ホイールができるまで!
皆さんこんにちは!
さて、始まりました開発日記。第一回目の今日は【ホイール開発の手順】について明らかにしていきます!
一口にホイール開発といってもいろんな方が関わります。
まず最初に【コンセプト】決め!
ホイールはデザインも重要ですが、立派な機能パーツ。
センターキャップを純正対応にするとか
ランフラット対応にするとか
他にも強度、重量、デザインetcetc・・・。様々な事を決めます。
次に【デザイン】決め!
ホイールはもちろんデザインが生きなくてはならない!
“おしゃれは足元から!”と、言うようにクルマでもホイールのデザインで印象は大きく変わります!コンセプトに沿ったデザインを選りすぐっていきます。
当社の場合、本国にデザインを送り、Racing DynamicsのブランドとしてRD社のフェデリコ社長に確認&承認をしてもらいます。
3番目【工場と打ち合わせ】
クォリティ、価格、納期、製法、コンセプトに沿った製品が造れるか?等等完成まで何度も綿密な打ち合わせが行われます。
その度に、企画部長、商品部長、代表までもが工場に足を運びます。
全ては良い製品の為です(^∇^)
4番目【サイズ・価格決定】
工場と打ち合わせが大体済んだ所で、サイズと価格の決定をしなければなりません。イッパイある車種の中からそれぞれベストなサイズを決定します。企画部長・・・頭かかえてます(^^;)
5番目【図面完成】
図面が完成!図面に書いてある膨大な数字を商品部長が頭の中で組み立てます(-"-;A
6番目【金型完成】
溶かしたアルミを流し込む金型を製作します。このクォリティが重要です!
7番目【試作品完成】
ここで初めて現物ができます。期待と不安でいっぱいですo(^▽^)oワクワク
8番目【検査】
一番キモを冷やすのがこの工程。
さて何をする?
ホイールを壊します・・・o(;△;)o
正確に言うと、壊れるまで圧力や衝撃を加えます。
車種によっては2トンの車重を支え、時には時速100キロで走るクルマを支える4本のホイール。強度が無いと大変です!そこで、定められた基準をクリアするかどうかを検査します。引っ張られ、回され、落とされ・・・(TωT)カワイソウ
基準をクリアした物だけが世に出回ります。
9番目【調整】
試作品を元に調整をします。全体、色、ロゴの深さに至るまで綿密な調整が行われます。
10番目【量産】
そして量産です。デリバリーまであと少し!
11番目【検品】
完成したホイールを商品部長を筆頭に検品!細かい所まで入念にチェック!!もちろんココで製品に満たないと判断されれば出荷はされません!!!
さすがに一日200本越えると筋肉が笑ってきます ヘ(゚∀゚*)ノ
RD3 Super Lightは500本はいけるでしょう!γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
全体としてはこんな流れで進めていきます。
一つの製品に対してここまでの工程があり、Racing Dynamicsは一つたりとも省くことはしません。そしてデザイン~検品まで一切妥協せず、確かな物を時には常識をくつがえし、適正価格で皆さんに『買って良かった!』と思って頂けるように、このRD3 Super Lightも開発していきます!

