偶然知り合った同じ産院で出産したA子さんです。

私がブログでついに動き始めたことを知って、さっそく自分のドクハラ体験も載せて欲しいと言ってくださいました。

このブログは彼女と後に記載するやはり同じ産婦人科でドクハラにあったB子さんと一緒に作っているといっても過言ではありません。

以下彼女の文章です。

○妊娠判明~つわり○
私は妊娠したのが30歳と遅め?なので、周囲の友人は出産経
験がある人が半数以上でした。初めての出産ということもあり
、産婦人科にも通院経験がなかったことから「口コミの評判が
良い病院」を選ぼうと考え、友人が出産した某産婦人科(個人
病院)に通院することにしました。
自宅から比較的近く、昔その付近に住んでいたこともあり土地
勘があったことと、友人が「イイ先生だから!ご飯も美味しい
し」と勧めてくれたことが決めてでした。

思えば、当初から「あれ?」と思うことはたくさんありました
。まず、初診のときから病院の方針や検診の進め方など、詳し
い説明は全然ありませんでした。受付を済ませ、いつまで経っ
ても呼ばれないので、「アレ?」と思い、待っている間に読も
うと思った「初めてのたまごクラブ」の「ドキドキ!産婦人科
の初めて体験」の特集を見て「あ、もしかして尿を取ってこな
いといけないんだ・・・」とトイレに行ったくらいです。


エコ
ーをビデオ撮影してくれますが、これも病院では張り紙がして
あるだけで案内はありませんでした。紹介してくれた友人が教
えてくれなかったら気がつかなかったかもしれません。3ヶ月
プレママを対象にした母親学級も、私は申し込んでいたにも関
わらず、時間確認のために電話したら「ああ!その日は人数少
ないから中止にした。今日やるんだけど。」とあっけらかんと
言われ、私は上司・課のメンバーに頭を下げて早退させてもら
ったこともありました。

無事、心拍が確認できた頃、私の職場では突発的な出来事によ
り毎日深夜残業の日々になりました。妊娠3ヶ月頃にはつわり
がピークになり、頭痛・ひどい吐き気(お酒をしこたま飲んで
ひどい二日酔いになったような感覚)がし、食べ物の匂いどこ
ろか水の匂いもダメで台所にも近づけないほど。1ヶ月ちょっ
との間、水とウイダーインゼリーだけの毎日が続きました。体
重も一気に5キロ落ち、会社に行っても仕事にならなかった日
もありました。


不安に思い、検診の時に相談したのですが、「頭痛の薬を出し
ておくから」とPL顆粒を出されました。それでも楽にはなら
ず、職場の状況も悪化する一方だったため、私は病院から母性
保護のため残業を制限する指導をしてもらえないか、相談して
みようと考えました。職場の状況からは、残業をセーブするに
は診断書でも出さないと難しい状況だったのです。


前回の検診から2週間目に受診すると、医師は忙しいのか不機
嫌そうに「前回4週間後って言ったでしょう!!何でまた来た
の」
と。「つわりがしんどくて体重も一気に落ちてしまい、ご
飯も食べられない状態が続いている。仕事のほうも毎日かなり
残業があり、負担になっているので残業をさせないように(母
性健康管理指導事項連絡カードを)書いてもらえないか」と言
ったところ、「あんたね~!!妊娠したら誰でもつわりなんか
あるんだよ!!ガマンできないんなら子供なんか産めないよ?
仕事どうするかなんかアンタが考えなさいよ。いい?アンタ、
次は1ヵ月後じゃけぇね。それまで来んでいいから!水も飲め
んようになったら来て!」と怒鳴られました
。(本人は声が大
きく言い方が悪いので、怒鳴ったつもりは無かったのかもしれ
ませんが)挙句、「5キロ痩せた痩せたって言うけど、アンタ
もともと太りすぎなんじゃけぇ、丁度いい!」とまで言われま

した。まぁ、事実なんですがモノには言い方ってものがあると
思いますが・・・。

私は、初めての妊娠で不安な中、赤ちゃんを守るために何とか
したいと思って受診しているのに、まるでダメママのように言
われ、なぜこんな言い方をされないといけないのか?情けなく

なりました。会社のほうにも迷惑をかけないためにと考えたこ
となのに・・・。(正式なルートで母性保護の書類を出せば、
代替要員の手当てがつくため)


普通に、「お母さんの体から赤ちゃんはきちんと栄養をとって
いますから、赤ちゃんは順調に育っていますよ。無理しないで
食べられるものを食べていれば大丈夫ですよ。」と言ってもら
えたら、それだけでどんなに安心できたでしょう
。(
結局私は
この医師に相談することはやめ、ネットのプレママ掲示板で色
々相談をしたりアドバイスを頂いて乗り切りました)

それでも、「あの先生は口は悪いし一見怖そうだけどいい人だ
から」という口コミを信じて、通院しようと思ったのです。(
今思えばそれが失敗だったのですが・・・)