地震が起きてから今日まで日付も曜日も分からないような日々を過ごしてきた。
ようやく実家に戻り、ライフラインも復旧し、ここだけ見たらいつもと同じ日常に感じてしまう。
でも世の中も環境も大きく変わったんだよね。
今日は母方のばあちゃんの火葬です。
「行方不明」って連絡があっても、どこかに避難してるだけで連絡が取れないだけなんじゃ…って思ってた。
それから見つかったって連絡があり、遅くなったけど安置所に会いに行ってきました。
最初にお父さんから「普通の姿じゃないけど、ばぁちゃんに変わりないんだから、ちゃんと顔を見てあげて」って言われた。
会った瞬間
声も涙も出なかった。
うそでしょ…
苦しかったよね、
辛かったよね、
迎えに来たよ。って
言ったけど伝わったかな…
何も着てない状態で見つかったから、お母さんが高校時代に作った浴衣を、みんなでかけてあげました。あと、いつも出掛ける時にはスカーフ被ってたから頭にはスカーフを。
これでもう寒くないよって…
一緒に来てたおばさんが
「おばちゃんがあの日仕事に行かなければ、じいちゃんとばあちゃん車に乗せて逃げたのに…ごめんね…
ひ孫も見せてあげられなかったね…」って泣きながら、あたしとお姉ちゃんの手を握って言ってくれた。
あたしも初めて涙が出てきた。
そんなことないよ、誰一人としてそんなこと思ってないから。
あとは早くじいちゃんを見つけて、助からなかったのであれば同じお墓に入れてあげたい。
そして、一番心配なのがお母さん。普通に元気にしてるけど、絶対つらいはず。
毎日のように心配した会社の人とか親戚の人とか家に電話してくるけど、たまに泣きながら電話口で説明してるお母さん見てると、あたしも涙が出てくる。
別に興味本意で電話くれてるわけじゃないのは分かるよ。
でもさ…こんなときに辛い話をさせないでって気持ちが歪んでしまう。
口に出して話すと、より想いが出てきたりするでしょ
だからお母さんを今以上、泣かせないでほしい。
あたしもちゃんと今自分に出来ることをしてしっかりしなきゃ。
今からばちゃんを見送ってきます。
ばあちゃん待っててね。








