近所に(臨月直前に知り会いました)同じ産婦人科で出産した人がいますが、

やはりあの医師にはきついことを言われ泣かされたのでいい印象を持ってないそうです。

「あそこは看護師と助産師で持ってるようなもんだよ」って言ってました。

確かに看護師さんたちはいい人達でしたが、しょせん病院側の人間、雇い主の院長には逆らえません


看護師さんたちは、あの偏屈な医師をかばったりフォローが大変だろうなと同情さえおぼえます。

このブログは、本音で率直に病気に対する思いを書いていこうと思っているので

暗いことや後ろ向きな気持ちを書いてしまうことが多いのですが、

これでも最初は、我ながら気丈に冷静に受け入れて明るく前向きにがんばってたんです。


でも退院後呼び出されて、娘の障害の事で産婦人科医にひどいことを言われたことで

糸がぷっつり切れたようになり、大泣きしました。

http://ameblo.jp/racheldoctor/day-20060109.html

(この日の記事に書いています)


先生に反論しようとしても「はいはいはい」なんて言って、全く聞く耳を持ってくれず

カルテを投げ捨てられて診察室から出されると

別室に連れて行かれ助産師さんに2時間近く慰められました


「悪気はないから」って言われましたが、悪気がないからいいって問題ではないですよね?


いい大人が言っていいことと悪いことの区別もつかないなんて。


その助産師さんは、妊婦学級で話をした人だったので顔見知りで、その前におっぱいマッサージをしてもらったこともあって仲良くなっていました。


帰りに愚痴でも何でも相談してとその助産師に言われ、メールアドレスをもらったのですが、

結局医師に言われたことについて書いても、そのことについては触れずに返事が1度返って来ただけで

その後こちらが書いた返事の返事は来なくなってしまいました。

優しい言葉を信用して間に受けて相談なんかした私が馬鹿だったと思います。


私は、自分で言うのも変なんですけど娘の病気がわかっても冷静に受け止めて

前向きにがんばろうと涙をこらえて必死にがんばっていたんです。


産後の体も休めずに搾乳して自分で運転して届けて

心身ともにくたくただけど気力で強く生きてたのです。


でも
尊い生命を扱う産婦人科医でさえこうなのだから、

これから娘が偏見や差別と戦っていかなければならない現実を改めて実感させられ胸が痛いです。


時々、この子は産まれてきて幸せだったのかな、これから悪化していくことがわかっていて育てていっていいのだろうか、辛い思いや痛い思いをずっとこの先させなければならないのなら一緒に死んだほうがいいのでは・・・と考えることもありました。
でも現実を受け止めて生きていかなければならないんですよね。


やっぱり、この産婦人科について先生が怖いとか口が悪いとかの評判はよく聞きますが、

相性もあるし医療面でしっかりしていて無事に産ませてくれさえすればいいと思っていました。
歩いていける近さにはかえられませんでした。
この辺に唯一ある産婦人科ですから。


でも私が受けた仕打ちは、相性がどうのこうの以前の問題ですよね。
人間として最低です。
検診で通ってきたときは、口は確かに悪いし雑だし人の話は聞いてくれないし・・・という小さな不満はありましたが、

それがかえって頼もしくて任せられるんじゃないかと

ベテランの先生だと認識していたし、いい方に考えていたのです。


毎回「順調」「全然問題ない」と太鼓判を押されていたから、安心して小さい不満は流せたのです。


この産婦人科は、医師の性格の悪さを、看護師が優しく接してカバーするいう図式ができあがっています。

だから、たとえ先生が怖い、口が悪い、嫌なことを言われた、されたということがあっても

看護師さんたちが、みな楽しく優しくしてくれるし、子供も無事誕生したので、いい病院だったという評価をする人が多いようです。


クチコミ掲示板の落とし穴について以前書きましたが、

http://ameblo.jp/racheldoctor/entry-10008248245.html

http://ameblo.jp/racheldoctor/entry-10008270719.html

私たちが参考にしていた、プレママ(妊婦)を対象にしたクチコミ掲示板には

この産婦人科のことを

先生はちょっと怖い、口が悪い、合う合わないがあると思う

など少し否定的な意見がありましたが、

でも看護師さんたちは、みんな優しくていい人たちでよかったです!

という書き込みが多かったのです。


これに惑わされて、私みたいに通ってしまって嫌な思いする人がいるんでしょうね。


確かに、私もここの看護師さんたちはみんな気さくでいい人たちだと思っていました。


でも、あの医師たしなめることも注意したり、意見することもできません

明らかにあの医師がしたことはドクハラであり、間違っていることです。

ここの看護師たちは、そんな医師の暴挙を見て見ぬ振りをしているのです。

目の前で患者が辛い思いしたり、傷ついたりしているのをただ傍観しているだけなのです。


まして、後で医師のいないところでかわりに謝ったりフォローするのだったら、その場で言ってくれればいいのに!と思ってしまいます。

謝ったりフォローするって事は、医師のしたことはよくないことだってわかってるからですよね!?


まぁ立場上仕方ないのはわかりますが、良心というものはないのでしょうか?

意見なんてしたら、クビになって生活が困るかも知れません。

でもいくら上司でも、あそこまでの横暴を許さない正義感はないのでしょうか!?

これじゃあ、看護師も同罪、共犯者だと思います。

あのドクハラ医師のような上司に従い、ついていってるのですから。


いじめを見ても、知ってても止めない人は、一緒にいじめたのと同じです。


あの産婦人科は看護師もしょせん偽善者だと思いました。



菅原 万美
お嬢様ルール入門―正統派マナーから気になるライフスタイルまで