『エスプレッソ ＶＳ ネスプレッソ！』

エスプレッソとネスプレッソの違いってみなさんご存じかしら

息子が、まだ2歳ぐらいの時でしたから、

いまから8年ほど前のことです。

当時、足しげく通っていた子育てサークルで

知り合った方のお宅へ遊びに行かせて

もらったとき、喫茶店よりも手早く、

お湯も沸かさずして、

瞬く間に部屋中にたちこめる香りと共に、

可愛らしいミニチュアのカップ＆ソーサーに入って

よばれた美味しい珈琲

そのお宅へは、しょっちゅう遊びに行かせて

もらっていたのですが、

驚くことに毎回、ブレルことがないカフェテイストに

ワタクシ秘かに感激し

特殊なマシンで入れるコーヒーが

「エスプレッソ」というのだと認識してしまったんです

すっかりエスプレッソに魅了されたワタクシは、

ろくにエスプレッソのことを調べもせず、

そのお宅のキッチンに垣間見れた、

斬新なコーヒーメーカーと同じものを電気屋さんで見つけ、

迷うことなく即決したワタクシ…

（今から思えば長い長い苦難のはじまりでした

）

それが、このマシン↓

デロンギ社の元祖とも言えるエスプレッソマシン

しかし…何回試してみても、まろやかなティストには

程遠く、苦くて濃くて…、おまけに毎回味が定まらず…

（初めから聞いてから購入すればよかったものの）

試行錯誤の末に、毎回美味しい珈琲を振舞って下さる

奥さまにお尋ねしたところ…

ひょぇ～～～

見た目はまったく瓜二つのマシンなのに、

メーカーも違うし、抽出の仕方も製法も違う機械だったんです

この現実をしばらく受け止めることができないほどに

ショックでしたね…

　だって見た目は同じ機械なんですよ

そりゃよくよく見ると、「デロンギ」と「ネスレ」のロゴマークの

違いはありますケド、パッと見では100％わかりませんって

こんなの詐欺だ～～～ってぶつけようのない怒りを鎮めるのに

苦労しましたョ～

ワタクシの買ったマシンはデロンギ社のエスプレッソマシンで、

エスプレッソ用に挽いたコーヒーの粉をつめて抽出するのに

対して、ワタクシが美味しい

と感動を覚えた珈琲は、

ネスレが開発したネスプレッソマシンとも呼ばれるもので、

粉を詰めるのではなく、機械にポン！とカプセルをセットして

抽出する製法。

カプセルなので、いつでも味が一定するというワケ

当時は負け惜しみも加わって、いちいちカプセルを買う為に

（ネット販売のみでしたので）ネットで注文するのは億劫だし、

自分で粉を詰める方式の方が、本格的な気がして

技さえ磨けば微妙な味が楽しめていいんじゃない

と。

しかし、脳性まひ者の細かい作業が超～苦手なワタクシが、

小さいところへ細かい微粒子状の粉を詰め込むのも一苦労で、

カプセル式なら、抽出後、カプセルを捨てれば終わりなのですが、

湿ったボトボトのコーヒーの粉を捨てるのも大変だし、機械の

フィルターに超微粒子のエスプレッソの粉がへばりついて、

機械のお手入れも大変だったのです