産院に連絡した後、夫に電話した。
夫「もしもーし」
私「寝てた?」
夫「寝てた。」
私「破水したみたい。」
夫「えっ。じゃあ行くわ。」
私「まだいいよ。破水やったら入院ってことになるけど、今のところ陣痛もまだやし、破水の後すぐに陣痛が来るかもわからんから。」
夫「いいの?」
私「うん。とりあえず産院に行ってくる。また連絡するわ~。」
夫「はーい。」
夫と電話を終えると母の準備も整ってきたのでタクシーを呼ぶことにした。
妊娠中に陣痛タクシーに登録しておいたので、電話をかけると住所を言わなくても迎えに来てもらえたし、病院の名前や場所もわかっていた。
これ陣痛中にお願いするときにはすごくありがたいサービスだなぁと思った。
10分ほどで迎えに来てくれて病院へ向かった。
運転手さんが「ゆっくり走ったほうがいいですか?」など気遣ってくれたし、病院に着いて降りるときには「頑張ってください!」って声をかけてくれたので、ほっこりした気持ちになれた。
2人目があれば、またお願いしたいな。
夜中だったのでインターホンを押してドアを開けてもらう。
私だけLDR室へ案内され、内診をしてもらった。
助産師「破水してるけど高位破水やね。子宮口は2cmくらいかな?進み始めたら一気に進むかもね。今日はこのまま入院になります。今から着替えてNSTするね~。お母さんも入ってもらおうか?」
私「はい。」
助産師「あと、点滴の針も入れとくね。陣痛がこなかったときの促進剤とか出産のときに使うから。」
母も入ってきて少し話をする。
廊下で待っているときに父から今から帰ると連絡があり、産院に母を迎えに来るようだった。
NSTが終わってからも母と話をしているとき、何となく腰に違和感を感じていた。
生理のときのような痛くはないけど重だるい感じ。
このときはしばらく仰向けになってたから、お腹の重みで腰に負担がかかったんかな?と思っていた。
だから助産師さんにも母にも言わなかった。
今思えばこれが陣痛の始まりだったんだろうな。
しばらくすると助産師さんが戻ってきた。
助産師「お父さん来たけど入ってもらう?」
私「はい。」
……。
父「よっ。どうや。」
私「なんともない。破水しただけ(笑)」
父「そうか~。」
3人で雑談しているとまたまた助産師さんが戻ってきた。
助産師「お部屋の準備が出来たので、移動しましょうか。」
父と母も荷物を持って部屋まで来てくれたけど、真夜中だし陣痛もまだだしってことですぐに帰っていった。
そのあと助産師さんに部屋の設備の説明をしてもらい、何かあったらナースコール押してねと言って部屋から出ていった。
寝られるなら寝たほうがいいんだろうけど、眠気はどこかへいってしまった。
破水して目が覚めるまで2時間くらい寝ていたからか、頑張って寝ようとしたけど結局寝られなかった。
これ使ったら浴室の床が真っ白になった!すごい!