方丈随想録

方丈随想録

感じたこと、思いついたことを気ままに投稿します。

韓国の政治状況は民主党優越傾向に変化したが、韓国軍自体も変化した。

韓国は朴正熙が軍事独裁を行い、この朴政権が「開発独裁」を行ってので韓国は経済的に成長した。「漢江の奇跡」と称しているが。韓国軍は朝鮮戦争で鍛えられ、親米傾向の強い軍隊だった。ヴェトナム戦争では師団規模の陸軍部隊を派遣した唯一のアメリカ同盟軍だった。朝鮮半島では、韓国軍は在韓米軍と肩を並べて北朝鮮軍に向かい合っている。米軍と韓国軍の関係は本来緊密なものだった。「だった」というのは過去形で、現在はそうではないということだ。

一心同体のごとき米韓関係と韓国軍の変質を簡単にたどる。

金泳三大統領時代(1993~98年)・・・アメリカが韓国に対し北朝鮮に対する軍事作戦を提案するが、韓国は拒否する。韓国の態度にアメリカ側に衝撃が走ったという。米韓疎隔の始まり。

金大中大統領(1998~2003年)・・・対北朝鮮政策を「太陽政策」に転換。北朝鮮に資金供与。韓国軍内の粛清を行い、軍が政治勢力としては無力の存在に化した。韓国の資金供与が北朝鮮の核保有国化に貢献したという評価もある。

廬武鉉大統領(2003~08年)・・・北朝鮮の核保有を肯定的に評価した。

李明博大統領(2008~13年)・・・竹島に上陸するという反日行動。

朴槿恵大統領(2013~16年)・・・反日告げ口外交。

文在寅大統領(2017~22年)・・・学生によるアメリカ大使館乱入を容認。米韓軍事演習の縮小。防衛白書で北朝鮮を主敵から外す。(ということは、主敵は日本か。)自衛隊機へのレーダー照射。北朝鮮への瀬取りによる石油支援。

尹錫悦大統領(2022~24年)・・・対日融和政策。戒厳令を出し政治的に失脚。軍が大統領の命令に従わなかった点を注目!

以上のことから、韓国の政治状況、米韓関係、日韓関係、韓国軍の立ち位置の変化などの傾向が読み取れる。韓国は次第に左傾化しており、同時に反米・反日の姿勢を強め、一方、北朝鮮に対しては融和時には従属的な姿勢を見せている。これは、韓国の存在意義は「反共」にあるのだが、韓国自体が民主党という親共政権を強く支持し、将来、北朝鮮と統合する可能性さえある状況が生まれつつある。韓国軍は矛先を北朝鮮から日本に変えつつある。民主党は経済力と技術力の優位性と「反米・反日」路線を以て北朝鮮と足並みを揃えようとしている。

尹大統領が戒厳令に手を出したのも、この流れを阻止したかったのではないだろうか。アメリカにしても内政干渉はできないから、韓国を同盟国としては見放し、韓国の経済力と技術力を徹底的に削ぎ落しにかかっているのではないだろうか。アメリカの意向がそれであれば、日本は従来の対韓融和的軟弱外交を敢えて続ける必要はない。通貨スワップは停止、金融や技術支援も停止するなど韓国離れに向かうことは必然である。流れは変わろうとしている、と思う。