搾乳が終わったので、言われたとおりナースコールをするとすぐに来てくれた。



助産師「終わった?まだまだカチカチやなぁ。熱も持ってるし、ちょっと冷やそう。保冷剤とかで冷やすのはあんまりよくないから濡れタオルにしようか。これ使って。」



私「ありがとうございます。」



助産師「じゃあ、母乳と容器持っていくね。搾乳器は今のところはここに置きっぱなしでいいからね。ご両親もう来るかな?」



私「たぶん来ると思います。」



助産師「わかった。3~4時間毎に搾乳してね。何かあったらナースコールしてね。」



私「あっ!すみません。明日のことなんですけど、赤ちゃんの面会に行きたいので外出してもいいですか?」



助産師「そうやね。面会行きたいよね。明日先生に聞いてみるね。」



私「ありがとうございます。」







さて…。



どうやって冷やそうか…。



濡れタオルの上から服を着ると服が濡れる…。



うーん…。



上半身裸でいるしかないか…。



どうせ個室だし。



上半身裸になってベッドに横になり、胸を覆うように濡れタオルをかけて、お腹が冷えないようにお腹から下に掛け布団をかけた。



こうするしか思いつかなかった。



親が来るけどこれでいいや。





しばらく横になってスマホを見ていると両親が部屋に入ってきた。



父「よっ。」



私「よっ。」



母「何その格好。」



私「胸が張ってて熱持ってるから、濡れタオルで冷やしてる。」



母「おっぱい溜まってるってこと?」



私「でも搾乳してもちょっとしか出てこん。」



母「そうなん。赤ちゃん大丈夫なん?」



私「腸を繋ぐ手術して無事に終わった。これから感染症とか術後のリスクがあるからなんとも言えんけど。」



父「腸閉鎖やっけ?」



私「小腸閉鎖。お腹の中にいるときに腸の血流障害が起こって腸閉鎖になるらしい。でもはっきり原因はわかってないねんてさ。」



父「そうか。大変やったな。」



他にも少し話をして両親は帰っていった。





はぁ…。



疲れた。



心も体も疲れた。



次の搾乳まで寝ようとしたけど、寝られそうにない。



何も考えたくないのに、いろんなことが頭の中をぐるぐるする。



気を紛らわすために動画を見ることにした。



いつもは好きで見ていた動画もこの日はおもしろく感じなかった。



内容が頭に入ってこない。



仕方なく音楽を聞いて目は閉じることにした。



いろいろ考えてしまうけど、目を閉じているだけでも少しは休めるかなと思った。



少しうとうとし始めた頃にセットしておいた搾乳の時間を知らせるアラームがなったので、結局寝られなかった。







 

これからの時期でも着れるパーカーがほしい。

 

 



これもかわいい♪

 

 



安いね!