「ビルヌーブがエンジン交換で10番グリッド降格 FIAがエンジンを落としたのが原因か?」

BMWザウバーのジャック・ビルヌーブが今週末のスペインGPでエンジンを交換することが明らかになりました。ビルヌーブは前戦のヨーロッパGPでフレッシュエンジンを使っており、スペインGPでは2戦目となるので予選グリッド10番手降格のペナルティを受けることになるのですが・・・


ジャック・ビルヌーブ

<エンジンを落とされた・・・そんなくらいなら自分で運んだ方がマシだったか?>


今回ビルヌーブのエンジンを交換しなければいけない原因がFIAにあるのではないかというウワサがスペインGPのパドックで広まっています。それによると、前戦ヨーロッパGPが行われたニュルブルクリンクからスペインへビルヌーブのマシンを輸送する際に、F1マシンにとっては大事なエンジンがなんと落とされてしまったのではないということです。


マシンやエンジンの輸送はFIAが行うため、BMWザウバー側がFIAに対して原因を解明するように要求したところ、FIA側がこれを拒否したということで、何とも怪しいですよね。もしFIAが落としたことにより、エンジンが損傷したということが本当ならば、ビルヌーブにとっては絶対に悔しいでしょう。



「4戦連続リタイヤのクリエン、ついにドーンボスと交代か?」

開幕戦では8位入賞したものの、今シーズンこれまでなんと4戦連続リタイヤと不運に見舞われているレッドブルレーシングのクリスチャン・クリエンですが、ついに交代のウワサが出てきてしまいました。といっても、この理由はクリエンのパフォーマンスではないようです。


「F1レーシング・ネット」が報じたところによると、この交代は4戦連続リタイヤ中のクリエンのパフォーマンスの問題ではなく、現在チームでサードドライバーを務めるロバート・ドーンボスを支援するスポンサーからの資金が増えるからだということです。


ロバート・ドーンボス

<うれしい昇格は間近? ロバート・ドーンボス>


この報道によると、これまでも約11億円もの資金をドーンボスのために出してきたオランダの「ミューマンス」が、ドーンボスがレギュラーになれるようにと約21億円までその資金を増額することになったということです。そもそもそんなにお金を出していたならマシンに必ず広告が掲載されるはずなのですが、一切無かったためスポンサーがあるなど知りませんでしたが、お金には困らないはずのレッドブルがそういう理由で選ぶとは驚きです。まあこれにクリエンのパフォーマンスも加えての評価だったのかもしれませんが。


もし交代となればモナコGPからだと報じられています。ドーンボスは昨年ミナルディから途中参戦だったため、いい成績は残せていませんが、ここでもし昇格できれば、トップドライバーの仲間入りも夢ではなさそうですね。