☆この記事から「赤ちゃん」ではなく「息子」と呼ぶことにします。





私の腕の中で眠る息子。



とってもかわいい。



NICUの中はアラームなど機械の音がたくさんしていて赤ちゃんの泣き声も聞こえるので、静かとは言えない環境だった。



その中でも私たちの周りは静かで穏やかな時間が流れているように感じた。



カーテンで仕切られているというのもあるかもしれない。



家族3人だけの空間があって、看護師さんが時々様子を見に来るだけで他人の目を気にすることなく息子との時間を過ごせた。





息子は眠っていたけど、時々泣きそうな顔をする。



でも泣かずにまた眠るということが多々あった。



私「泣きそう。」

夫「ほんまや。」

私「あっ、寝た。」

夫「泣かんのかい(笑)」



そんな会話を何度かした。





しばらくして看護師さんが様子を見に来た。



S看護師「どうですか~?大丈夫?」



私「はい。パパ抱っこする?」



S看護師「そうやね。じゃあパパとママ座る場所交代しましょうか。」



息子を看護師さんに預けて夫と場所を代わった。



S看護師「はい、パパどうぞ~。」



夫が息子を抱っこするのは3回目。



緊張した面持ちだった。



S看護師「お母さん胸はどんな感じ?」



私「相変わらず痛いです。」



S看護師「ちょっと見せてもらってもいい?」



私「はい。」



S看護師「あー…すごいね。昨日産院戻ってからマッサージとかしてもらった?」



私「搾乳の前に少ししてもらいましたけど、あまり変わりませんでした。」



S看護師「そうかー。乳腺炎になる前になんとかしたほうがいいんやけどね…。搾乳する?」



私「そうですね…。しようかな。」



S看護師「じゃあ準備してきますねー。」



看護師さんが出ていった。





ふと夫のほうを見た。



夫は抱っこするというより、膝の上に赤ちゃんを置いて手を添えるという状態だった。



私「それ抱っこじゃなくて、置いてるやん(笑)」



夫「小さくてふにゃふにゃしてるから、抱っこするの怖い(笑)」



息子はほとんど寝ていたけど、抱っこしてお互い写真を撮ったりして穏やかな時間を過ごした。



「本当なら産院でこの時間を過ごすはずだったのにな…。」



そんなことを考えても仕方ないのに考えてしまう自分が嫌になった。



目の前に小さい体で手術を受けて、頑張って生きてる息子がいる。



それだけで十分幸せなことなのに。



この時代に生まれたから助けてもらえた命。



無事に健康に生まれることは当たり前なことじゃない。



わかっていたつもりだったんだけどね…。



まだ気持ちが追いついていなかったんだよね…。









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