そんなわけで、会社への不信感が今年度初めに確信に変わったものの、良い上司のおかげで仕事は楽しかった。さまざまな人間トラブルはあったものの、やはり仕事はやりがいがあって楽しかったから続けていたんだと思う。
6年目になった時、少しでも自分のやりたい仕事ができるよう、アピールも含めて自分なりに頑張った、と思う。最愛の彼氏もでき、プロポーズされて、昨年は幸せ絶頂だった。
しかし夫は社内の人。部署は違うが、同期のため来年度には共に本社に上がることになる。ただ、希望部署が180度ぐらい違かったので、部署がかぶることはないだろうと思っていた。
本社は全国に2つあるので、所属長に相談して、もし可能であれば夫婦同じ本社にあげてほしいと異動希望を出した。うちの会社は大手で、社員数も多いため、同じ部署になるようなことはないと思っていたし、所属長も楽観的で大丈夫だと言っていた。
しかし結果は、「とにかく夫婦同じ部署はダメ」の一点張りで、夫は第2希望の部署だったが、私は本流からは外れた部署にされた。さりげなく子供が産まれたら…との話もされたので、社員数の多い部署に私を回し、子供を産むとなった時に少しでも会社の負担を減らすためだろう。
私の待遇をあまりに哀れに思った社員の方が、ありがたくも何人かいて、いろいろ調べてくれた。私も社内で事情通の先輩や上司に聞いてみたが、やはり理由は夫婦同じ部署はダメ、ということだった。
夫婦ダメルールは社内の明文規定ではなく、あくまで慣例だそうだ。理由は、「なんとなくやりにくいから」…。
そんなことのために
そんな根拠のない理由で、私の歯を食いしばって頑張った5年間は捨てられた!
絶望してしまい、私は人生で初めて心療内科に行った。
とりあえず1ヶ月ほど休んで様子を見た。
心は晴れないし、理由は納得できない。何より辛いのは、愛する夫を羨んで少しだけ憎らしく思ってしまうことだ。なぜ彼はその仕事ができるのに私はできないのか。なぜ、なぜ、が頭に浮かび、会社への不信感は最高潮に達した。