<れいちぇる>
毎日の通院など、やらなければならないことも山積みで休む暇もなく忙しい毎日を送っているのに、またMクリニックに娘を連れて行かなければならないのは面倒でしたが、泣き寝入りもしたくないので、翌日娘を連れて行きました。
その日は、友人が娘に会いに来てくれる予定だったのですが、その次の日も次の日も時間がとれそうにないし、何よりどんどん娘の指は転院先の処置と自然治癒力でよくなっているので、早くしなければと思い午前中に行きました。
娘を連れて行くとなると、私1人では娘をあやしたりしながら真剣な話ができるわけもないので、母に一緒に来てもらいました。
行って、受付の人に告げるとしばらくして看護師が、
「しばらく待ってもらうようになるんですけど」
と言ってきました。
他に患者さんもいましたから、その人たちを飛び越えては悪いし待つ気ではいました。
でも、いつもまだ首もすわってない赤ちゃんを連れていると言うことで、早めに診てもらえることが多かったので、
今日に限ってわざわざ言ってきたことが、ちょっとしゃくに触ったので
「どれくらい待つんですか?小さい赤ちゃんがいるんですが。」
と言ってみました。
娘が飽きたりお腹がすいたりして泣き出してしまったら、うるさくして他の患者さんたちに迷惑もかけますしね。
看護師「順番通りになります」
れいちぇる「院長先生が娘を連れてこいって言うから来たんですよ」
看護師「風邪の患者さんがいますので」
れいちぇる「こちらも指切れてるんですが」
なんて言ってみましたが無視されました(笑)。
案の定娘が泣き出したので、車に戻っておっぱいをあげて寝かしつけて、母に娘を預けて私だけ待合い室で待っていました。
ここは内科も掲げてるので、風邪ひきの患者さんが多いので、インフルエンザの方もいるかもしれないし、抵抗力のない娘にうつったら心配だと言うこともありました。
だからあまり娘を連れて来たくなかったんですよ。
一番最後に呼ばれ、母と娘を呼びに車に戻り、3人で中に入りました。
まず娘は寝ていたのでそのまま診察用のベッドに寝かせて、指を見せました。
そしてM医師は
「うん、これよくなってますよ。治りますよ」
今日はそんなこと聞きに来たんじゃないのに!!
切ったか切らないかを聞くために、娘を見せに来たんですよ。
良くなってるに決まってるじゃないですか、自然治癒力と転院先の処置を受けてるんですから。
ここに通っているときは悪化してましたけど、やめて違う病院に行ったらやっとよくなってきたんですよ。
でもM医師には残念ながら、はっきりと娘の指には斜めに傷がついてたのです。
巻き爪を切ったというのなら、縦にはさみは入るはずで斜めに傷がつくわけないのです。
それなのに、この場に及んでもこの傷は自分がつけたんじゃないと言い張るのです。
それじゃ、私が我が子につけたって言うんですか?
それとも転院先?
M先生以外に誰がつけるって言うんですか?
現に私、切ったところも見てますし。
あんな切り方じゃ、指まで切れても仕方ないと思いますよ。
そう言いまくったら、今度は
「穴があいてるっていうのは、そこの斜めの所がへこんでいるように見えるけど治る過程で肉が盛り上がってきてそう切れてるように見えるんじゃないかな」
なんて言い出しました。
じゃあ、なんでへこむんですかって話ですよね?
それはあなたが切っちゃいけないところまで切っちゃったからでしょう。
そしたら、Mクリニックに来なかった雪の日に状況が変わったとしかわからないだの、意味不明なことを言い出しました。
「私、育児日記にちゃんと書いてるんですよ。
ここに通っているとき、先生が爪を切るときに指まで切られた日から黄色い膿がどろっと出てくるようになったこととかもちゃんと毎日記録してますから。
先生に言われたことも書いてますよ。
先生は、『爪切っちゃいましょうか。泣かせるけど』って言って切ったんですよ。
泣かせるって事は、指まで切ってしまうって意味だったんだと切られてから思いました」
そしたら、今度は
「生爪をはがしたから血が出たんですよ。
巻き爪の治療はそうやってやるんですよ。」
(これは、まりお☆さんがコメント
http://ameblo.jp/racheldoctor/entry-10008394085.html
に書いてくださいましたね。
私も看護師の友人や転院先の先生に聞いていました。)
生爪をはがした~!?
大人だって聞いただけで、身震いがしそうなほど痛いですよね。
そんなこと聞いてません。
初耳です。
M医師は、あのとき「爪を切る」だけしか言ってません。
こんな小さな赤ちゃんの「生爪をはがす」しかもいくら赤ちゃんだからって麻酔なしでなんて、きちんと説明されていたら私は拒否したと思います。
だって、娘の指はご存じのとおり合指だから、いずれ切り離しの手術を受けるのです。
ですから、今そんなことまでする必要はないのです。
そんな痛い思いをさせる必要はなかったのです。
爪を切るって言われたから、親が切りにくい所だから、ここで切ってくれるのかなと親切に思っただけなのです。
それなのに、あんな大きなはさみで、いくら医療用で先がとがってるとは言え、「おいおい、大丈夫なのか~お医者さんだから器用なのかな」と思っていたら
案の定血がぶわーっ。
それは生爪をはがしたってことだったのですね。
「そんなこと聞いてませんが。
それは説明不足だったのではないですか?」
これは看護師の友人や保健所の人にアドバイスをもらったのです。
医者が医療ミスを認めることは難しいだろうし、こちらは医療の素人だから、説明義務を怠ってることで責任を問えるのではないかと。
だから私も、医療ミスは意地でも認めないんだろうとは思っていました。
そしたら、またもやこちらが失笑してしまいそうな発言
「それはお母さんとの信頼関係で・・・」
かなり墓穴掘ってますよね。
私に今までに医師(過去出会った)との信頼関係を築いてこなかっただの、あなたが信頼関係を築けない人だからだの言ってたくせに
勝手に人の子供の生爪はいどいて、信頼関係があるから許可を得ずにやっていいんですか!?
で、結局「説明が足りなかったですね」とは認めました。
謝罪の言葉はなかったです。
謝罪の言葉は、
ラピスをとばして黒い焦げを関係ない親指にも作ってしまったことにだけでした。
②へ続く
- 近藤 誠, 清水 とよ子
- 医療ミス―被害者から学ぶ解決策
- 久能 恒子
- 医療ミス―娘の命を奪われた母親の闘い
- アーサー由記子, 田中 奈保美
- 患者は泣き寝入りするものか―知っておきたい、医療ミスの訴え方