不思議だった。

今回、沖縄の忘年会に行こう!とピンときて、決めてから実際に行くまで。不思議だった。


この流れを邪魔する障害のようなものが何ひとつなくて、大きな海へとつづく川の流れにちゃんとのってるような感じだった。そのくらいスムーズだった。


宇宙から今まさにわたしに向かって飛んでくる配達中の荷物。そんな光景さえ目に浮かんだ(笑)必要なものはちゃんとそれまでに全部間に合う。そんな感じだった。




話は変わって

「トッケビ」という韓国ドラマの中で、主人公の女性が無人のトラックが園児たちの列に突っ込み大惨事となる現場に居合わせる。神は人間の運命を知っているが人間が起こす〝犠牲〟だけは予知できない。彼女は自分の車をトラックの前に進め、園児たちを救う。


その日、彼女の1日は朝からご機嫌にスタートした。スムーズで何もかもが順調だった。

死の間際、彼女は悟る。今日、朝起きた瞬間から1日が気分良くスムーズに進んだのは、わたしがこの場に1分でも遅れることが出来なかったからだ、と。




それに似てると思った。

なぜ、こんなにスムーズだったのか不思議だった。それはわたしがここに来る必要があったから。


そのための流れだったんだなぁ、って。