誰も見てないでしょうけど、こんばんは。
今後彼女の事をラビ子さんとします。
では、前回の続き。

彼女はとても痩せていて、無理しているように僕には見えた。

僕「何かありましたか?凄く痩せてるし、無理してるいるように見えるんですけど」

ラビ子「えっ?どうしてわかるんですか?ラビ丸さんに人生相談したいくらいですよ〜」

色々話を聞くと、旦那さんとうまく行ってないらしい。生理的に受け付けない。
離婚したいけど、子供との生活のことを、考えると離婚はできないし、思い悩んでるって話だった。

職業柄か、女性の変化には敏感に気付けるつもり。
でも、僕じゃなくても彼女の変化には気付けるくらい
無理をしているように見えてすごい心配だった。

その日は一通りの話を聞き、暫くして帰った。

後日、遊びに行く際にリラックスできそうなコスメを持ち渡しに行った。
パート終わりに時間が少しあるとのことだったので、店内だと目立つからという理由をつけて、喫茶店で待っている約束をした。
パート終わりに来てくれたけど、その時の待っている時間はとてつもなく長く感じた。
ただ、その日は子供の習い事を忘れていたみたいで
時間がなかった。
コスメを渡し、またねって時に何を血迷ったか
自分の電話番号を伝えてしまった。
本当にしんどそうな顔してたんで、次はそうなる前に電話をください。
スマートに振る舞ったつもりだった。
既婚者同士、しかも僕に好意がある時点で連絡先の交換は好ましくないと思った。
自分の気持ちを知られたくないから、一方的に優しい男を装った。
本当はライン交換したかった。ラビ子さんの連絡先聞きたかった。
けど、それも自分にはできなかった。

結局、電話は来なかった。
ラビ子さんが辛い状態になっていないのか、
そもそも僕には、話をする相手としては役不足なのかもしれない。

当然、そのあと少し遊びに行きにくくなってしまって
遊びに行く機会は減った。