歴史的な出来事:小池都知事が全生園を訪問 | 自分の人生だもの。「自分を生ききる、生き抜く」

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こんばんは。

今週は、28日に農福連携の見学会、29日にメンタルヘルスケアの会社訪問、30日に全生園お散歩ツアーのイベントに参加、31日は所沢にある施設を見学に加え、学校でのワークショップに参加と動いていました。動きすぎたのか今日は発熱。個々のブログはのちほど。

というのは・・、

 

4月1日、歴史的な出来事が起きたからです。
東村山市には、国立のハンセン病療養施設である多磨全生園があります。
小池百合子東京都知事が来訪されたのです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170401/k10010933931000.html

 

東京都知事の全生園訪問は東龍太郎知事以来実に58年ぶりのことのようです。

なんと、半世紀もの間、歴代の知事は来訪されていなかったのですね・・。

 

今回の実現は、下記のことだったようです。(東村山渡部市長のfacebookより抜粋)
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昨年11月11日、都庁で行われた東京都市町村協議会で、小池知事の来訪を直接私から知事に要請しましたが、その後も都議会で谷村孝彦都議会議員さんが知事に強く来訪を求められ、このたび実現の運びとなったものです。
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そして、、
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小池知事からは「いただいた要望をしっかり受け止め、国の施設であるが、今なお残るハンセン病への偏見・差別の解消に都としても取り組んでいきたい」と述べられました。

小池知事が全生園を訪問されたことは、「人権の森」構想の実現に向けて大きな一歩となる歴史的な出来事だと思います。
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と。。

 

私も東村山市に引っ越してから13年になりますが、全生園を知ったのは
ほんの2年前。「生きる意味」を問う、ドリアン助川さん原作「あん」の映画化されたのが切っ掛けでした。
当時、東村山市の納豆メーカー「保谷納豆」さんと「こども納豆」の商品開発時期でもあり、試食会を、その後、映画「あん」の制作スタッフの場になったところで開催したこともあり、映画「あん」の協賛会社として、「保谷納豆」さんが映画最後のテロップで紹介されました。

 

制作スタッフさんへの賄いのお手伝いをさせていただけたことも想い出です。
映画「あん」は、私が当時悩みに悩んでいたことから吹っ切ることができました。

それから、いろいろな出逢いがあり、EAPメンタルヘルスカウンセラーの資格取得のために
学校に通うようになってから、「人権の森構想」について個人的に沸々と思っていることがあります。

「人権の森構想」は、ハンセン病記念公園「人権の森」として保全・保存し、後世に伝えようという動き。個人的に、こうなれば良いなあというイメージがあり、今は、頭の中だけですが、

いつも実現したときのイメージを描いて、一人で笑顔になっています。照れ

 

それにしても、58年ぶりの歴史的な日に東村山市民の一人として感謝したいです。