産院を出て、お昼ごはんを食べてから息子が入院している病院へ向かった。
NICUに行くと息子は起きていて、おしゃぶりをちゅぱちゅぱしていた。
かわいいけど…
のど渇いてるやろうな…。
栄養と水分は点滴で入れてもらってるけど、のどは潤せないもんね。
大人やったらつらい状況やろうな…。
私「おはよ。」
息子の頭を撫でながら話しかけていると、看護師さんが入ってきた。
看護師「おはようございます。」
初めて見る方だった。
息子の様子などを教えてもらった後は、交代で抱っこしながら家族3人の時間。
途中で搾乳をしたときに看護師さんに胸が張りすぎているから母乳外来とか助産院で相談したほうがいいと言われた。
そうだよね。
それは思ってた。
搾乳だけじゃどうにもならないわ…。
どこか探して週明けにでも連絡することにした。
この日は初めてパパがおむつをかえた。
生まれたときに3000gなかった息子。
手術してまだミルクも飲めない。
生まれてすぐの生理的減少もあるのか、体重は2500gギリギリらしい。
新生児用のおむつもブカブカ。
なんとも言えない気持ちでその様子を見ていた。
飲めるようになったらいっぱい飲もうね。
赤ちゃんの寝顔っていつまでも見ていられる。
寝ている息子を抱っこしながら過ごす幸せな時間。
この日は面会の後に出生届を提出しに行く予定があったので、後ろ髪を引かれる思いで病院を出た。
役所に着いて出生届を提出しに行く。
それと同時に子どもの医療費助成などの説明を受けたり手続きをした。
子どもの様子を聞かれたので手術を受けて入院していることを伝えると、「養育医療の給付」が受けられるかもしれないと教えてくれた。
「体の発達が未熟なままで生まれ、入院治療を必要とする子に対して医療の給付等を行う制度」らしい。
いくつか条件があるが、体の状態としては
①出生体重が2000gのもの
②生活力が特に薄弱であって、次に掲げるいずれかの症状を示すもの
(次に掲げるいずれかの症状として呼吸器、循環器系や消化器系などいくつか項目がありますが、長いので省略します)
役所の方の話によると息子の場合、②に該当する可能性があるとのことだった。
実は息子が入院している病院の事務員さんに書類などの説明を受けているときに、この制度についても説明をしてくれていた。
しかし、事務員さんには「息子さんは出生体重が2000g以上あったので、この制度の対象にはなりません。」と言われていた。
なので、養育医療については口頭での説明のみで書類がなかったこともあり、「小さく生まれた赤ちゃんに対する制度」という認識だった。
私「病院の事務の方に出生体重が2000g以上あったから対象外と言われたのですが…。」
役所「出生体重が2000g以上でも息子さんの場合、嘔吐が続いてて入院手術が必要ということなので対象になると思いますよ。支給認定されるかは審査会の結果次第ですけど…。申請には担当の先生に書いていただく意見書が必要なので書類をお渡ししますね。」
息子は対象になるのか。
びっくり。
役所の方が息子の様子を聞いてくれなかったら、自分の息子がこの制度の対象になるかもしれないということを知らずにいたと思う。
言われたことを鵜呑みにせず、自分で調べたりすることも大事だと思った出来事だった。
後日、病院で申請に必要な書類を書いてもらえたので養育医療給付の申請をし、審査会を経て無事に支給認定された。
とてもありがたい。
とうもろこしの季節!
シャインマスカット食べたい…
熊本県のトマトって甘いの多いよね?