しばらくして看護師さんが搾乳器などを持ってきてくれた。



S看護師「あとで先生からお話があるので、また声かけますね~。」



搾乳が終わり、息子の寝顔を見ていると事務の方が入ってきた。



提出する書類などについて話があった。



転院した日もそうだったけど、入院・手術っていろんな書類が必要なのね…。



事務の方と入れ違いに医師と看護師さんが入ってきた。



医師「おはようございます。」



挨拶のあと、医師とS看護師でパソコンを見たりしながらいろいろ確認をしていた。



医師「昨日手術してからは落ち着いています。痛み止めの薬を使わないで過ごせてるようですね。」



えっ、そうなの?



4センチほどの傷とはいえ、開腹手術してるのに痛み止めなしで過ごせるの?



泣いたりしたら傷痛むんじゃないの?



でも私たちが面会に来てからほとんど寝てるし…大丈夫なのか…。



息子にとって4センチは切り傷みたいなものなのか?



強いな!



医師「昨日も説明させてもらったと思いますけど、手術は閉鎖している部分と肥大している部分を15センチほど切除して縫合しました。残りの腸の長さも十分あるので人工肛門にすることなく、1番いい形で終えられたと思います。今はまだガスが溜まっていたり腸にむくみがあるので、しばらくは絶飲で点滴で栄養を補給して様子を見ます。経過がよさそうなら週明けから少しずつミルクを始めようと思います。」



あと数日は絶飲か…。



飲みたいだろうな…。



医師「今はおしゃぶりで我慢してね~。」



そう言って息子の頭を撫でてくれた。



医師「では、失礼します。」



医師は出ていき、看護師さんは残った。



S看護師「入院している間はお子さんの経過などを説明するために週に1回主治医と面談することになっています。」



看護師さんから医師の名前や曜日が書かれた表を受け取った。



S看護師「今の先生が主治医だから、○曜日か○曜日かな?面談室の前の机の上にノートが置いてあるから、希望する日と時間の所に名前を書いてください。」



私「わかりました。」



S看護師「じゃあ、何かあったら声をかけてくださいね~」





また親子3人の時間になった。



医師が来たときに息子はコットに戻り、そのまま寝た。



時々動いたり、泣きそうな顔をしたりするのを夫と見たり写真を撮ったりしていた。



しばらくそうして過ごしていると夫のお腹の音が聞こえた。



時計を見ると13時を過ぎていた。



私「お昼ごはん食べに行く?」



夫「そうやな。食べたあとどうする?」



私「どうするって?」



夫「産院戻るんやったら、送っていった後ちょっとだけでも出勤しようかと思って…。明日も休みもらうし…。」



私「そうやね。産院戻ろうかな。ずっと座ってるのもしんどいし…。」



夫「じゃあ、行こか。」



看護師さんに声をかけて、病院を後にした。








 



半額だって!買おうかな~?

 

 



ずっと気になってる…。

 

 



あんころ餅ってたまに食べたくなる。