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健保の不正請求に関して、情報を集める中で勝村さんという方の講演内容を見つけました。

お子さんを陣痛促進剤によって死産させられ、奥様も生きるか死ぬかという瀬戸際を経験され、今は陣痛促進剤被害に関する活動や、レセプト開示に関する活動・著作をされておられます。


ご自身の経験から、これまで患者には閉ざされてきた医療機関の情報開示がいかに重要なことか、また陣痛促進剤の安易な使用の危険性をお話されています。

この講演内容で恐ろしいなと思ったことは、助産院で出産した人と比べて、病院で出産した人は極端に出産曜日・時間が偏っている=知らない間に陣痛促進剤でお産をコントロールされている可能性がある、ということ。「陣痛促進剤を使用する」という説明をきちんとせず、「子宮口をやわらかくする薬」という言い方をすることが多いそうです。思い出してみれば、私も同じことを言われ、膣内に何か入れられました。気になって「子宮口を柔らかくする」というキーワードでネット検索してみましたが、陣痛促進剤に関する記事しか出てきませんでした。もしかして、私も使われていたんでしょうか?!それであんなに急にお産が進んだのでしょうか・・・。(A子のドクハラ体験の記事をお読み頂ければ幸いです。)


また、勝村さんの奥様は非常に気丈な方で、陣痛の苦しい中でもきちんとした受け答えが出来たため、「これだけしゃべれるのだから陣痛が弱すぎる。」と陣痛促進剤を追加されたとのこと。私とは状況が違いますが、ドクハラ産婦人科医に「それだけしゃべれる間は生まれやせん。気が狂うくらい痛くならんと生まれん。」「訳わからんくらい痛くならんと陣痛とは言わん。そんなのは陣痛じゃない。痛くもないのに痛い痛いと騒ぐな」と言われたことを思い出しました。医師だったらいろんな症例を見て、妊婦によってそれぞれ陣痛の強さや感受性が違うことが分かるはずなのに、この医師も例のドクハラ医師も教科書通りのことしか考えられないのでしょうか。


勝村久司さんの講演内容はこちらをご覧下さい。長文ですが、さすが学校の理科の先生。とっても分かりやすい内容です。

http://www.jam-union.or.jp/katudo/seisaku_news/2004/resept-kaiji.html