DIC川村記念美術館★3月で閉館するDIC川村記念美術館に行ってきました

閉館を発表したDIC川村記念美術館。千葉県では、閉館を惜しむ声があがっていましたが、国際文化会館(東京・六本木)とアート・建築分野での協業し、国際文化会館への移転が発表されました。
三月末に閉館してしまうDIC川村記念美術館(佐倉市)に、行ってきました。
H君の運転で11時半頃美術館に到着。待たずに中に入れましたが、美術館の中は、最期の機会をという人でびっくりするほど混雑していました。
 
 (午後には、入館待ちの長蛇の列が出来ていました。)
 
レンブラントの「広つば帽を被った男」や、モネの「睡蓮」、ルノワールの「水浴する女」、シャガールの「ダビデ王の夢」などなど、沢山の名画を見ることができました。(保有している作品はHPをごらんください。)
ここは、絵画の写真はNGなのですが、音声ガイドが提供されていて、ダウンロードすれば聞きながら鑑賞することができます。
 
美術館には、レストランや和菓子をいただけるお店もありますが、全てが予約でいっぱいあせる
春休みに入ったこともあり、家族連れや女性のグループであふれていました。
ちょっと驚いたのですが、中庭で、レジャーシートを広げて持参したランチ(お弁当)を食べる人も多かったです。
お花見の公園のようで、賑やかに皆さん歓談されながら食事を楽しんでいましたスター
 
私は、千葉県在住ですが・・・美術館の存在は知っていたものの、アクセスの悪さからなかなか行く機会がなく、今回が最初で最後となりましたが行けて良かったです。
のんびりとした場所に、ひっそりとたたずんでいる美術館は本当に素敵な場所でした。
名画や美術作品の鑑賞だけでなく、建築や周りの自然も楽しめるそんな場所はなかなかありません。
 
開館は3月31日が最期です。平常時は月曜は閉館ですが開館するそうです。
もう何日かしかありませんが、お近くにお出かけの際は、是気立ち寄ってみてくださいね。
尚、5月1日より庭園の一部を縮小して開放するそうです。
(開放範囲は美術館周辺および自然散策路を除き、芝生の広場まで。詳細はHPをご参照ください。)
 
美術館の屋根を中から見るとこんな感じ。素敵な建築が特徴的でした。
 
美術館の前にも作品があり、目を楽しませてくれます。
 
豊かな、自然。公園の池には白鳥の姿も。
 

★心の声
閉館してしまうのはなんだかとても残念に思いました。
施設の維持には相当数の集客がないと経営が成り立たなかったということなのでしょう。
豊かな自然が楽しめますが、都心から遠く(周囲に観光するようなところはないので)、気軽には行けない感じは否めません。
閉館を発表後来客数が急増。なんだか皮肉な話しです。
 
 
★ご参考DIC川村記念美術館HP