-なぜ戦争が起きるのか-


プーチンが戦争に踏み切ったのは〝今ここ〟にいられなかったからだと思う。


プーチンは何年もの間、ひろがりつづけるNATOと、そこと絆を深める米国にたいして不満を表明していたようだ。つまり恐怖を感じていた。


もしも〝今ここ〟にいられなかったらどうなるだろう。


きっと〝今もってるものを失う〟〝奪われる〟とかとにかくイヤな気分がおきてるだろう。だから、恐怖が大きければ大きいほど、やられる前になんとかしないといけない! となるかもしれない。

エゴの暴走だ。


今、NATOや西側諸国は「自分たちのところにも飛び火するのではないか?」という不安になってると思う。なぜなら、その感情をそもそもプーチンが発信してるから。不安や恐怖、怒り、焦り。これはもともとプーチンの中にあったもの。


芸術家の作品、音楽 etc. にはそのひと本人の感情(=状態)がのっかって発信される。と同様に

今回のような〝不安、恐怖、怒り、焦り〟をのせて行った行為はとうぜん相手に伝播する。まづは近くの西側諸国、そして世界に。



今年は壬の年。

今年はなおのこと、自分の中の海原に〝今ここ〟というアンカリングをしっかりおろしていないとあっという間に流されてしまう。