シャンシャンが雅安の研究センターで公開になって、数日がたちました。

元気でしっかり食べ、喜ばしい限りです。

 

でもね、日本語で呼び掛けるのはやめてね。

会いに行くなら、日本語禁止の覚悟で行って頂きたい。

 

シャンシャンは8カ月もかかって、ようやく環境に慣れて公開されました。

そのシャンシャンに面白がって、あるいは懐かしくてでも、いらんこと言わないでね。

 

日本の飼育員さんは中国から貸与されたパンダには、日本での愛称でなく中国語の名前を呼んでいる、と聞いたことがあります。

いつか返還された時、少しでもすんなり慣れて欲しい、と願う心からでしょう。

 

今、冷え切った日中関係で日本のパンダは期限が来たら皆返還されるでしょう。

それから先の彼らのパンダ生も幸せなものになりますように、今から懐の深い日本式の愛情で見守りましょうね。