができればと思い、ラクーパはこのATARIMAEプロジェクトに参画することにしました。
私の伯母は知的障がい者で現在施設に入所しています。
祖母が亡くなり、そのお葬式に参列していたときのこと。祖母が大好きで肩を落として涙を流していたとき、施設からスタッフさんと駆けつけてくれた伯母が、私の手を取って強く握り締めてくれました。言葉はありませんがいつもにない笑顔で「大丈夫、見守ってるから」と言っているようでした。
福祉のことを勉強する前のことでしたが、このときの伯母のパワーが私を福祉の環境へ導いた気がしています。
障がいの有無にかかわらず、共に成長し、気付きが得られる社会をもっと感じて生きたいと思います。
