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あのこに逢いたい(自死遺族)

2015年春 20歳の息子が自死。大切な家族がいるので逢いに逝けません。生きる喜びを教えてあげれなくてごめんなさい。

バツが悪そうにあの子が家に帰って来た。
「金が無いし、死ぬこともできなくて情けないけど、行くとこが無くて、、、」
泣いてあの子に抱きついて、帰ってきてくれたことを喜んだ。
「良かった。こわい夢見てたわ。ろくなもん無いけど、ご飯食べよう」
あの子が顔色を曇らせて、
「ごめん、、、」


そこで目が覚めた。
何に対して謝っているの?
あの子の立派な骨を拾ったことは悪夢だよね?
どこからどこが夢?




あの子が居る、家族みんながそろった食事が一番幸せな時間だった。


もう、絶対に叶わない夢。